福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

帰省日記 3

2012-08-31 22:51:11 | 日記

帰省先は私の実家で、愛知県の犬山市というところです。

現存する最古の天守閣で有名な犬山城、世界を凝縮したリトルワールド、

明治時代へタイムスリップの明治村、木曽川の鵜飼、

屋久猿がいる日本モンキーパークなどなど、色々と見て周るところはあるのですが、

今回の帰省の目玉はナガシマスパーランドなのです。


当初の予定では、ナガシマスパーランドでも、

遊園地とアンパンマンミュージアム(隣接しています)がメインだったのですが、

真夏ということもあり、子供の要望でプールがメインとなりました。


帰省二日目に、実家の母と一緒にナガシマスパーランドへ。

高速道路にも乗ることだし、実家の母の車ではちょっと小さいかなということで、

トヨタレンタカーにてプリウスを手配。

そこでチャイルドシートもレンタルして5人で出発。

1.8リットルのプリウス、車内はそれなりの広さかと思いきや、

意外と狭い、流線形のデザインを優先しているためと思われる。


これでは実家の車でも間に合ったかなあと、ちょっぴり後悔しましたが、

高速道路での走りは想像以上に上々で、高速走行での安定感はもとより、

なんといっても100kmで走ってもすごく静かだったので驚き。

普段、軽自動車ばかり乗っている身にとっては快適ドライブ!


1時間ほどでナガシマスパーランドへ到着。

出発が予定より大幅に遅れてしまったので、時間はもうお昼に近くなってしまった。

用意した弁当を車内で食べることに。

天気はサンサンギラギラ真夏日なのでエアコンをかける。

ハイブリットのいいところは、エンジンが切れていても普通にエアコンを使えるところ。

普通の車ですと、エンジンをかけるのでエンジンの熱だけでも暑く、

さらに排気ガスとエンジン音が出てしまうので周りに気を使ってしまう。

その点、この車は上品な感じがします。


さて、いよいよ園内へ。

すでに駐車場は半分くらい埋まっていたので入り口まで数百メートルと歩かなければいけません。

ですが、ちゃんと屋根付きの通路があり、更には、天井には数メートルおきに

業務用の強力扇風機が回っているではありませんか。

一体全部で何台、いや何百台?の扇風機をフル稼働しているのか。

いやはや、凄い電気代が掛かるなあと、そんなことが気になってしまう。

が、入園料はそれなりに高いです。

しっかりと元を取っていますね。


まあ、しかし凄い人、人、人・・・

夏休みですね。

大賑わいです。

早速プールへレッツゴー。


プールも凄い状況に。

プール面積に対して人のほうが多い!

