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航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

[伊丹空港]第1種空港からの格下げ受け入れへ

2007-12-28 | 業界ニュース
<コメント>
第一種空港とは、空港整備法により『国際航空路線に必要な飛行場』とされ、現在の該当空港は・・・

関東:東京国際空港(羽田空港)、成田国際空港(成田空港)
中部:中部国際空港(セントレア・中部空港)
近畿:大阪国際空港(伊丹空港・大阪空港)、関西国際空港(関西空港・関空)

以上の5空港。
2008年より、大阪国際空港(伊丹空港)は、関西国際空港開港でその役目を終了する事となります。地元の整備費負担が発生する事となりそうですが、これも時代の流れとして仕方のない事ですね。


<補足資料>
第二種(A)空港
北海道:新千歳空港、稚内空港、釧路空港(たんちょう釧路空港)、函館空港
東北:仙台空港
中部:新潟空港
近畿:八尾空港
中国:広島空港
四国:高松空港、松山空港、高知空港(高知龍馬空港)
九州:福岡空港、北九州空港、長崎空港、熊本空港(阿蘇くまもと空港)、大分空港、宮崎空港、鹿児島空港
沖縄:那覇空港

第二種(B)空港
北海道:旭川空港、帯広空港(とかち帯広空港)
東北:秋田空港、山形空港
中国:山口宇部空港


第三種空港(地方的な航空運送を確保するため必要な飛行場)
北海道:利尻空港、礼文空港、奥尻空港、中標津空港(根室中標津空港)、紋別空港(オホーツク紋別空港)、女満別空港
東北:青森空港、花巻空港(いわて花巻空港)、大館能代空港(あきた北空港)、庄内空港、福島空港
伊豆諸島:大島空港、新島空港、神津島空港、三宅島空港、八丈島空港
中部:佐渡空港、富山空港、能登空港、福井空港、松本空港(信州まつもと空港)、静岡空港(富士山静岡空港:建設中)
近畿:神戸空港(マリンエア)、南紀白浜空港
中国:鳥取空港、隠岐空港、出雲空港、石見空港(萩・石見空港)、岡山空港
九州:佐賀空港、対馬空港、小値賀空港、五島福江空港、上五島空港、壱岐空港
薩南諸島:新種子島空港、屋久島空港、奄美大島空港、喜界空港、徳之島空港、沖永良部空港、与論空港
沖縄:粟国空港、久米島空港、慶良間空港、南大東空港、北大東空港、伊江島空港、宮古空港、下地島空港、多良間空港、石垣空港 、波照間空港、与那国空港


その他飛行場
関東:調布飛行場
中部:名古屋飛行場(県営名古屋空港)
近畿:但馬飛行場(コウノトリ但馬空港)
中国:岡南飛行場、広島西飛行場
九州:天草飛行場、大分県央飛行場、枕崎飛行場、薩摩硫黄島飛行場


その他飛行場のうち共用飛行場
北海道:札幌飛行場(丘珠空港)、千歳飛行場、旭川飛行場
東北:三沢飛行場(三沢空港)
関東:百里飛行場(茨城空港、建設中)
中部:小松飛行場(小松空港)
中国:美保飛行場(米子空港)
四国:徳島飛行場(徳島空港)


公共用ヘリポート
北海道:足寄ヘリポート、占冠ヘリポート、ニセコヘリポート、増毛ヘリポート、乙部ヘリポート、豊富ヘリポート、砂川ヘリポート
東北:米沢ヘリポート
関東:東京ヘリポート、群馬ヘリポート、高崎ヘリポート、栃木ヘリポート、つくばヘリポート
中部:静岡ヘリポート、津市伊勢湾ヘリポート、若狭ヘリポート
近畿:奈良県ヘリポート、舞洲ヘリポート、神戸ヘリポート、湯村温泉ヘリポート、播磨ヘリポート
九州:佐伯ヘリポート


