中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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ピレネー山小屋縦走トレッキング;第1日目(2);ドバイでトランシット

2017年09月11日 10時31分56秒 | ピレネー山小屋縦走トレッキング

                                   <ドバイ行飛行機の客室>

     ピレネー山小屋縦走トレッキング;第1日目(2);ドバイでトランシット
               (アルパインツアー)
          2017年6月18(金)~27日(日)

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第1日目;2017年8月18日(金) (つづき)

<ルート地図>(再掲)


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<まずは機内食のランチだ>

■飲み物と食事のメニューが立派
 肝心の離陸時に居眠りをしていたので,何時に離陸したのか良くわからないが,多分,22時を過ぎた頃だと思う.
 離陸してから暫くすると,何となくざわざわしていた機内が落ち着いた雰囲気になる.
 23時を少し過ぎた頃,キャビンアテンダントが食事のメニューを配る.このメニューには英語,アラビア語(?),日本語で飲み物,アルコール類,食事の内容などが印刷されている.
 立派なメニューである.
 そういえば,昨年秋と,今年の春,ペルーやアメリカへ行ったときに,米国の飛行機に乗ったが,こんな立派なメニューが配られた記憶がない(私の記憶違いかもしれないが…).
 ”へえ~…エミュレーツはサービスが良いな”
という第一印象である.
 
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■ランチ
 22時10分頃,どこからともなく食べ物の生暖かい匂いが漂ってくる.いよいよ夕食である(ドバイ時間なら昼食かな).ところが私の席は後ろの方なので,配られるまで随分と時間が掛かる.
 たまたま,私の席辺りを担当するキャビンアテンダンは日本語がほとんどできない方である.彼は英語もどきで,
 「△■※@£★∈…?」
と私に聞く.凄い訛りなので聞き取れない.私は先ほど配られたメニューを取り出して,「和風ハンバーグ」を指さす.かれは,
 「%$△■※☆❖…?」
と訳の分からないことを言って,私の席にトレーを置く.下の写真が件の食事である.
 私が一番ビックリしたのは,ナイフやフォークがれっきとした金属製なことである.ここ数年の間に搭乗したどの飛行機でもプラスティック製の使い捨てのナイフとフォークが使われいるのが普通なのに,エミュレーツ航空は素晴らしいなと感心する.


<機内食(ランチ)>

■ドリンクサービス
 続いて,ドリンクサービス.
 アルコール類はあまりたしなまない私は,コーラを所望する.日頃自販機で見かける缶コーラより一回り小さな缶入りのコーラを頂戴する.
 機内の空気が乾燥しているのか,コーラが実に美味しい.

<機内サービスのコーラ>

■仕上げはコーヒー
 23時31分,ディナーの仕上げはやっぱりコーヒーである.
 私の安物カメラでは,手ぶれでうまく撮れないが,せっかく摂った写真なので,ブログに掲載しておこう.
 23時40分,私たちを乗せた飛行機は,長崎上空を飛んでいる.

<食後のコーヒー>

<退屈な機内>

■まだまだ先は長い
 だんだんと体が疲れてくるのが分かる.座りっぱなしの姿勢が辛くなりはじめる.足をねじったり,体の向きを変えたりしながら,楽な姿勢になろうとする.
 眠くなる.そして眠っているような起きているような曖昧なままゆっくりと時間が過ぎて行く.
 日本時間では2日目を迎える.
 5時53分,飛行機はインド大陸を横切って,そろそろインド洋に差し掛かるところを飛んでいる.

<モニター画面>

■また食事だ
 5時54分,また食事だ.ドバイ時間ならディナーである.日本時間なら早めの朝食といったところである.
 今度はヌードルを所望する.相変わらず量が多いので,パンは食べずに残し得しまう.果物やヨーグルトがさっぱりしていてとても美味しく感じる.
 ”エミュレーツはアメリカの歩行器より食べ物が良いな…”
と思いながら食事を終える(良いなと思ったのはもちろん私の主観である).
 30分ほどで食事を終える.
 6時22分,機内アナウンスがある.アラビア語(?),英語,日本語の順で,
 「…これから飛行機は気流の悪いところを通過します.お席に戻って座席ベルトを締めてください…」
 このアナウンスの直後,ドリンクサービスは一時中断となる.そして程なく飛行機はガタガタと不気味に揺れ出す.