上空から見たら、水面と人との割合は3:7くらいでしょうか、

これでは悠々とは泳げないですね。

泳ぐと言うよりは、浸かると言った方が適切です。

それでも子供達は大はしゃぎで制御するのに大変。


1歳の息子は大きなプールへは入れないので、屋根付きの幼児用のプールエリアへ。

幼児用なのですが、沢山のプールがあり、プールと言うよりも、

水のアミューズメントパークみたいなスケールで、

まだ水に不馴れな息子でしたが色々な経験をして楽しんだことと思います。


2時間ほど遊んだところで、せっかくだから遊園地の方へ移動。

実は、子供にとって遊園地は初めてで、今回がデビューとなりました。

二人とも幼児ですから、大した乗り物には乗れないのですが、

それでもやはり初めてですから、見るものすべてが新鮮で、

恐らく子供から見れば夢の国でも来たような感じに映ったのではないかと思います。

それにしても、初めてのメリーゴーランド。

娘は有頂天そのものの顔つきでした。

そんな写真を撮りたかったのですが、実はワタクシ、

デジカメと携帯電話を実家に忘れてきてしまったのです。

大ショックです(涙)。

大人になって、こういうことにはきっちりとしていたのですが、

年々、ボケてきているのでしょうか、ちょっと先行き心配になってしまいます。

まあ、無いものは無いので仕方の無いことですから、

今を楽しもうと割り切って、カメラのことは忘れましょう。


まだつづきます。



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帰省日記 2

2012-08-30 23:18:24 | 日記

帰省日記の続きです。

屋久島と鹿児島空港間は、僅か30分程のフライトで、

飛行機が高度を上げてしばらく飛んだかと思うと、

着陸に向けて高度を下げ始めるので、

横から見たら台形、ひょっとしたら三角の形をした飛行となると思います。


というわけで、あっという間に鹿児島空港へ着陸体制に。

天気は曇り時々晴れで、雲の合間から地上が見え隠れして、

高度を下げていく度に、雲に入ったり出たりと、景色に変化があって娘は面白がっていました。


鹿児島空港へ到着後、中部国際空港へ向けて乗り継ぎ。

数年前までは、JALとANAの2社が、鹿児島-中部空港間があり、

飛行機の席にもゆとりがあったのですが、今ではANAの1社だけになってしまいました。


さて、鹿児島空港での楽しみの一つは空港入り口にある足湯です。

しかし、今回はあまり時間にゆとりが無いのでパス。

そのかわりに搭乗ロビー内にある軽食屋さんのむらさきいもソフトを頂く。

このソフトクリームがなかなかおいしくて、ちなみにお値段は330円とちょっとお高めですが、

ソフトのもっちりとした触感がたまりません。

家族で頂き、旅行気分が盛り上がります。


ほどなくして、出発時間が近づいてきたので搭乗口へ。

こんどはプロペラ機でなく、そこそこの大きさのジェット機です。

また、型も新しいようで機内もきれいで、2~3席ごとに天上にテレビモニターが出てきて、

さらにはポケモンのアニメが上映されたので娘のテンションはどんどん上昇!