伊丹空港「格下げ」正式受け入れ 大阪府と兵庫県 12月28日1時43分配信 産経新聞

 国交省が空港種別の見直しに合わせて大阪(伊丹)空港の整備費の一部を地元負担にする案を示していた問題で、大阪府と兵庫県は27日、正式に受け入れを決めた。地元負担金を5年間に限り軽減するとしたため、応じた。来年の通常国会に提出する「空港法」(仮称)が成立すれば適用され、来年度からの負担となる。
 大阪空港は空港整備法の第1種空港に指定され、管理費や整備費は国が全額負担していた。しかし、国が空港の種別を見直すために空港法の制定に向けて動き出したのに合わせて、両府県に約20億円の整備費のうち3分の1を負担するよう求めていた。財政事情などから両府県は当初反対してきたが、国が平成20~24年度で負担額を約19億円に縮小したため、受け入れを決めた。
 ただ、整備費の一部を市町村に負担させることもできるため、両府県の地元市では不安の声も消えていない。空港周辺11市でつくる「大阪国際空港周辺都市対策協議会」会長の藤原保幸・兵庫県伊丹市長は「府・県から各市に対する負担が生じないことを強く求める」とするコメントを発表した。


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[JAL]まさか、機内食に他人の歯形が・・・

2007-12-26 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
今年も間もなく出国ラッシュが始まりますが、その前にイヤなニュースが飛び込んで来ました。あろう事か、JALウェイズの成田-グアム便の機内食に、他人が食べかけたと思われる歯形がついた食事を乗客に配った模様。

原因は、CAが乗客に機内食を配り、機内食が手つかずだと『思いこみ』そのまま回収。問題はその後で、何と廃棄せず『再利用』して別の乗客に出した。
「捨てるのはもったいない」と思う気持ちは解らないでもないが、いったん、配られたものを再利用してはならない事くらい、規則でなくても解るはず。

JALウェイズは「一度乗客に出した機内食を別の乗客に出すことはあり得ないこと」と発表しているが、実際にあった事をどう説明するのだろう。

偽装と思われても仕方ない事件は、9月にも起こっている。機内販売用のイタリア・ブランド、ヒューゴ・ボス社の財布セットの縫製がイタリア国内ではなく、中国で縫製されていたもの。「納入先が契約通り行っていないから」なんて言い訳は通用しない。
どこかの『ネジ』が緩みきっているように見えて仕方がない。
※写真はJAL機内食ですが、トラブルになった機内食そのものではありません。

<偽装?関連ブログ記事>
[機内販売]イタリア製→実は中国製(JAL)


JAL偽装? 歯形付き機内食 手付かずと思い… 12月26日8時2分配信 産経新聞

 日本航空系のJALウェイズが運航する成田発グアム行き941便(乗客452人、乗員19人)で今月19日、女性客室乗務員(31)が一度乗客に出した子供用機内食を別の乗客の男児に出していたことが25日分かった。メニューの豚肉の空揚げに他人の歯形が付いていることに家族が気づき、食べずに済んだ。JALウェイズは「再発防止に努めたい」と謝罪している。
 日航広報部によると、女性客室乗務員は男児が寝ていたため機内食をギャレー(調理場)に一時保管、その後、保管していた男児の機内食がなくなっていたため、回収された子供用機内食の中から、手つかずと思われるものを男児に出したという。
 同部では「一度乗客に出した機内食を別の乗客に出すことはあり得ないこと」としている。


※JALファーストクラスの機内食。こちらは大丈夫!
  

[ボンバルディア機]本当に大丈夫なのか?

2007-12-24 | 業界ニュース
<コメント>
 皆さんが今から搭乗する機材が『ボンバルディア機』だったとしたら、安心して楽しく機内に乗り込めますか?

