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第7戦トルコGP決勝

2010-05-31 00:00:07 | F1
第7戦トルコGP決勝は、激しいトップ争いが劇的な展開を呼び込み、最終的には予想外の結果となりました。

勝利を収めたのはこの週末常に速さを示していたマクラーレンで、今季初の1・2フィニッシュを果たしました。レース前半のハイライトであったピットインの時点でレッドブル2台に先行される展開となりましたが、全く遜色ないレースペースを見せてその後の逆転につなげました。ドライバー個人を見てみると、ハミルトンはバトンに一度前に出られた場面以外はパーフェクトな走りで、不利なスタートも一度は抜かれるものの抜き返すという見事なドライビングでした。2番手のバトンもスタートでミハエルに抜かれるものの、今回はすぐに抜き返し、その後もこれまでのバトンには感じられなかった速さを示して前の3台を追い続けました。最後はハミルトンからトップを奪うものの、その直後に抜き返されて終わっています。最後の詰めが甘かった以外は、ドライコンディションのレースでは今年ベストの走りを見せたと言えるでしょう。
確実にパフォーマンスの向上が見られるマクラーレンは、今後レッドブルにとって手強い相手になるのは間違いありません。
そのレッドブルは、チャンピオン経験の無い2人が争い、その結果チャンピオンシップにおいても大きな痛手となる敗戦を喫しました。
一昨年マクラーレンはハミルトンとアロンソの確執により王座を逃しましたが、今のレッドブルは同じような状況に陥りそうになっています。創設6年目で初のチャンピオンを目指すレッドブルは、チャンピオン2人を揃える名門マクラーレンを打ち負かすことができるのか。今回のトルコGPは、今後の戦いをさらに面白くさせるものとなりました。
これからこの2チームの戦いに注目です。


というわけで本日はここまでです。
明日以降もトルコGPについて書きたいと思います。