"SILK DEGREES" Boz Scaggs(Blu-spec CD)
produced by Joe Wissert
1. WHAT CAN I SAY(何て言えばいいんだろう)(3:00)
2. GEORGIA(ジョージア)(3:54)
3. JUMP STREET(ジャンプ・ストリート)(5:11)
4. WHAT DO YOU WANT THE GIRL TO DO(あの娘に何をさせたいんだ)(3:51)
5. HARBOR LIGHTS(ハーバー・ライト)(5:57)
6. LOWDOWN(ロウダウン)(5:15)
7. IT'S OVER(イッツ・オーヴァー)(2:49)
8. LOVE ME TOMORROW(明日に愛して)(3:15)
9. LIDO SHUFFLE(リド・シャッフル)(3:41)
10. WE'RE ALL ALONE(ウィアー・オール・アローン)(4:12)
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11. WHAT CAN I SAY(LIVE)(3:24)
12. JUMP STREET(LIVE)(5:07)
13. IT'S OVER(LIVE)(3:37)
【musicians】
David Paich: keyboards / Jeff Porcaro: drums / David Hungate: bass / Fred Tackett: guitar / Louie Shelton: guitar
Jim Horn, Tom Scott, Plas Johnson, Chuck Findley, Bud Shank, Dick Hyde, Paul Hubinin, Vincent de Rosa: horns / Sid Sharp: concertmaster
ボズ・スキャッグス( discography )の歴史的名盤 "シルク・ディグリーズ" ーーー。
1944年オハイオ生まれ、オクラホマ / テキサスで育った彼は、もともと田舎っぽくて泥臭いブルージィな音楽性が持ち味だったが、本作でよりソフトなソウルに方向転換。シティ感覚溢れる洒落たサウンドが、"AOR" ブームの口火を切る一枚となった。ドゥービー・ブラザーズにマイケル・マクドナルド( "If That's What It Takes" )が参加した時のように(笑)、古くからのファンには堕落しただの、軟弱になっただの批判されたが、そんなことはさておき600万枚を売り上げた名曲揃いの一枚。プロデューサーは EW&F( discography )のプロデュースを手がけたジョー・ウィサート。後に "TOTO" のメンバーになるジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ペイチ、デヴィッド・ハンゲイトら、若いL.A.周辺のスタジオ・ミュージシャンを起用。
10. WE'RE ALL ALONE
"想い出" の大好きな美メロ・チューン ーーー。LP発売当時の邦題は『二人だけ』。
「僕ら二人だけ」という意味の曲なのでコレが "正解○" なんですが、後に『みんな一人ぼっち』という、なんとも寂しい誤訳をつけてしまい、結果、今では原題のまま『ウィアー・オール・アローン』となっているようです。
でもボズ自身が「この曲の本当の意味は、ぼくにもまだ充分わかってない」と言っています(笑)。
どちらにしろ、美しい曲に違いありませんが。