<機内食;ディナー>

第2日目;2017年8月19日(土)

<機中泊で2日目を迎える>


■気流の悪いところを通過
 気流の悪いところを通過して,6時34分,再び着ないサービスが始まる.私はオレンジジュースを所望する.冷たいオレンジジュースで,徹夜明けのねばねば気分をスッキリさせる.
 6時38分,飛行機はインド洋の北側を横切って,オーマン沖に差し掛かろうとしている.
 そろそろ,時計をドバイ時間に直そうと思う.東京とドバイの時間差はマイナス5時間.したがって,日本時間の6時38分は,ドバイ時間で1時38分である.従って,ドバイ時間でも2日目を迎えたことになる.
 モニター画面では,中国の東側辺りまでは明るくなっているが,それより西はまだ夜が明けていたいことを示している.夜中に輝く照明の光まで表現しているモニター画面がおもしろい.

<やっと,インド洋を横切ろうとしている>

■あと1時間あまりの辛抱だ
 2時14分,モニター画面に,
  Estimated Arrival Time        3:18
という表示が出る.
 ということは,ドバイまであと1時間あまりの辛抱である.やっと先が見えたような気分になる.
 2時19分,フロアアテンダントがら,蒸し熱いいタオルを貰う.綿製の本物タオルである.熱いタオルで顔をぬぐう.半徹でネチャネチャ顔が,スッキリ,ひんやりする.
 2時30分,モニター画面に,
   Time to Destination          0:50
という表示が出る.
 ”あと,50分か…”   
 私は退屈しのぎにメモ帳を開いて,退屈しのぎに落書きを始める.

<私の落書き帳>

<いよいよドバイだ>

■ドバイ空港に着陸
 2時37分,ドバイ到着37分前である.
 フロアアテンダントが毛布の回収をし始める.ついでイヤホーンも回収する.
 2時56分,ディセンディングが始まったのか,飛行機が小刻みに方々と揺れ始める.ちょっといやな気分である.照明が暗くなる.
 暫くすると,機内が妙に静かになる.動いているのか停まっているのか分からないほど,全く振動もない時間が過ぎていく.
 突然,機体の下の方で,”ガー,ゴトン”という音が響くように聞こえる.車輪でも出したんだろうか.
 3時03分,ガタンという振動とともに逆噴射の轟音が聞こえてくる.どうやら無事にドバイ空港にランディングしたようである.

■ディセンバーグ
 3時24分,ディセンバーグ開始.
 飛行機から渡り廊下を通って空港建物に入ったところで集合する.
 全員が揃ったところで,3時41分,セキュリティチェックを受ける.
 私たちはドバイでトランシットしてバルセロナに向かう.バルセロナ行の飛行機はA8というターミナルに搭乗口がある.
 今到着したターミナルからA(ターミナルまでは,地下鉄のような電車で移動する.
 それにしてもドバイ空港は馬鹿でかい.私たちは金魚のウンコのように,ツアーリーダーのHDさんの後について移動する.もちろんどこをどう通ったかは全く分からない.無我夢中でひたすらHDさんを見失わないように追いかける.
 ”もし,個人旅行だったら,かなり迷うだろうな…”
 私はつくづくツアー旅行は有難いなと実感している.
 3時51分,電車に乗り込む.そしてA(ターミナルへ向かう.

<地下鉄でA8ターミナルへ>
                                             (つづく)
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「ピレネー山小屋縦走トレッキング」の目次
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「ピレネー山小屋縦走トレッキング」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/5112bb15f11338411dd77a26b2c1d70a

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