 記憶に新しい高知空港での胴体着陸事故。何とあれ以降、14件もトラブルが発生していたのです、ボンバルディア機に。
 既に『トラブルの百貨店』として有名になりつつある機ですが、全日空は従来通りボンバルディア機継続使用を撤回。当然の決断と思いますが、もう少し早く安心させて頂きたかったのが本音。大企業ともなると、舵を右から左へ切り替えるのは相当な努力と忍耐、決断が必要だったのでしょうね。

 もし、同じ目的地に飛ぶ飛行機がふたつあり、一つはボンバルディア、もう一つが小型ジェットであったなら、少し高くても私なら小型ジェットに乗るでしょうね。安全性はもとより、不安から来るストレスで体調を壊したくありませんからね・・・


トラブル続出ボンバル機 本当に大丈夫なのか 12月23日12時53分配信

 カナダ・ボンバルディア社製のプロペラ機に世界各地で事故やトラブルが相次いでいる。北欧の航空会社は、同社の飛行機を今後一切使用しないことを決断、その影響で多額の損失を計上した。2007年3月、高知龍馬空港で全日空機の胴体着陸事故が起きたが、全日空(ANA)は、地元の反発にもかかわらず事故機の「現場復帰」を望んでいる。本当に大丈夫か。

■胴体着陸後も国内で14件もトラブル
 2007年3月13日朝、車輪が出なくなった全日空1603便(DHC8-400型機)は目的地の高知空港上級を旋回した末、胴体着陸を敢行。幸いにも乗客56人と乗員4人にけがはなかった。
 06年4月には、国土交通省の担当者が、ボンバルディア社が本拠地を置くカナダを訪問、航空当局や同社に改善を求めていた矢先の事故だった。
 事故調査委員会では、そもそも製造段階で、同社が前脚ドア部分のボルトを入れ損ねたことが事故の原因、との見方を強めており、「ケアレスミス」だった可能性が濃厚になりつつある。
 DHC8-400型機は00年にデビュー。国内では、日本航空(JAL)グループが03年2月に初めて導入し、現在ではJALグループとANAグループあわせて24機が使用されている。国内の航空業界では、地方路線の収益改善のために機材の小型化を進めていることを背景に、導入が進んでいる。特に、ジェット機に比べて燃費が良いターボプロップ(プロペラ)機の分野では、ボンバルディア社の独占状態だ。
 ボンバルディア社側は、成田空港に部品調達拠点を開設するなどしてサポート体制を強化、トッド・ヤング副社長も07年11月に来日し「事故後に製造プロセスを見直した」などと述べ、火消しに懸命だ。
 しかし、高知空港での事故後も国内だけで14件も同機をめぐるトラブルが報じられて、世界的にも同社に疑問が噴出している。そうした中で、ヤング氏も詳しい事故原因や同社の責任については言及を避けている。とても顧客の信頼を得られたとは言えない状態だ。

■全日空は同機の「当面の路線復帰」を撤回
 実際、全日空が12月19日に「事故機を08年元旦始発から高知-大阪(伊丹)便から復帰させる」との方針を明らかにした際には、事故現場の「地元」である高知県は猛反発。
 尾?県知事が「原因究明が十分に行われいうちの路線復帰は県民感情を逆なでし、強い憤りを覚える」と述べたほか、県議会からも反対の声が続出した。
 結局12月21日になって、全日空側は知事に対して当面の路線復帰の撤回を伝えた。
 全日空は「あくまで復帰」の方針を貫いているが、対照的なのが北欧のスカンジナビア航空(SAS)だ。同社が運航するDHC8-400型機が、9月9日にデンマークで、直後の12日には、リトアニアで主脚が折れて胴体着陸するという事故を相次いで起こしたのだ。
 これを受けてSASは10月28日には、
 「DHC8-400型機への信頼は著しく失われ、お客様も、この機種に搭乗することに対して急速に懐疑的になっている」
 「品質に関連した問題が繰り返し発生した」
 などとして、DHC8-400型機を「今後一切使用しない」ことを表明、北欧路線で活躍していた全27機を退役させることになった。同社が輸送する乗客のうち、はDHC8-400型機の乗客は約5%を占めていることもあり、SASでは数百便の欠航を余儀なくされた。
 やはり、この代償はそれなりに大きく、07年11月に明らかにした第3四半期の税引前利益は5億3600万クローネ(約92億円)。前年同期は7億8500.万クローネだったことからすると、実に3割以上の利益を「ボンバルディア問題」が吹き飛ばした形だ。この数字は四半期でのものなので、年間単位では実に6億~7億クローネを、この問題で失う形になる。
 SASではボンバルディア社と協議を進め、損害賠償を求める方向だという。
 また、日本では、ボンバルディア社の「CRJ-200型機」が07年12月20日にフラップに不具合を起こし、目的地を山形空港から仙台空港に変更する、というトラブルが起こったばかりだ。この機種のトラブルは多くないものの、DHC8-400型機のトラブルの原因が解明されない限り、「ボンバルディア」という名前だけで、疑惑の目を向けられかねない情勢だ。


