中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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残暑の鎌倉;源氏山・天園・大丸山・円海山から港南台へ(2)

2012年08月15日 01時55分06秒 | 鎌倉あれこれ

                                 <大丸山からの眺望>

  残暑の鎌倉;源氏山・天園・大丸山・円海山から港南台へ(2)
             (単独散策)
       2012年8月13日(月)
(つづき)

http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/53478ef4283703af1cdf7980dacbe445
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               この記事のつづき

<天園峠の茶屋>

■峠の茶屋で休憩
 獅子舞の谷を登って,11時59分に峠の茶屋に到着する.
 この暑さのためか,峠の茶屋は幾分空いているようだ.茶屋に入る.1週間前に,ここを訪れたばかりなので,今回は”死んじゃったかなと心配した”とは言われなかった.
 例により,オレンジジュースを所望する.
 客席には,Eさん他ご常連の方々が揃っている.私は,たまにしか,ここを訪れないので,まあ,準常連という所かなを思いながら,Eさんと同じ席に座る.隣の席に座っているご常連から,いろいろなネーベンの差し入れを頂戴する.私恐縮.
 ここまで登ってくるとさすがに涼しい.海風が絶えず吹き上げてくるので,何とも言えない心地よさである.このまま涼しくなる夕方まで昼寝していたら,さぞかし気持ちが良いだろうなと思う.
 Eさんと,以前ご一緒した妙高の紅葉が実に見事だったことや,Eさんの速歩に付いて行けなくて苦労したことなど,暫くの間,懐旧談にふける.

<峠の茶屋>

■久々のワンちゃん

 隣の席では,ほぼ2年ぶりぐらいに再会した可愛いワンちゃんが居る.ワンちゃんの名前は忘れたが,相変わらず可愛い.早速写真を撮らせてもらうが,ワンちゃんの動きは速いので,私のおんぼろデジカメでは,なかなかシャッターチャンスを捕らえることができない.
 昼食後,すぐに峠の茶屋を出発するつもりだったが,ご常連や犬と出会ったり,涼しつて気持ちが良かったりで,ついつい1時間ほど長居をしてしまう.そして,13時05分,漸く峠の茶屋を出発する.

<久々のワンちゃん>

<尾根道を市境広場へ>

■尾根道を行く
 峠の茶屋を出てから,どこを廻ろうかと迷う.このまま天園ハイキングコースを辿って,鎌倉駅に出ても良いが,それでは何となく歩き足りない.横浜の野七里方面に下山して,大船駅方面へ戻ろうか,それとも市境広場を経由して港南台へ行こうかと暫く迷うが,まあ,ここは取りあえず市境広場までは行こう.そして,その先は成り行きに任せよう・・・で,尾根道を市境広場に向けて歩き出す.
 この尾根道を歩くのは,ほぼ1年ぶりで懐かしい.
 暫く進むと,進行方向左手の足許に巨大な横浜霊園が見え隠れする.途中に一寸した切通があったりでなかなか野趣豊かな道である.

<市境広場に向かう切通>

■市境広場
 13時27分,市境広場に到着する.広場のベンチで2~3人のハイカーが休憩を取っている.
 私は,市境広場からの眺望を楽しみにしていたが,広場の周りの樹木が大きく育ってしまい,殆ど眺望が利かなくなっている.残念!
 2~3分,立ち休憩を取る.

<市境広場>

■草ぼうぼうの展望台
 市境広場を出発して,すぐに右折して少し荒れた山道に入る.この山道を数分登ると小高い丘に到着する.ここから横浜市釜利谷用面が良く見えるはずだが,今は背丈を超えるほどの夏草がビッシリと繁茂していて,展望どころではない.草の間から僅かに風景が見えるだけ.
 早々に丘を通過して先へ進むが,夏草がビッシリで,どこに道があるのか良く分からない.道らしいところを藪古岸ながら,適当に下って,尾根道に戻る.

<草ぼうぼうの展望台>

<横浜市民の森を歩く>

■横浜市民の森地図

※市民の森のあちこちに掲示されている地図

■関谷奥見晴台
 尾根道に沿って先へ進んで,横浜自然観察の森に入る.自然観察センターへの分岐を見送って,そのまま尾根道を進む.
 13時42分,なだらかな登り坂の先にある関谷奥見晴台に到着する.ベンチには,年配の男性ばかり数名休憩を取っている.木々の間を吹き抜ける風が涼しくて,とても居心地が良い.
 ここからの眺望は素晴らしい.以前,眺望を遮っていた数本の杉の木がなくなっているようだ.

