旧東独の国家保安省シュタージの本部の建物をそのまま博物館にしたシュタージ博物館に行きました。場所はアレクサンダー広場駅から地下鉄U5に乗ってリヒテンベルク駅方向に数駅行ったところにあるマグダレーネンシュトラーセ駅の近くです。
ベルリンの壁の建設や壁の崩壊などの旧東独時代の歴史の説明のほか,勲章,スローガン,ポスター,旗のほか,隠しカメラや盗聴器も展示してあります。このほかよそから移設した秘密警察の監獄も展示されています。
国旗
社会主義の時代によくいた3人組のタペストリー
ベルリンの壁建設の書類
隠しカメラ又は盗聴器
シュタージの監獄
印象的だったのは,ここで長年トップとして君臨したミールケ大臣の執務室をそのまま再現した部屋です。
そこを見て驚いたのは,あまりにも質素であることです。
国民に耐乏生活を強いる一方で,党の幹部だけはいい生活をしてというのであれば,どれだけ納得のいくものであったでしょう。
しかし,ミールケ大臣の執務室は電話だけの本当に質素なもので,プライベート用の部屋を見ても,贅沢な生活は全く窺えませんでした。
ミールケ大臣の執務室
旧東独という体制は,誰にも富をもたらさない,さらに言えば誰も幸福をもたらさない,ただの相互監視の国家だったのではないか,そのような相互監視にいったい何の意味があったのだろうかという疑問がふくらんできました。
ベルリンの壁の建設や壁の崩壊などの旧東独時代の歴史の説明のほか,勲章,スローガン,ポスター,旗のほか,隠しカメラや盗聴器も展示してあります。このほかよそから移設した秘密警察の監獄も展示されています。
国旗
社会主義の時代によくいた3人組のタペストリー
ベルリンの壁建設の書類
隠しカメラ又は盗聴器
シュタージの監獄
印象的だったのは,ここで長年トップとして君臨したミールケ大臣の執務室をそのまま再現した部屋です。
そこを見て驚いたのは,あまりにも質素であることです。
国民に耐乏生活を強いる一方で,党の幹部だけはいい生活をしてというのであれば,どれだけ納得のいくものであったでしょう。
しかし,ミールケ大臣の執務室は電話だけの本当に質素なもので,プライベート用の部屋を見ても,贅沢な生活は全く窺えませんでした。
ミールケ大臣の執務室
旧東独という体制は,誰にも富をもたらさない,さらに言えば誰も幸福をもたらさない,ただの相互監視の国家だったのではないか,そのような相互監視にいったい何の意味があったのだろうかという疑問がふくらんできました。
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