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[JAC機]前輪パンクトラブル続報、ブレーキが原因か?

2007-12-19 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 昨日(18日)島根県の出雲空港で着陸後前輪がパンクし、滑走路を右にそれて停止したJAC機のトラブル原因が何となく絞られてきたようです。
 まず考えられる原因は『アンチロックシステム異常』。
これは、接地後に自動的にブレーキがかかる装置で、滑走路の状態に合わせてブレーキレベルが調整できるものです。フルブレーキ動作があっても、車輪をロックしないものです。
もし、アンチロックに異常があった場合どうなるか・・・
接地後、車輪は車輪をロックし、接地部分の摩擦が激増。そして発火やタイヤの破損が起こり、その後耐えきれなくなったタイヤは脱落するものと思われます。

このブレーキシステムはほとんどの航空機に用いられており、事故を起こしたサーブだけが全く違うシステムを使っていたわけではありません。もし原因がブレーキのロックであったなら、車輪の検査はもとより、制御しているコンピュータに至るまで緊急検査を全ての機に行って頂きたい。



JAC機 出雲空港着陸後に前輪パンク 乗客ら無事 12月19日9時57分配信 毎日新聞

前輪タイヤがパンクした事故機=島根県斐川町の出雲空港で2007年12月18日午後0時25分、細川貴代撮影
 18日午前11時半ごろ、島根県斐川町の出雲空港で、着陸した大阪(伊丹)空港発の日本エアコミューター(JAC)2345便(サーブ340B)の前輪のうち右側タイヤがパンク、脱落した。機体は滑走路(2000メートル)を右側にそれ、誘導路から緑地帯を横切って駐機場に停止。前輪の左側タイヤもパンクしていた。乗客34人と乗員3人にけがはなく、施設に被害はなかった。同空港は午後3時半まで滑走路を閉鎖した。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は19日、現地に3人を現地に派遣する。
 島根県によると、機体は滑走路に着陸し、約300メートルを通常通り走行。その後、センターラインから右側にそれ始め、緑地帯を約380メートル走行して停止した。最初に右側タイヤがパンクしたとみられ、緑地帯から駐機場に乗り上げた際に右側タイヤが脱落。右側タイヤは脱落地点から約200メートル離れた駐機場西側で破裂した状態で発見された。
 日本エアコミューターによると、同機(定員36人、プロペラ機)は1997年製。タイヤ点検は離陸前ごとに行い、今回も異常はなかったという。前輪タイヤは今月5日に交換していた。
 同型機を巡っては10月19日、奄美空港(鹿児島県)で着陸直後にタイヤ1本がパンクするトラブルがあった。ブレーキをかける際にタイヤのロックを防ぐ装置が一時的に誤作動を起こし、摩擦ですり減ったためという。また、昨年10月26日には、出雲空港に着陸後、横風にあおられた影響で後輪左側タイヤがパンクした。

[JAC機]着陸後前輪がパンク、ケガ人なし(出雲)

2007-12-18 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 2007年12月18日(火)午前11時半頃、島根県の出雲空港に着陸した大阪伊丹空港発のJAC機(サーブ340型機)の前輪がパンクし、駐機場の近くで停止したようです。報道によると、滑走路上に障害物は発見されておらず、現在の所原因は特定されていないようです。

