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あなたの「心」、ちゃんと感じますか?

"E.T."(1982)

2008-09-04 01:35:02 | Drama
E.T.コレクターズ・エディション

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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cast >> Henry Thomas, Dee Wallace, Robert MacNaughton, Drew Barrymore, Peter Coyote, K.C.Martel, Sean Frye, Tom Howell, Erika Eleniak ...
special effects >> ILM
writer>>Melissa Mathison
producer >> Steven Spielberg, Kathleen Kennedy
director >>Steven Spielberg(115min)
music >> John Williams
soundtrack>>


遠い宇宙から来たあなたは "E.T."
地球で迷って仲間においてきぼり
でもひとりの少年に彼は助けられた

         これはエリオット少年と "E.T." のストーリー
         そしてふたりがひきさかれてしまう物語

     友情と発見と時間への挑戦
     遠くの星へ帰らなくてはいけない "E.T."
     そうしないとエイリアンとして 地球で死んでしまうのね
                     (昭和57年発行の映画パンフレットより)

遠い星から地球の探査にやって来て、ひとり取り残された異星人と少年との交流をあたたかく描いたSFファンタジーの名作 ーーー 映画史上最も愛される映画の一本。スティーヴン・スピルバーグ監督( filmography )の心憎い演出と、聴いただけで涙腺が緩むジョン・ウィリアムズ(← S・スピルバーグ作品とは切り離せない)のスコア。アカデミー賞4部門【作曲賞・視覚効果賞・音響賞・音響効果編集賞】受賞。『1982年オリジナル劇場版』+『20周年アニバーサリー特別版』+ 「誕生秘話」「メイキング映像」「スタッフ・キャスト インタビュー」etc. が収録された3枚組コレクターズ・エディション。

ET The Extra Terrestrial Trailer HD


アメリカ杉が茂る森の中に、静かに降り立った宇宙船から現れた宇宙人たち。だが彼らの地球植物の調査は、宇宙船の着陸を知った人間たちの追跡によって中断される。危険を察知した宇宙船はやむなく緊急離陸をするのだが、宇宙船から離れ、崖の上から “光の海(住宅地の灯り)” を見ていたひとりの宇宙人が間に合わず、取り残されてしまう ーーー。森林にほど近い郊外に住む、10歳の少年エリオット(ヘンリー・トーマス  "Gangs Of New York" "Legends Of The Fall" )は、裏庭でその “異星人” と遭遇! 見つからないように彼を “かくまう” ことに。兄のマイケル(ロバート・マクノートン)と妹のガーティー(ドリュー・バリモア  "Music And Lyrics" "Charlie's Angels" シリーズ ← 製作・出演)を味方につけて、"E.T." と名付けたその異星人との交流が始まったが、彼の “存在” を知っているのはエリオットたちだけではなかった・・・・・。

エリオットたちの母親をディー・ウォーレス( "CRITTERS" )、子供の気持ちがよくわかるキーズをピーター・コヨーテ( "Jagged Edge" "Femme Fatale" )、マイケルの友人タイラーをC・トーマス・ハウエル( "The Outsiders" "24" シーズンV)、エリオットの同級生をエリカ・エレニアック( "Under Siege" "CHASERS" )らが演じている。

当時もずいぶん話題になりましたが、"E.T." は実際に人間が "着ぐるみ" を着て「動き」を演じていたり、あの微妙な「表情」はロボットをリモコンで操作したりしています。しかも、作り物であることなどはまるで感じさせず、彼は確かにそこに “存在” しています。その瞳からは “やさしさ” が溢れ、“友達” と呼ぶことに誇りを感じます。まさに “映画の魔術” です。CGが当たり前の今、余計に驚かされ感心させられます。子供たちはブルー・バックやグリーン・バックではなく、実際に "E.T." と一緒に演じていたからこそ、内から溢れる自然な演技が生まれたんですね。26年経っても、公開当時劇場で観たときの “感動” が呼び覚まされ、さらに今の自分が感じる感動とが絡み合い、やはり涙が込みあげてきます・・・。

映像特典『E.T. 20周年アニバーサリー特別版プレミア』では巨大なスクリーンに映し出される映像にあわせて、100人ものオーケストラが “生” で演奏するという壮大で実に困難な試みを、ジョン・ウィリアムズの指揮でやり遂げたんですが、これがまた見事で、感動して大泣きしました(素晴らしい!)。

子供の頃の気持ちや感動を呼び覚ましたい方は、老若男女を問わず、その身を本作に委ねてぜひご覧下さい。ただ “素直” に楽しんでください。
見終わったら、清く美しくてあたたかい自分がそこにいますから ーーー。

>>  AFI'S 100 YEARS 100 CHEERS(2006)- filmography
>>  AFI'S The Greatest Movies 100(2007)- filmography

 


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