"Whitney Houston" Whitney Houston
produced by Narada Michael Walden, Michael Masser, Jermaine Jackson and Kashif
executive producer: Clive Davis
1. How Will I Know(恋は手さぐり)(4:28)
2. All At Once(オール・アット・ワンス)(4:26)
3. Take Good Care Of My Heart(やさしくマイ・ハート)(4:15)
duet with Jermaine Jackson(デュエット:ジャーメイン・ジャクソン)
4. Greatest Love Of All(グレイテスト・ラヴ・オブ・オール)(4:56)
5. Hold Me(ホールド・ミー)(6:02)
duet with Teddy Pendergrass(デュエット:テディ・ペンダーグラス)
6. You Give Good Love(そよ風の贈りもの)(4:34)
7. Thinking About You(シンキング・アボウト・ユー)(5:24)
8. Someone For Me(サムワン・フォー・ミー)(4:58)
9. Saving All My Love For You(すべてをあなたに)(3:56)
10. Nobody Loves Me Like You Do(夢の中のふたり)(3:47)
duet with Jermaine Jackson(デュエット:ジャーメイン・ジャクソン)
叔母にディオンヌ・ワーウィック( "We Are The World" "Journey in Black: LUTHER VANDROSS" )、母にゴスペル・ベースのシンガー、シシー・ヒューストンを持ち、しかも才色兼備のサラブレッド、ホイットニー・ヒューストン( "The Bodyguard" "Waiting To Exhale" "The Preacher's Wife" ) のデビュー・アルバム "そよ風の贈りもの" ーーー。
1963年 8月 9日生まれのホイットニーは、11歳でジュニア・ゴスペル・クワイアに入りニュージャージーの教会で唄い始め、N.Y.のナイトクラブで母親とパフォーマンスしていたところ、アリスタ・レコードの社長クライヴ・デイヴィス(← 本作のエグゼクティヴ・プロデューサー)の目にとまり、1983年にアリスタと契約、本作でデビューを果たした。17歳から20歳にかけて、彼女はトップ・モデルとして『コスモポリタン』など一流誌の表紙やグラビアを飾り、デビュー前の1984年 "2曲のデュエット" で、ルックスだけでなく実力も兼ね備えていることを堂々と披露し "噂の人" となる。1曲は自動車事故で再起不能とまでいわれたテディ・ペンダーグラスがカムバックしたアルバム "Love Language" に収録された 5. Hold Me、もう1曲はジャーメイン・ジャクソンのアリスタ移籍第一弾 "Jermaine Jackson" の 3. Take Good Care Of My Heart 。
モデル出身の抜群のプロポーションを最大限に活かしたこのジャケットといい、25年ほど経っても色褪せない、衝撃的なデビュー・アルバムにして彼女のこれ以上ナイ "名盤" です ーーー。
母シシーやランディ・ジャクソン(← ジャクソン・ファミリーの七男)らもヴォーカルで参加。
胸をときめかせながら "どうしたら わかるの?" と、恋を手さぐりしている感が実に初々しい。
作者マイケル・マッサーによるプロデュースで、ホイットニーと母シシーが共演している Music Video が
ショート・フィルムのように素敵(秀逸)。これを観ると母を想い出して、なぜか涙が出てきます。
当時私が聴いたり観たりしていたものは、母も自然と覚えてしまい、
ホイットニーの実力と美貌は母も認めていましたからね(笑)。
ここに載せた4曲の video は、当時LDで何度も何度も繰り返し観ていましたから、
隅々まで記憶に残っています(今はDVDもありますが・笑)。
彼女の "音域" と "喉" を活かしたヴォーカルは実に秀逸で、切なく辛い "不倫" を唄ったものながら、
想い入れの深い一曲 ーーー。この video は4分弱の "ドラマ" です。
まだマライア・キャリーも現れず、"diva(ディーヴァ)" の名を欲しいままに "輝いて" いたホイットニー。
"I Look To You" で完全復活・・・などと言われているようですが、いやいや声のトーンが全く違います!(苦笑)
残念ながら、本作で聴かせたようなキレのある "透き通った高音域の声" はもう二度と取り戻せないでしょうね。
>> 'funky - soulful'(CD/LP)- discography
独身時代、レコード屋さんに居たので
洋楽もメッチャ聴いたよ♪
時々、お邪魔させていただきますね~♪
当時は「貸しレコード屋さん」のオジサンとも顔馴染みだったなぁ(懐)
・・・新譜をイチバンに借りるためにね♪(笑)
このアルバムを聴くと当時のことが鮮やかに甦ってきて
自分の部屋や実家の風景や、家族や友だちのこと、
夕飯の美味しそうな匂いまで、今にも香ってきそうな気がする・・・(回想)
また気が向いたときにでもお越しくださいませ♪