上野の東京国立博物館で開催中の特別展京都に行きました。
京都展といえば、伊勢丹で、またいつものようにいづうか花折の鯖寿司、川端道喜の水仙ちまき、さらには出町柳のふたば大福でも買うのかと思いましたが、今回は違います。
東京国立博物館が主催です。中身はおおむね、洛中洛外屏風の紹介、御所・仙洞御所のコレクション、竜安寺の4K画像と竜安寺のかつての収蔵物、二条城のふすま絵といった展示です。御所、龍安寺、二条城という京都の有名な観光スポットにかかわる展示となります。これで金閣寺、銀閣寺、清水寺が入れば、修学旅行という感じがします。
さて、洛中洛外屏風は、舟木本(トーハク所蔵)、上杉本(米沢)、歴博乙本(佐倉)、勝興寺本(高岡)が展示されています。洛中洛外図屏風は、右隻に内裏を中心にした下京の町なみや、鴨川、祇園神社、東山方面の名所が描かれ、左隻には公方御所をはじめとする武家屋敷群や、舟岡山、北野天満宮などの名所が描かれることが多いようです。ヴァリエーションとして、右隻に御所、左隻に足利幕府の御所が描かれるのもあれば、さらには、右隻に方広寺など豊臣家ゆかりのもの、左隻に二条城など徳川家ゆかりのものが描かれたものもあるそうです。
龍安寺の4K画像も良かったのですが、もうテレビの時代は終わりだろうに4Kにこだわってもなどと、展示と違うことも考えました。龍安寺のもとの所蔵品も明治の廃仏毀釈で大半が海外に流出しているのだそうで、今回、里帰りしての出品でした。
二条城は普段訪れてもそのふすま絵は皆、模写でありますが、今回は本物のふすま絵が構成を再現して置かれておりまして、圧巻です。きちんと違い棚の部分などは色が変わった状態になってしまっているのが、本物ということを感じさせてくれます。二条城のふすま絵を再現した空間に身を置いただけで、今回の企画展来た甲斐がありました。
洛中洛外図屏風は、後期は展示替えで別の作品が来るので、もう一度訪問したいと思います。
京都展といえば、伊勢丹で、またいつものようにいづうか花折の鯖寿司、川端道喜の水仙ちまき、さらには出町柳のふたば大福でも買うのかと思いましたが、今回は違います。
東京国立博物館が主催です。中身はおおむね、洛中洛外屏風の紹介、御所・仙洞御所のコレクション、竜安寺の4K画像と竜安寺のかつての収蔵物、二条城のふすま絵といった展示です。御所、龍安寺、二条城という京都の有名な観光スポットにかかわる展示となります。これで金閣寺、銀閣寺、清水寺が入れば、修学旅行という感じがします。
さて、洛中洛外屏風は、舟木本(トーハク所蔵)、上杉本(米沢)、歴博乙本(佐倉)、勝興寺本(高岡)が展示されています。洛中洛外図屏風は、右隻に内裏を中心にした下京の町なみや、鴨川、祇園神社、東山方面の名所が描かれ、左隻には公方御所をはじめとする武家屋敷群や、舟岡山、北野天満宮などの名所が描かれることが多いようです。ヴァリエーションとして、右隻に御所、左隻に足利幕府の御所が描かれるのもあれば、さらには、右隻に方広寺など豊臣家ゆかりのもの、左隻に二条城など徳川家ゆかりのものが描かれたものもあるそうです。
龍安寺の4K画像も良かったのですが、もうテレビの時代は終わりだろうに4Kにこだわってもなどと、展示と違うことも考えました。龍安寺のもとの所蔵品も明治の廃仏毀釈で大半が海外に流出しているのだそうで、今回、里帰りしての出品でした。
二条城は普段訪れてもそのふすま絵は皆、模写でありますが、今回は本物のふすま絵が構成を再現して置かれておりまして、圧巻です。きちんと違い棚の部分などは色が変わった状態になってしまっているのが、本物ということを感じさせてくれます。二条城のふすま絵を再現した空間に身を置いただけで、今回の企画展来た甲斐がありました。
洛中洛外図屏風は、後期は展示替えで別の作品が来るので、もう一度訪問したいと思います。
京都の端っこに住む私としては興味あります
ねずみさんも一時は京都の住人でした?
洛外図を見ると随分デフォルメしていますが
つい あぁこの辺は~~と地図を浮かべられるのではないでしょうか
狩野永徳展の折に洛外図がでていましたが、皆がじっくり見ているので中々順が回ってこなくて
回ってくれば、立ち止まらないで!と催促され
ゆっくり見ることができなくて残念でした
道楽ねずみも短期間ですが洛北界隈に生息していたことがあります。
洛中洛外図屏風はご指摘のように相当にデフォルメされているので,もとの形とはだいぶ違うようで,それぞれの名所を描き込んだものの集合体という感じです。
今回の企画展は,二条城のふすま絵がとても良かったです。空間を贅沢に使ってありまして,昔みた二条城の黒書院や白書院などを思い出しながらふすま絵を見ました。