2年ほど前に知人から譲り受けた「フウラン*松ノ葉ラン」です。知人は園芸専門のカタログ通販で仕入れたらしいのですが、同じ交配種で根の綺麗な「松葉牡丹」なるモノがあると聞きました。我が家の木も時期によっては綺麗な根を見せますが、この春先は赤根程度でした。花ものとして面白そうなので猩々と交配してみました。来春の鉢上げになると思います。
春出しの苗も馴化の早いものは、ぐんぐん根を伸ばします。3月に鉢上げした曼珠沙華のセルフ苗も生長が早い!寄せ植えの中に何本かのルビー根を発見しました。こりゃ見事な発色です。ボトル内で綺麗な根があるのは確認していましたが、鉢上げ後にここまで綺麗になる苗があるとは思いませんでした。ボトル購入された方は、再確認してみてください。
確か5~6年前だったと思いますが、「海皇丸」のセルフ実生で作出された1本!小型で色素濃く、海皇丸とは、また違ったモノになっています。その後、同じものは出来ずにいますので、子を外しながらせっせと増殖中です。小さな割り子でよろしければ数本残っていますので販売も可能です。
H16年・達磨型の「無双丸」をセルフして偶然生まれた縞の木!
H17年~H18年の2年間、通常の2倍の期間、無菌培養した後にH19年の春にボトル出ししました。
「無双丸」のような羅紗葉ではないので、無双丸の縞とはいえませんが、やや艶葉の豆葉で、いままでに無い豆葉の縞だと思います。
この木からは、虎の子も出ています。近いうちに青の子を整理整頓しようと思います。
かなり年数作り込んでいる「大無双」がありますが、そこから斑入りの紅無双が何本か出たことがありました。写真の割子は、一番最近のもの。いままでの数本と比べるとかなりハッキリした綺麗なものです。ちと期待しつつ、いましばらく観察してみたいと思います。この親木から、いつかは縞でも出すのでは?と大事に扱っていますが、どんなでしょうか・・・。