 機は着陸直後パンクしたとの報道もあり、減速中制御が効かず滑走路脇の緑地帯に進入し、駐機場付近で停止したようです。パンクしたのが着陸後の前輪で良かったとは思いますが、タイヤの耐久やローテーションなどに問題がなかったのか?
また、着陸はスムーズに後輪から接地したのか・・・

原因究明と再発防止を早急にすすめて頂きたい。


出雲空港 パンクし滑走路外れる JAC機、着陸直後 けが人なし 12月18日16時27分配信 産経新聞

 18日午前11時半ごろ、島根県の出雲空港に着陸した大阪発の日本エアコミューター(JAC)2345便サーブ340Bの前輪タイヤがパンクし、滑走路を外れて停止した。乗客34人と乗員3人にけがはなかった。同空港は事故のため閉鎖された。
 国土交通省やJACなどによると、機体には前輪タイヤが左右1本ずつついていたが、着陸直後に右側のタイヤが破裂して外れ、左側のタイヤもパンクした。機体をコントロールできなくなったとみられる。機体は滑走路から外れて緑地帯を横切り、駐機場近くで停止した。
 県によると、滑走路から誘導路に入った際に、操縦士が異常を感じ、駐機場の手前で停止したという。滑走路上に障害物などはなかった。JACが原因を調査している。県はJACに安全運航を要請。県警も事故の詳しい状況を調べる。事故当時は曇りだった。


[ヘリ墜落事故]原因はテールにつながるロッド破損か?

2007-12-12 | 事故・事件・トラブル
コメント
12月9日、静岡ヘリポート近くの遊水池に墜落したヘリコプター事故の原因が絞られてきたようです。

最新情報によりますと、ヘリコプターの水平回転を制御する『テールローター』につながる『コントロールロッド』とよばれる部品が破損したのが原因ではないかと発表されました。

一方、テールローター(尾部回転翼)に動力を伝えるドライブシャフト(駆動軸)とギアボックスのつなぎ部分が外れていたことが判明し、ローター自体が停止した可能性が高い。事故のビデオを見る限り、後部のローターが停止し、水平の制御が不能となって墜落したと考えるのが妥当ではないかと思う。

ほとんどのヘリコプターは、当該機と同じ構造になっている。緊急点検と原因究明を急ぎ行って頂きたい。

話は変わりますが、数年前高速道路をFR(後輪駆動)のワゴン車で走行中、後輪に動力を伝える『プロペラシャフト』が折れ、時速100キロ超で後輪がロックされた経験があります。横転しないようバランスをとり、幸いにして停止させる事ができましたが、何とその時の原因はエンジンオイルが粘りをもたず、水のようになり、シャフトが加熱してねじ切れたものでした。
はたして同じような原因かどうかは不明ですが、直接命に関わる箇所だけに、徹底調査を重ねてお願いしたい思いです。



静岡・NHK取材用ヘリ墜落:ロッド破断が原因か 飛行中折れた可能性 /静岡 12月12日12時3分配信 毎日新聞

 ◇県警、あす関係先を捜索
 静岡市葵区でオールニッポンヘリコプター(東京都江東区、以下ANH)所属のNHK取材用ヘリが墜落し乗員2人が死傷した事故で、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は11日、機体後部の「テールローター」(後部回転翼、以下テール)につながる棒状部品「コントロールロッド」が破断していたことを明らかにした。事故調と県警は、飛行中にロッドが折れたことが墜落につながった可能性が高いとみて、調べを進める。【田口雅士、望月和美、浜中慎哉】
 ◇きょう機体引き上げ
 県警は、12日に事故機を墜落現場から別のヘリで遊水池から引き上げるとともに、13日にはANHやヘリの目的地だった伊丹空港など関係数カ所を容疑者不詳のまま家宅捜索する方針だ。
 ロッドは金属製の棒状部品で、死亡した小宮義明機長(57)が事故前に不具合を伝えた「ラダーペダル」(操縦ペダル)の動きをテールに伝える役目をする。ロッドが破断すると、テールの操作ができなくなり、機体のバランスが取れなくなってしまう。
 この日、事故調の調査官3人は墜落現場近くの静岡へリポートでANHの社員などから聞き取り調査をした。調査後、福田公爾調査官は「事故状況から考えると、ロッドは上空で破断した可能性が高い」と述べた。事故調は事故機と同様の構造を持つヘリ38機の一斉点検を、ANHなど16社に指示した。
 航空評論家の青木謙知氏は「ロッドが破断したとすると、機体が数回転しながらきりもみ状態で墜落した目撃状況と合致する」と説明する。
 なぜロッドは破断したのか。前田弘・京大名誉教授(航空工学)は「走行中金属製のロッドが破断することは普通はありえない。何らかの原因で大きな力がロッドに加わったのだろう」と話す。青木氏は「走行中に別の部品とぶつかって折れた、腐食していて折れやすい状況だった、走行前から折れていた、などが考えられる」と指摘した。
 事故調は「過去に、(走行中にロッドが)破断した事例は知らない。どの時点でどのように破断したかを調査する必要がある」と説明。今後、入院中の亀山幸代整備士(33)の容体を見ながら事故当時の事情を聴くとともに、ロッドの破断面を電子顕微鏡を使うなどして破断原因を詳しく調べる方針だ。