田舎育ちですので、こういう近代的、モダン的なものに触れると、

まるでおとぎの国へ来たような錯覚になるのでしょうか、

すでにリミッター機能が効いておりません。

ブレーキの利かない車と言いましょうか、

コントローラーの無いラジコン飛行機と言いましょうか、

親としては制御するのに大変です。


そんな心配をよそに中部国際空港へ到着。

いつも思うのですが、この空港、無駄に広いような気がします。

というのも、鹿児島から来ると、到着口が一番端っこの方で、

数百メートル、ひょっとすると1キロメートルくらい歩かないと空港出口までたどり着かないような感じがします。

ですので、動く歩道をいくつも乗り継いで移動。

子供にとってはこれもおもしろいのでしょう。

一人で走り出し、勢い余って逆方向の動く歩道へ乗ろうとするので目が離せません。


いつの間にか時間はお昼の1時を過ぎいるのでお昼ご飯を空港のレストランでとることに。

レストラン街へ行くと、夏休みのせいか、人、人、人・・・

何かのお祭りでもあるような賑わい。

中部国際空港の飲食店は一見華やかな感じなのですが、いざ食べようと思うと、

なかなか落ち着けるようなお店は少ないようで、

洋食は胃にもたれそうなので、適当な和食屋さんを探す。

適当にうどんセットのようなものを注文して頂く。

これが思ったよりもおいしくて、うどんの腰がたまらなくよかったです。


お腹も満たされ、そろそろ電車に乗ろうかという時に、

娘が目をつけていたアクセサリー屋さんへ立ち寄りたいと言い出す。

まあ、折角の旅行だから、許可する。


母娘ペアはショッピング。

女性の買い物に付き合っていると体力が消耗していくので、

父息子ペアはお店前のミニ噴水広場で休憩。


さて、ゆっくりするかと思ったのもつかの間、

息子が噴水の縁を歩きたいと言い出す。

正確には、言葉は喋れませんので、ゼスチャーと視線と

アッとかウッとかいう数少ない言語?で、

何がしたいのかわかってしまう。


まあ、折角の旅行だからということで、両手を持って歩かせてみる。

息子は普通に歩けるのですが、まだバランス感覚が十分でないので、目が離せない。

噴水の縁を1周、2周となかなか上手く歩くじゃんと思い、

一瞬目を離してよそ見をした時に、いきなり繋いでいる手に、

まるで油断している時に魚がえさに食いつき、竿を持っていかれるような勢いで、

グイッと引っ張られる、アッと思ったその刹那・・・

脳裏には池ポチャの映像がよぎる。

咄嗟の反射神経、というか条件反射により、

即座に手を持ち上げるも、すでに時遅し。

片足が見事に、靴の中までびっしょりと濡れてしまいました。

コラー(怒)といいたいところですが、

まあ、折角の旅行と言うことで大目に見る。


確かサンダルがあったなと思い、

靴と靴下を脱がせて履かせてみる。

そして歩かせてみる。

よちよちで歩きにならない。

そういえばまだサンダル履かせたこと無かったなあ。

これでは無理だ。

たまたま、替えの靴があったことを思い出す。

新品の靴。ここで役立つとは思わなかった。

子供相手だと一瞬先が闇、何が起こるか想定できません。


ほどなくして、母娘のショッピング終了。

やっと、ごちゃごちゃ地帯を抜け出して空港駅へ。

まだ時間にゆとりはありましたが、切符を購入し、早目に駅構内のベンチへ。

ここまでくれば、想定外のリスクも減って親も安心。


しばらくして電車が来たので乗車。

ここで息子の靴を脱がせてベンチで休んでいたため、

電車が来た時に咄嗟に抱っこして移動したので、新品の靴のことを忘れてしまう。

車内の座席に着いたときに、ベンチの向かいに座っていたご婦人が靴を届けてくれてやっと気づく始末。

危ない危ない。

最後の最後まで油断できないのでした。


つづく。




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帰省日記 1

2012-08-29 23:12:41 | 日記

昨日、二年ぶりの帰省から無事に帰ってきました。

台風15号が心配でしたが、運よく過ぎ去った後でしたので飛行機も無事に飛ぶことが出来ました。

一週間の期間でしたが、あっというまでした。


ということで、家族旅行の思い出として、帰省日記をここに書き留めて置くことにします。


5歳の娘は3回目の帰省になりますが、1歳の息子は今回が初めてです。

飛行機も長距離の移動も初めてで、少し心配でしたが、病気も怪我も無く行って来られたことに感謝です。

