第12戦ドイツGPは、地元の大声援を受けたミハエル・シューマッハが勝利を収めました。
2位には今回完璧な仕事をしたマッサが入り、3位は予選で皆を驚かせたライコネンとなっています。
今回もフェラーリ・ブリヂストンのパッケージは圧倒的なパフォーマンスを示し、完全に別次元の速さで周回を重ねました。
これでドライバーズポイントが11点差、コンストクターズとしても10点差に迫りました。不可能と思われていた逆転タイトルが、一気に手が届きそうな位置まできています。
次戦ハンガリーGPは夏休み前最後のレースとなりますが、フェラーリにとっては非常に重要な1戦となります。
ここでルノー・アロンソにどれだけプレッシャーをかけられるかで、終盤戦の戦いも変わってくる筈です。
無敵の強さを誇った一昨年までのフェラーリの姿が、ここにきて戻りつつあるようです。
一方のルノーは最悪のレースとなってしまいました。原因を特定することはできないでしょうが、今回はいくつもの悪い要因が重なってしまったように思えます。
この悪い流れの中で、若きチャンピオンであるアロンソの走りも精彩を欠き始めました。
これまではミスをしないという強さを見せつけていたアロンソですが、このプレッシャーを跳ね除けられるかで真価が問われます。
速さにかげりが見え始めたルノーとしても非常に苦しい局面で、今後は彼らがどのような打開策を見つけるのかに注目です。
それから今回注目されたもう一人のドライバー、ポールシッターのライコネンでしたが、結局予選では異例ともいえるほどの軽い燃料での走行でした。
メルセデスの地元でポールを狙いにいっただけなのかもしれませんが、これは決勝に向けた作戦としてはかなり無謀なものでした。蓋をあけてみればライコネンは10周でピットイン、すぐにトップ争いから脱落してしまいました。
ですがそこからは安定した走行を続け、最終的には表彰台に立っています。
今回の結果は、現状のマクラーレンとすればこれ以上ない最高のものとも言えるでしょう。マシントラブルもあって全く良い所を見せられなかったデラロサと比較しても、ライコネンは予選・決勝ともに素晴らしい走りを見せました。
ルノーとフェラーリの激しい争いに割って入ったマクラーレン。今後は彼らの速さも、チャンピオンシップ争いに影響を与えるようになるかもしれません。
復活を予感させる今回の彼らのレースでした。
今回のドイツGP決勝は、それほど大きな事件もなくフィニッシュを迎えました。ですが、チャンピオンシップ争いの面で見れば非常に面白い展開となりました。
スーパーアグリF1も確かな手応えを掴むなど、終盤戦にさしかかるF1はまだまだ見所が尽きないようです。
今日はとりあえずここまでです。明日もドイツGPについて書く予定です。
2位には今回完璧な仕事をしたマッサが入り、3位は予選で皆を驚かせたライコネンとなっています。
今回もフェラーリ・ブリヂストンのパッケージは圧倒的なパフォーマンスを示し、完全に別次元の速さで周回を重ねました。
これでドライバーズポイントが11点差、コンストクターズとしても10点差に迫りました。不可能と思われていた逆転タイトルが、一気に手が届きそうな位置まできています。
次戦ハンガリーGPは夏休み前最後のレースとなりますが、フェラーリにとっては非常に重要な1戦となります。
ここでルノー・アロンソにどれだけプレッシャーをかけられるかで、終盤戦の戦いも変わってくる筈です。
無敵の強さを誇った一昨年までのフェラーリの姿が、ここにきて戻りつつあるようです。
一方のルノーは最悪のレースとなってしまいました。原因を特定することはできないでしょうが、今回はいくつもの悪い要因が重なってしまったように思えます。
この悪い流れの中で、若きチャンピオンであるアロンソの走りも精彩を欠き始めました。
これまではミスをしないという強さを見せつけていたアロンソですが、このプレッシャーを跳ね除けられるかで真価が問われます。
速さにかげりが見え始めたルノーとしても非常に苦しい局面で、今後は彼らがどのような打開策を見つけるのかに注目です。
それから今回注目されたもう一人のドライバー、ポールシッターのライコネンでしたが、結局予選では異例ともいえるほどの軽い燃料での走行でした。
メルセデスの地元でポールを狙いにいっただけなのかもしれませんが、これは決勝に向けた作戦としてはかなり無謀なものでした。蓋をあけてみればライコネンは10周でピットイン、すぐにトップ争いから脱落してしまいました。
ですがそこからは安定した走行を続け、最終的には表彰台に立っています。
今回の結果は、現状のマクラーレンとすればこれ以上ない最高のものとも言えるでしょう。マシントラブルもあって全く良い所を見せられなかったデラロサと比較しても、ライコネンは予選・決勝ともに素晴らしい走りを見せました。
ルノーとフェラーリの激しい争いに割って入ったマクラーレン。今後は彼らの速さも、チャンピオンシップ争いに影響を与えるようになるかもしれません。
復活を予感させる今回の彼らのレースでした。
今回のドイツGP決勝は、それほど大きな事件もなくフィニッシュを迎えました。ですが、チャンピオンシップ争いの面で見れば非常に面白い展開となりました。
スーパーアグリF1も確かな手応えを掴むなど、終盤戦にさしかかるF1はまだまだ見所が尽きないようです。
今日はとりあえずここまでです。明日もドイツGPについて書く予定です。