福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

杉の積み木箱の組み立て 後篇

2013-12-08 23:06:14 | 製作記録
木箱本体の目違い払い ↓





部材同士を組み合わせた時に出る、接合部のずれ(段差)を、

カンナと鑿を使って平面にします。



前回、木栓と埋め木をした切り口も合わせてベルトサンダーで平らにします ↓







仕上げ塗装 ↓






今回、仕上げに使う塗料は、ドイツのリボス社のクノス ↓






水がかかっても、シミになりにくい自然オイルです。

下塗りには、同じくリボス社のメルドスという自然オイルを使っています。

積み木には、このメルドスだけを軽く塗装してあります。

オイル塗装は、刷毛でなくウエス(布)でふき取るように塗ります。



塗装後、木栓と埋め木部分がなじみました ↓











続いて、タイヤの取り付け ↓






一つのタイヤに使うパーツ ↓





M6のボルト、SLナット、ワッシャー3個。




箱本体へ取り付け ↓






ボルトは、六角レンチで締め付けられるようになっています。

写真では、小型のインパクトを使っていますが、やはり手で加減しながら締め付けたほうが間違いないです。



固定完了 ↓





このSLナットは、緩まないように、ナットの先端に爪がついており、ボルトのネジに食い込むようになっています。




タイヤがつきました ↓





このタイヤも屋久島の木で作ってあります。




スタッキングできます ↓







そして最後は、紐を取りつけます。


端末処理は、ライターであぶって解れないように ↓






取っ手に結んで ↓






本体に取り付けて完成 ↓







積み木もさることながら、この木箱もなかなか手間がかかっております。



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