あ し み え。

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続・いとしき3.11の噺

2013-03-11 23:02:31 | †イトシキガタリ†
2年前の今日、2011年3月11日。東日本大震災が起こった。



今年は去年と比べて、民放の震災ドキュメントは少なかったように思われる。
それは、復興の進捗が著しく遅いことを憂いているのか。
はたまた、現実を見ないフリして一時のエンターテインメントに興じろというのか。



丁度1年前も東日本大震災についてのブログをupした
その時と今を比べて、目に見える復興はほんのひと握りという実感しか得ない。
目の前に広がる枯草の荒野を前に、現地の農家の人は何を思っているのだろうと思うと胸が痛い。



終わる街を見捨てて新天地へ向かった人もいるのだろう。
いやはや、今更育った土地を捨てることなどできず被災地で生活している人もいるのだろう。
どちらにしても、後先に不安の影は色濃い。



2013年(平成25年)3月11日時点で、震災による死者・行方不明者は18,549人、建築物の全壊・半壊は合わせて39万8,462戸、ピーク時の避難者は40万人以上、停電世帯は800万戸以上、断水世帯は180万戸以上に上っている。復興庁によると、2013年2月7日時点の避難者等の数は31万5,196人となっている。(東日本大震災wikipediaより抜粋)
1995年に起こった阪神淡路大震災でも、死者6,434人、行方不明者3人、負傷者43,792人(阪神淡路大震災wikipediaより抜粋)なのだから、東日本~の規模は史上最大の被害であることが伺える。被害は人・家屋に留まらず、原発廃炉・地域再建・雇用・放射線量など二次災害も甚大だ。



NPO・ボランティアによる動きも活発に行われているが、下支えは国の支援あってこそだ。
政権が変わり、実質ゼロスタートの復興は今年が正念場にならなければ、さらに取り返しのつかない事態になる。
14時46分の黙祷に込める思いは年々重い。



楽しいことをみつけようとするほど、辛く苦しい現実がまとわりつくもの。
それでも明日はやってくる。それでも私たちは生きている。
"いま"を生きる。そのことを忘れないように生きよう。
"だれか"のために生きる。そのことを忘れないように生きよう。
僕ら一人ひとりは、つながって生きていることを忘れないように生きよう。



Everybody finds love in the end.




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