憧れのラテンボディ・ダイエット!

Health&PeaceなZOUKダンス「BIOZOUK(ビオズーク)」の話を中心に健康や運動について話してます。

0化へのいざない

2017-05-24 23:57:44 | 日記
鈴鹿に移住したのは四十代最後に出会った「サイエンズ(SCIENZ)」を本気で学びたく思ったからです。

サイエンズの意味は、Scientific Investigation of Essential Nature(科学的本質の探究)の頭文字、"SCIEN" と、Zero(ゼロ・零・原点・無・空などの意味)によるもののようです。

そこに行き着くためには二十代に精神も生活も全てを捧げた「新体道」があったからだと思います。



1980年代後半はバブル絶頂、その中で「気」ブームが起きました。

マスコミではよく「気」があるのか?ないのか?なんて論争していました。

そこで「触れないで相手が飛ぶ!」ということで西野流呼吸法や合気道など共に評判になったました。


自分も当初、新体道の道場があった茗荷谷まで行き稽古を見学したのですが、何をやっているのかわからん状態という印象だったので、創始者である青木宏之が書いた「からだは宇宙のメッセージ」(地湧社)を購入して帰りました。

その当時として「1600円は高いなあ〜」と思って帰ったのはよく覚えてます(笑)


しかしこの中で出てきたワードはプロレスに憧れ、高校時代から空手を齧っていた自分には衝撃的でした。


それこそ当時は「遠当て」と言って先にも触れた「触れずに相手を倒す」技がここのスタイルの究極と聞いていたから興味を持っていたのですが、この本に書かれていることは全てを捨てて「0化」しなさいなんてことなんです。

普通の武道書ならテクニックがだいたい説明されているんですが、思想書なんですね。


ですから本気で世界のみんなが新体道をすれば平和になると信じて、二十代前半はそんな活動していました。


その後はやはりどこにでもある組織のごちゃごちゃに嫌気がさして抜けてしまいましたけど、今でもこの本は僕のバイブルです。


ということで少し目次を紹介します。興味のある方はぜひご一読を、今的に言えば武道のパラダイムシフトと言えると僕は思っています。


第1部 新体道の世界

 第1章 空の発見
     
    本来の自分にかえる
    一+一=一の世界
    武道・宗教・芸術の統合
    人間の営みに上下はない
    自然の動きとは何か
    からだは宇宙

 第2章 動の瞑想・新体道

    動きながらの瞑想
    宇宙と一体になる
    真の人間交流
    新体道的武術の結晶

 第3章 武道史は終わった
  
    守、破、そして離
    日常性への還元



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