[成田]出国手続きが超カンタンに!

2007-12-05 | 業界ニュース
コメント
成田からの出国手続きがカンタンになった事、皆さんご存じですか?
最近海外に行っていない私は、まだ体験していませんが、事前登録をしておけば、立ち止まる事なく?、出国ゲートを通過できるようですね。

ただし、パスポートに出国印が押されないようですから、スタンプコレクターの方は今まで通り有人ゲートより出国しスタンプをゲットしてください。

年末年始の出国ラッシュには、貴重な時間を出国手続きによって浪費する事が避けられそうですね。興味ある方は成田空港サイトよりご確認ください!


関連リンク
成田空港


成田にお目見え、新・自動ゲートシステム 12月4日16時33分配信 オーマイニュース

 2007年の11月20日から法務省入国管理局による、外国人の日本入国の際に、新たに顔写真の撮影や指紋押捺を義務づける制度が実施されているのは広く知られているようです。
 ところで、私たち日本人が海外に出発する時に、航空会社のカウンターでチェックインを済ませ、保安検査(セキュリティーチェック)を通過します。
 さあ、いよいよ日本を出国という時に、従来は1人ひとり、法務省の入国管理官に旅券(パスポート)と搭乗券を提示し、旅券に出国のスタンプをもらわなくてはなりませんが、このほど、ここに無人ボックス型の自動出入国審査装置(以下、自動ゲート)が導入されたのをご存じでしょうか。
 通り方は簡単。まず有人レーンの自動ゲートを通るか、無人ボックス型の自動ゲートを通るかを自分で選択します。どちらもゲートに入る前に、旅券の写真のページを開いて装置に読み取らせます。
 入口の扉が開いたら中に入り、あらかじめ登録してある2本の指紋を読み取らせて認証します。認証が完了したら出口の扉が開きます。これで出入国の手続きは完了です。
 ただし、この無人ボックス型の自動ゲートを利用したときには、旅券に出入国のスタンプが押印されないので、証印が必要な方は、有人レーンの自動ゲートに進むか、従来の審査ブースに進むといいでしょう。
 法務省入国管理局の方の説明によると、この自動ゲートの利用可能な方としては「有効な旅券をお持ちの方」ですので、基本的に全員が対象になります、とのこと。
 ただこのシステムを利用するためには、事前の登録手続きが必要で、所定の申請書に記入、指紋の登録などに、およそ30分ほどの時間が必要とのことで、私のように、いつも出発時間ギリギリという人間や、急いでいる時には無理でしょう。
 この面倒な手続きも、一度登録をしてしまえば、その後は旅券の有効期限が切れるまで、この自動ゲートを利用できますので、暮れからお正月の混雑する時期や、夏休みの繁忙期には、長蛇の列に並ぶことなく、スムーズに出入国ができるようになるかも知れません。
 事前の手続きは、それほど簡単ではありませんが、新しいモノ好きの皆さんは是非一度お試しあれ。


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