ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

【電凸】津久見市 太平洋セメント石炭灰受け入れ問題 続報 今後データ公表するつもりなし!【愕然】

2013-05-31 | 放射能汚染

 

いわき市から津久見市に来る石炭灰について、大分県庁に電話をして聞きました。

太平洋セメント石炭灰受け入れ問題に関しては、生活環境部 廃棄物対策課が担当部署です。

〒870-8501大分県大分市大手町3丁目1番1号

担当 佐伯氏

石炭灰の放射能濃度は現地のいわき市で、週一回のペースで1年以上計測をしていた。

公的機関のゲルマニウム半導体検出器。大分県では事前協議として4月に現地を訪問。

石炭灰到着後に、第一回目は慎重に大分県の方でも衛生環境研究センター(ゲルマニウム半導体検出器)で計測した。

1000トン中1kg1回のサンプリング検査  

検出下限値 1~2ベクレル/kg で不検出だった。

空間線量は 0.05μsV/h だった。

2回目以降は、不定期で抜き打ちの検査となる。

この検査結果、データは県のHPにも太平洋セメントのHPにも載せていない。周辺住民にも知らせていない。

電話などで問い合わせがあった場合は答える。

データを公表しないのは、もともと廃棄物対策課としては、その他の産廃の検査なども行っているが、それらも公表していないので、それと同じ扱いになるため。そこまではしない。

自然の放射能と同じ扱いでいい。 石炭灰は10%入っている。薄まるので問題なし。

煙が流れた場合の最大着地濃度距離などは試算していない

 


 

当ブログ記事の先頭写真(衛生環境研究センター)を見ると、結構いろいろな機械があります。ハイボリュームエアサンプラー右上角もありますね。使ってるんでしょうか??

衛生環境研究センター  パンフレット http://www.pref.oita.jp/soshiki/13002/  

大気・特定化学物質担当        http://www.pref.oita.jp/soshiki/13002/taiki.html  

大気環境調査報告書   http://www.pref.oita.jp/soshiki/13350/taiki-sokuteikekka.html

〒870-1117 大分市高江西2丁目8番
代表
Tel:097-554-8980
Fax:097-554-8987
メールでのお問い合わせはこちら   


 太平洋セメントの画像を検索してたらありました。http://www.flickr.com/photos/yamadaman_555/sets/72157626252962297/

見学に行った気分になります。ツイッターで頂いた情報ですが、電話で聞いたそうです。

放射能除去して水蒸気のみを出す煙突(?)は3本で、高さ70m  ↓

 しっかり出てますね!煙突から!これが水蒸気かどうか成分検査して欲しい!!

 

 

http://www.jcassoc.or.jp/cement/4pdf/jg3_31.pdf より 2006年5月

 􀁨200万t/年を超える廃棄物・副産物を活用

工場ではかねてよりセメント工場の持つ機能と技術を活かし廃棄物処理および副産物の再資源化拡大に取り組んできました。その中で大分工場は大分県の資源循環の中核拠点としても位置付けられ,県が主催する「ごみゼロおおいた作戦県民会議」にも参画しています。県の環境基本計画には,原料・燃料系の廃棄物を使った資源循環型セメントの製造・利用の促進が盛り込まれており,循環型社会の推進役としての期待が大きくなっています。

04年度の廃棄物・副産物の使用量は208万tで,原料系では石炭灰76万t,スラグが44万t,汚泥類が31万t,排脱石こう18万t,建設発生土15万t,その他廃液などを処理しています。最近は生活系廃棄物の処理も増加してきており,密閉コンテナ方式による下水汚泥の受入・処理も順調に拡大しています。処理能力にはまだ処理余力があるため,今後,収集範囲を熊本,宮崎等県外に拡大していく計画です。

燃料系の使用量は12万tで,廃油が4万t,廃タイヤが3万t,木質バイオマスが2万t,廃プラスチックが2万t,その他に廃畳も処理しています。また生活系廃棄物として,津久見市が生産するRDF(可燃ごみ固形燃料)も5千t処理しています。
木質バイオマス(写真4)は林野庁の補助を一部受け,受入・破砕設備を建設し,02年12月から処理を始めており,主に大分県や福岡県から収集した廃木材を破砕機で50mm程度に砕き,燃料化しています。廃木材の有効利用の取り組みが評価されて,04年度には農林水産省から,05年度には大分県からそれぞれ表彰を受けています。

􀁨ごみ焼却灰 将来は首都圏からの受入も視野に

07年からごみ焼却灰処理の営業運転開始を予定しており,九州,中国,四国から焼却灰を受け入れて,段階的に処理能力の増強を進め,将来は首都圏からも受け入れていく計画です。廃棄物の利用拡大に当たっては,トップクラスの品質確保と安定した運転の確保が大前提であり,そのためにも受け入れる廃棄物の品質検査体制や信頼性の高い運転技術をさらに継続的に向上させ,循環型経済社会システムの核となる工場を目指していきます。

􀁨開かれた環境工場として

工場ではステークホルダー(企業活動と関連するあらゆる関係者,ここでは主に地域の皆様)に対して製造工程や廃棄物受入状況についての工場見学を積極的に実施しております。また粉塵・騒音・振動などの状況をその都度把握するため工場周辺のパトロールに努め,さらに地域から数名の住民の方には環境モニター員として環境に関する情報を速やかに伝達してもらうよう,協力をお願いしています。このように工場の運営には環境への配慮が欠かせないため,今後も地域社会とのコミュニケーションをより一層推進していきたいと考えています。


 将来、首都圏からごみ焼却灰を受け入れると、製造部長がはっきり言っています。

首都圏では震災がれきも焼却しています。結局、灰が来れば同じことです。

福島原発事故前の資料ですが、確認が必要です。ブログ読者のみなさまも電話を!

「循環型社会」というのは、環境中に放射性物質のループを作ることではないでしょうか?(ಠ_ಠ)

セメント焼成⇒煙突⇒再拡散⇒呼吸⇒肺⇒内部被曝

 「16都県の一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果」環境省、2011年8月24日

 http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=210951801243060233597.0004b11da4f6fe01476c4&msa=0&ll=37.282795,140.075684&spn=10.080829,14.128418

首都圏のセシウム焼却灰分布マップ 

■purple 紫 30,000-99,999
■red赤 10,000-29,999
■orange 橙 1,000-9,999
■yellow 黄 100-999
■green 緑 30-99
■water 水 0-29

(飛灰、Bq/kg)
 

 



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