<関谷奥展望台>


<関谷奥見晴台からの眺望>

■大丸山山頂
 13時52分,大丸山分岐に到着する.分岐から何百段かの長い階段を一気に登る.そして,13時56分,大山山頂(標高156.8m)に到着する.
 先客は家族連れ1組.
 ここは横浜市の最高峰である.山頂からの眺望が素晴らしい.

<大山山頂の広場>


<大山山頂からの眺望>

■関東富士見百景
 円海山の近くを通過して,14時35分,関東富士見百景の場所に到着する.今日は残念ながら,富士山は全く見えない.

<関東富士見百景の場所>

■いっしんどう広場
 14時36分,いっしんどう広場に到着する.ここで2~3分立ち休憩を取り,給水する.

<いっしんどう広場>

<無線中継所から灘上市民の森へ>

■無線中継所
 14時41分,無線中継所脇から,柵を越えて,一旦,市民の森から外へ出る.森を出ると,相変わらず蒸し暑い.
 無線中継所を過ぎて,すぐに道は左右に分岐する.この分岐を左手に進むと,舗装道路が途絶えて,自動車が入れない散策路になる.
 

■灘上市民の森の尾根道
 すぐに自動車が通行できない尾根沿いの散策路になる.ただ,進行方向右手には,いかめしい金網がずっと続く.
 進行方向左手は眺望は開けていて,とても気持ちがよい.

<灘上市民の森の尾根道からの眺望>

<港南台駅へ>

■港南台の市街地が見える
 15時04分,三叉路に突き当たる.ここで,市民の森は終わりになる.
 三叉路を右折して坂道を下る.途中から港南台の住宅地が良く見えるようになる.

<灘上市民の森を抜けると住宅地が広がっている>

■蒸し暑い市街地を港南台駅へ
 私にはこの辺りの土地勘はないので,大きな自動車道路に突き当たってから,どちらへ行ったらよいか当惑する.近くの住居表示を見ると,私は港南台8丁目に居ることが分かる.
 広い自動車道を自動車は頻繁に通っているが,道を聞こうにも,歩道を歩いている人は全く居ない.
 「まあ,いいか,・・・」
でうろ覚えの道を構わず歩く.大きな交差点で右折,そのまま10分ほど歩く内に,見覚えのある場所に到着する.港南台駅までの道順を思い出す.
 駅前デパートの中を通り抜けて,15時28分に無事港南台駅に到着する.

<港南台駅から根岸線で帰宅>

■根岸線経由で大船へ
 港南台駅15時37分発大船行の電車に乗車する.15時43分,大船駅着.大船駅近くの喫茶店でコーヒーでも賞味しようかと思ったが.自宅近くまで行くバスの時間が迫っているので,コーヒーは省略.
 16時過ぎに無事帰宅する.

■結構な長距離歩行だった
 何処へ行くかも全く決めずに,自宅を出てから,ほぼ丸1日,あちこちと歩き回った結果,素塀歩行距離は13.5キロメートルに達した.大倉から塔ノ岳を往復する距離とほぼ同じである.
 これで,白内障手術後の運動不足も,少しは解消されたかな実感している.
 
<ラップタイム>


 9:52  鎌倉中高公園入口歩き出し
10:03  梶原
10:24  源氏山入口
10:47  太田道灌供養塔
10:55  寿福寺
11:04  鶴岡八幡宮(11:07まで)
11:23  鎌倉宮
11:27  永福寺跡
11:39  獅子舞入口
11:59  天園峠の茶屋(13:05まで昼食)
13:27  市境広場(13:29まで休憩)
13:32  展望台
13:42  関谷奥展望台
13:56  大丸山山頂(標高156.8m)(13:58まで展望休憩)
14:36  いっしんどう広場(14:39まで休憩)
14:41  無線中継所脇(出口)
15:00  市民の森入口
15:28  港南台駅

[散策記録]

■水平歩行距離   13.5km

■累積登攀高度    475m

■累積下降高度    483m

■所要時間(休憩時間を含む)
 中央公園入口発   9:52
 港南台駅着     15:37
 (歩行時間)  5時間45分(5.75h)
 水平歩行速度    13.5km/5.75h=2.35km/h

「鎌倉あれこれ」の前回の記事
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