奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その94)

2016-11-26 18:44:41 | 奈良・不比等
奈良テレビの放送(ならフライデー9・平成28年11月25日)で、「笑い飯・哲夫(わらいめし・てつお)」が奈良の交通の歴史を変えた「近鉄」を取材する番組を観た。-------
「地方へ行くと、鉄道ではJRが圧倒的な交通網で地域の人々の足となっていますが、奈良では近鉄が大きな存在感を持ち、歴史的にもその沿線にそう形で街が作られてきました。また社寺が数多く存在する奈良の状況も俯瞰し、近鉄は路線を延伸していきました。奈良の発展に大きな役割を果たしたといえる、鉄道・近鉄を考えます。」--------
近鉄の奈良線沿線の住宅地開発により、奈良県の人口が70万人増えて、現在140万人となっている。これらの住宅地は京阪神のベッドタウンとして機能してきたが、今や老齢人口の集住地となり果てた。老人だけの街になると奈良県や市町村の税収は大幅に落ち込み行政サービスの支出のみが突出し、夕張市の様な破綻の危機が迫ってくる。既に黄色の信号の処もある。この人口増加の始原的な責任は戦後の近鉄の沿線の住宅地開発にあるのだが、そう云って見ても詮無いことであるが、当時、近鉄の口車に乗って今も住んでいる沿線の住民(戦後の外来人)の責務は果たしても可笑(おか)しくはない。故郷納税するなり、地元奈良県で散財するなり、経済的貢献をすべきである。----
奈良県の元(戦前)の70万人(江戸時代は40万人以下)は観光と伝統産業と地産地消の農業で生きていけるが、戦後、奈良県に住みついた近鉄沿線の住宅地に住む人々(外来人)のための仕事は無いし、老後の面倒を見ることもできないと。-----
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