中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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訃報;丹沢塔ノ岳尊仏山荘の営業部長”みゃ~君”を悼む

2016年12月13日 04時49分09秒 | 丹沢の山旅

                      <在りし日のみゃ~君;2008年9月10日撮影;10歳>

   訃報;丹沢塔ノ岳尊仏山荘の営業部長”みゃ~君”を悼む
        2016年12月9日(金)朝死去

 尊仏山荘(丹沢;塔ノ岳)の猫”みゃ~君”が12月9日朝死去された.
 「みゃ~君」(愛称;華伊達美弥雄さん)は,尊仏山荘の営業部長として長いこと活躍されていたが,死去される1週間ほど前から体調が悪いらしかったようである.
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 ここ半年ほど前から,みゃ~君が,だんだんと老境に達したために元気がなくなってきたのは分かっていた.そのためいつその日が来るのか大分気になっていた.
 今年の12月4日(土)に塔ノ岳に登ったとき,「みゃ~君」は少々元気がなかった.
 ”これはよろしくないなぁ…”
と悪い予感がした.
 そして,翌週,12月10日(土)に再び尊仏山荘を訪れたときに,小屋番のWBさんから,12月9日(金)の朝,「みゃ~君」が死んだと聞かされた.そのときの様子は当ブログ
 
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/dc06b29717338c192b98a1afde287e11
で報告済みである.
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 冒頭の写真は,今から8年前,2009年9月10日10時09分に撮影したものである.なかなかの好紳士であった.このとき,「みゃ~君」は10歳.

<「みゃ~君」のことを振り返る>

■なかなかの美男子だった
 単行本『山男と仙人猫』の表紙を飾る「みゃ~君」と元気だった頃のポートレートを見よう.
 この単行本は尊仏山荘に勤務していたONさんの著作.市販本である.この本に「みゃ~君」と尊仏山荘との関わりが詳述されている.私もこの本にみや~君の写真を何枚か提供している.
 右の写真は2008年9月10日に私が撮影したもの.当時,「みゃ~君」は10歳.
 なかなかの美形じゃないか.
 なお,「みゃ~君」は山の専門雑誌や,猫の本にも出演している.これらの資料も私の手許にある筈だが,資料の整理が悪いので,すぐには引っ張り出せない,仕方がないので,見つかったときに,この記事に追加することにして,今回は省略する.
 

この本に登場する「みゃ~君」
 ちょっと映りが悪いが,この本に「みゃ~君」の写真がたくさん載っている・


<テレビ番組出演;アニマルプラネット>

■塔ノ岳山頂のみゃ~君
 「みゃ~君」はテレビ出演もしている.


山頂を闊歩する「みゃ~君」


みゃ~君」が大好きだった小屋番ONさんと一緒


<若かりし頃の「みゃ~君」>

■「みゃ~君8歳」(2006年)
 「みゃ~君」が,もっと若いときの写真も若干あるが残念ながらデジカメではない.したがって,すぐに引用するのは無理なので,取りあえずは,今から10年前の2006年に遡る.
 苦手な方が居ると,尊仏山荘客棟の隣にある”ネコ御殿”の2階で日向ぼっこの毎日を過ごす.
 
<お気に入りのネコ御殿2階で日向ぼっこ>                      <おめめパッチリ>

■「みゃ~君」9歳(2007年)
 左下の写真は小屋前を闊歩するみゃ~君.
 右下は,当時,「みゃ~君」の面倒をとても良く見ていたSKさんと一緒の所. 
 
<お客さんの後に付いて小屋に入る>2007/8/28    <小屋前を闊歩するみゃ~君> 2007/9/13

 
<SKさんと一緒>2007/10/9                                                                    2007/11/28

 
8歳のときのポートレート 2007/11/28              2006/1/15

■「みゃ~君」の最終の写真
 私の手許には,「みゃ~君」の写真が何百枚も残っている.ただ乱雑なままなで整理が付いていない.だから,良い写真を拾い出すのが大変である.
 …という訳で,今回はこの程度の写真を披露するに留めよう.
 ところで,私のカメラで撮影した「みゃ~君」最後の写真(2016年12月3日撮影).亡くなる6日前の写真である.j実は,あまりにも可哀相な写真なので,掲載するのをちょっと躊躇っているが,思い切って公開することにしよう.
 「みゃ~君」はガリガリにやせ細っていて,どこか痛いのか,苦しいのか,目も虚ろだった.このみゃ~君の姿を見て,私も,
 ”ああ,もうダメかな…”
と予感した.
 この日の翌日(12月4日)から塔ノ岳常連の皆さんと1泊2日の忘年山行に出かけた.

<ストーブの前にジッと横になって眼は虚ろだった>

<塔ノ岳が寂しくなった>

 ネコと一緒に書いて申し訳ないが…
 先日,『尾根の瓦版』の編集長,YKさんが旅立った.私にとって,『尾根の瓦版』も華伊達美弥雄さんも,塔ノ岳ゆかりの心の拠り所であった.
 本当に残念である.
                                (おわり)




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