今回のように長期の帰省は、今後、行けるかどうかわかりませんので、

子供達に色々と経験して存分に楽しんでもらおうと計画したもの。


初日は移動日。

まずは屋久島空港から出発。

飛行機を初めて目の前で見る息子は早くも興奮気味で、

言葉はまだ話せませんが、しきりに飛行機を見て何か言っていました。


屋久島空港では、空港建物から飛行機まで歩いて搭乗します。

そして、飛行機は滑走路の始点まで移動。

プロペラの勢いが増すと、どんどん加速していって、ガタガタと振動し始め、フワッと離陸。


このなんともいえない緊張感、自分の身を、命を、この飛行機とパイロットに預けていることを実感するひと時。

飛行機初デビューの息子は・・・

多少緊張気味ですが、男としての興奮がそれを上回っているのか、

何かを見定めるべく? 瞳がきらきらしていた様な。


また、5歳の娘の方は、この旅行を、計画が持ち上がった2ヶ月前からずーっと楽しみしていて、

親は、このチャンスを最大限に活かすべく、旅行を人質に取り、

出発までの期間に勉強をしてもらうように仕向けるのでした。


丁度、夏休みということもあり、子供にとっての時間は無限大にあるようなもので、

毎日のように、ひらがな、たしざん、時計の読み方ドリルを頑張ってもらうことに。


とはいえ、未就学の子供ですから、集中して机に向かう習慣はなく、

遊びに行きたい、テレビみたい、あれしたいこれしたい等など言ってくるのですね。

そんな時に、「 り ・ ょ ・ こ ・ う 」という、娘にとって、

この上ない魅力的な、まるで魔力を持った言葉をチラつかせるのです。

これが効果抜群 ← 大人の(悪)知恵です。

このおかげで、ノルマを設定したドリルを無事終了し、出発日を迎えるのでした。

もちろん飛行機に乗っている娘は、それはもう最高の笑みで輝いていました。

そんなわくわくしている子供達を見ているだけで親も幸せな気分です。


つづく(予定です)。




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杉のフリーラック

2012-08-18 10:08:23 | キャビネット

杉のフリーラックです ↓




写真では見えませんが、キャスター付きで、移動が楽々です。


実はこのフリーラック、記憶は定かではありませんが、5年以上前に製作したもので、

お客様より汚れが目立つようになってきたので塗装しなおして欲しいとご依頼頂いたもの。

まだ、趣味で作っていた頃の作品で、格安で製作したものです。


ですので、この作品を見れば、格安だけあって、技術経験が未熟であったことが一目瞭然。

うーむ、結構仕上げが荒い。

細部の接合部分も大雑把。

さらに、使ってある杉材も、節とか欠けとか目立たないところですが大胆にあったりと、

詰めの甘い作品となっておりますね。

おまけに板剥ぎも、所々隙間が開いてきたりしていて・・・


再塗装前に下処理をして修正し、汚れを落とす。

使うのは、水性のペンキ。

0.7リットルで1600円位するので、ペンキとしては上等な部類に入るのかな。

地元のホームセンターで売っているので、最近このペンキを使う機会が多くなってきます。


まあ、プロの木工家なんかは、こんなペンキ塗装はしないと思いますが、

お値打ちな値段で木工品を提供しているわたくしとしてはペンキ塗装もOKとしています。








寸法: 高さ760mm 幅1100mm 奥行き350mm

材料: 地杉

塗装: 水性ペンキ塗装



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夏真っ盛り

2012-08-17 21:52:48 | 日記

昨日までお盆休みを頂いて、

今日から仕事再開。

お盆の間は、ほとんど家で過ごしておりました。

子供の勉強に付き合ったり、草刈したりと、平凡な毎日でした。


特に、これと言って何もしなかったので、具体的に何をしていたのか忘れてしまった。

そういえば、昨日、何に食べた?と聞かれても即答できません。

平和ボケしているのしょうか。

もう少し緊張感をもって過ごしたいものです。


さて、今日から仕事再開。

数日振りで、まだ頭と体が仕事モードへ切り替わる前に、

途中であった木材加工を何気に取り掛かったものの、

いきなり図面の読み違いで、カンナをかけて用意してあった部材を、

設定寸法より短く切ってしまった(泣)

