フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

文楽公演/宮里選手の引退を惜しむ

2017-05-27 22:45:13 | 日記

 久しぶりに国立劇場小劇場での文楽公演を観た。お嬢さんが国立劇場の職員であることからよく歌舞伎に誘っていただいた知人のお誘いによる。演目は「加賀見山旧(こきょうの)錦絵」という時代物で、忠臣蔵をネタにしていて女忠臣蔵といわれるそうだ。休憩を挟んで6段、4時間半の人形浄瑠璃であった。
   改めて紹介するまでもないが、文楽は大阪が本拠地で、太夫、三味線、人形遣いの3者(3業)が一体になって演じられる。私は始め人形が「役者」であり、人形遣いが主役と思っていたのだが、主役は浄瑠璃(義太夫)を語る太夫なのだと後に知った。
   太夫が情景や登場人物の表情、心中、行動などを三味線に乗せて情感豊かに語り、人形遣い(1体に3人)が人形を見事に操ってそれを表現するわけである。三味線だってただの脇役ではない。時に淡々と弾き、また時には太夫の乗りと一体となって力強く弾いて演出効果を高めているのだ。三業それぞれに人間国宝がいるように奥の深い伝統芸能で、これまではどちらかというと難解・退屈に感じていたが、昨日は分かり易い演目でもあり少し文楽の楽しさが分かった思いであった。

  女子プロゴルファーの宮里藍選手が今期限りで引退することを表明した。最近は目立つ活躍がなく、どうした藍ちゃん、とファンはヤキモキしていたことと思うが、高校生の18歳で初優勝を飾るなど、現在の女子プロゴルフ人気の先駆けを成し牽引して来た宮里選手に対し、ゴルフファンだけでなく、多くの国民がその引退を惜しんでいる。  宮里選手はツアーでの成績のみならず、笑顔の愛らしさと清楚さが大きな魅力である。成績が振るわない時でもふてくされることはなく、ファンに笑顔で応えて来た。私は個人的にファンであるわけではないが、ツアーから去ることには寂しさを覚える。 

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