ブラッド・ワーク
cast >> Clint Eastwood, Jeff Daniels, Wanda De Jesus, Tina Lifford, Paul Rodriguez, Dylan Walsh, Anjelica Huston, Mason Lucero, Gerry Becker, Dina Eastwood, June Kim ...
writer >>Brian Helgeland
producer / director >>Clint Eastwood（110min）
music >> Lennie Niehaus
「心臓移植」をした元ＦＢＩ心理分析官の男が、移植に絡む因縁により猟奇殺人犯を追うことになる様を描いたクライム・サスペンス ーーー。犯罪記者出身の作家マイクル・コナリーのベストセラー小説『わが心臓の痛み』をブライアン・ヘルゲランド（ "Mystic River" ← 監督と組む "L.Ａ. confidencial" ）が脚色、クリント・イーストウッド製作・監督・出演で映画化。いつものように音楽はレニー・ニーハウス、編集はジョエル・コックス。
２年前、元ＦＢＩ心理分析官テリー・マッケイレブ（Ｃ・イーストウッド filmography ）は、連続殺人犯 "コード・キラー" を追跡中、突然心臓発作で倒れてしまい、犯人を目前にして取り逃がした。幸運にも心臓を移植され、何とか一命を取り留めたテリーは早期退職をし、現在はクルーザーでの隠居生活を送っている。そんなある日、突然グラシエラ（ワンダ・デ・ジーザス "FLAWLESS" "DOWNTOWN" ）という見知らぬ女性が現れた。自分の姉を殺害した不可解な事件の犯人を捜してほしいというのだ。心臓移植をし、いつまた発作が起こるかわからないと断るテリーに、グラシエラは「その心臓は殺された姉のもの」であることを告げる。事実を知ったテリーは不安を抱きつつも、独自に捜査を始めるのだが・・・・・。
クルーザー生活の隣人バディをジェフ・ダニエルズ（ "Terms Of Endearment XXX" "SPEED" ）、テリーに借りのある古い友人、ジェイン刑事をティナ・リフォード（ "AMERICA'S DREAM" "Mandela And De Klerk" ）、アランゴ刑事をポール・ロドリゲス（ "ALI" "BAADASSSSS!" ）、ウォーラー刑事をディラン・ウォルシュ（ "The Lake House" ）、テリーの担当医フォックス医師をアンジェリカ・ヒューストン（ "Prizzi's Honor" "Gardens Of Stone" ）、グラシエラの甥っ子レイモンドをメイソン・ルセロ。
テリーのキャラクター設定・ストーリー展開・役者の選び方といい、間違いなく "イーストウッド作品"（笑）。老いて心臓に不安を抱えた主人公が、事件を追ううちに "勘" を取り戻し、活き活きと息を吹き返していくさまがイイ。それにしても、もうすぐ公開（4/25～）される "GRAN TORINO（グラン・トリノ）" 、ものすごく楽しみ♪♪
>> Suspense - filmography（サスペンス 映画作品一覧）