あーもったいない。

少し落ち込むが、気を取り直して、足りなくなった部材を一から揃える。

ボーとしていると、ろくなことありませんね。


しかし、今日も良い天気です。

いかにも夏らしい入道雲が、真っ青な空をバックに、ひときわ白く輝いている様はいいものです。

良い天気が続きますが、時々いきなり曇って突然雨が降るので要注意。


今月上旬は32度前後の非常に蒸し暑い日が続いたりしていたのですが、

最近は、30度前後と幾分か過ごしやすくなってきたような気がする。

とは言っても蒸し暑いのには変わりなく、汗ダーダーで仕事してます。

恒例となった、お昼前の水浴びがたまりませんね。


この水浴び、今月からは、朝起きてからも、軽ーくストレッチした後にしています。

朝方は、まだ空気がひんやりとして、最初は水が冷たく感じますが、

すぐに慣れて、だんだんと気持ちよくなってきます。

朝日を浴びながらの水浴び、サイコーです。

夏の、幸せを感じるひと時。

この恵まれた環境に感謝です。




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記念日

2012-08-15 22:03:14 | 日記

今日は終戦記念日ですね。


ふと、既に他界している祖父のことが頭をよぎりました。

子供の頃、座敷の額縁に勲章らしきものがいくつか飾ってあるのを思い出しました。

なんでも、負傷したので貰えたみたいなことを言っていたような。


祖父からは、戦争そのものについての話は殆ど聞かなかったと思いますが、

戦時中は皆大変であったことは夕食後、お酒が入るといつも同じ話ばかりをしていた記憶がある。

私がまだ小学生の頃だったと思う。

当時は、まだ小さいということもあり、

戦争どころか、歴史そのものについての認識力がなく、

折角の貴重な話なのに興味を持って聞かなかったので、あまり記憶に残っていない。


今思えば、戦争体験というものは、どんなものか想像できません。

「硫黄島からの手紙」など戦争映画はいくつか見ましたが、

やはり生で体験しなければ、どんなものであったかはわからないでしょう。

ただ、多くの犠牲の上で今があるのは確かなことで、亡くなった方々に対して、

そして戦後の復興に心血を注いでこられた方々、また、それを支えたご家族など、

国民皆様、更には国土そのものに対しても哀悼と感謝を捧げたいと思います。




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どれにしようかな

2012-08-11 21:55:31 | 日記

杉の材料選び ↓





製材所より仕入れた杉材を数ヶ月自然乾燥させて、いよいよ出番。

ベンチの座面に使用します。

一台のベンチにつき、4mの角材(一寸×二寸)を2本(歩留まりを考慮して)使います。

今回は、3台製作予定なので、2本の組×3台分の計6本を選択しなくてはなりません。


さて、どれとどれを組み合わせようかな。

色と木目、それと材料の感触(重い軽いなど)を吟味します。


思い通りの材が見つかれば嬉しい・・・。

なかなか見つからないと苦しい・・・。


妥協を許さず粘り強く、

または、エイヤッーと潔く、

時には、とっかえひっかえしながら堂々巡りに・・・

これが、何だかんだと結構楽しい時間なのです。



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壷の木箱

2012-08-04 00:13:21 | その他作品

壷の木箱です ↓





海外で購入した記念の壷の保管用にと、木箱のご依頼を頂いて製作しました。


急いでいないので、仕事の合間にでも作って下さいとのこと。

丁度、梅雨前にお話を頂きまして、

板材を、荒木取りをして自動カンナで厚めに削って放置しておく。

梅雨に入り、高温、高湿度になってしまったので、更に放置。

梅雨があけ、たまっていた仕事を優先して、またまた放置。


その間、どういうデザインにしようか、思い出したときに思案。


やっと、手すきになって製作開始。

天気は上々。


しかし、蓋のデザインが、なかなか決まらず、

製作しながら、現物でイメージし、合わせながら、ようやく形になる。


お任せでご注文頂いたもので、

お客様のところへ持っていくまではドキドキ。


先日、いざ納品。

思った以上に、喜んでくださり、私も嬉しい。



蓋を開けるとこんな感じ ↓







寸法: 内寸角230mm 内寸高さ280mm

材料: 地杉

塗装: オイルフィニッシュ




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知ってしまったからには

2012-08-01 23:42:54 | 日記

世の中、知らないままに済んでしまうものもあれば、

逆に、知ってしまった以上、無視するわけにはいかず、

そうせざるを得ない、そうしないと気が済まない、

どうしても放って置けないことがあるものです。


一方、見て見ぬ振り、知っても関心を持とうとせずに、

まあいいっかと自分自身の良心に蓋をして知らなかったことにすることもあります。


世の中、色々とありますので、その時の状況や心の状態に応じて、

やるだけのことはしてすっきりしたこと、

また、できたのにやらずに後悔やしこりが残ったことなど、

自分の人生を振り返ってみて両方あります(特に私の場合、後者の方が・・・)。



あるブログで政府がこんなこと ↓ をやっているのを知ってしまいました。

「エネルギー・環境 に関する選択肢 」に対するご意見の募集について


時々ニュースで話題になったりしている原発依存度における、

ゼロシナリオ、15シナリオ、20~25シナリオの件です。


そして、こちらが ↓ 内閣府が提示する内容です。

エネルギー・環境に関する選択肢 <概要>


最後に → ご意見の投稿ページ (提出期限は8月12日まで)です。


中身を見てみると、まあ、なんといいますか、

当たり前ですが、政府目線から作成されたもので、国民の大半を占める庶民から見れば、

いまひとつ判りにくい、ピンと来ない感じの内容です。


サーと目を通しただけで細かくは見ていませんが、

机上の理論とか、限定した範囲内でのシュミレーションした数値・計算とか、

これの作成に相当な労力が使われていると察します。


これをベースに意見を募集しても、何だかなあ~というのが第一印象で、

正直、投稿にはあまり気が進まず、知ってからも、しばらくは見て見ぬ振りをしていたのですが、

やっぱり、どーしても気になってしまうのです。


反原発運動やデモ集会とかはどうも性に合っておりませんが、

一国民として、国に対して、何かしらの態度表明といいますか、

一つの意見を言える機会があり、今後の政策について必ずしもすべて反映されるわけではありませんが、

先々、あの時やはり意見しておくんだったと後悔しない為に、

自分の気持ちをまとめて置くためにも投稿することにしました。


投稿には、個人の氏名、住所、年齢、連絡先などを明記することになっており、

当初、ちょっと気が引けましたが、よく考えてみると、匿名で出すものよりも、

個人の責任において出す意見ですから、それなりの重さはあると思います。


国民の多くが無関心のままでいれば、恐らく、ますます政府の都合の良い方に流れて行くでしょう。

政治、社会、経済と色々としがらみがありますが、

すべての判断基準は、「人として」が前提だと思います。

立場とか名誉とか義理とか利権とか、

会社、組織、グループの人間だからと考えるとおかしくなってしまいますよね。

あまり理屈っぽいことに囚われることなく、素直な気持ちで意見させて頂きました。




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