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8月10日の東京株式市場デイリーコメント

2012-08-10 08:26:26 | Weblog
8月9日の東京株式市場は、手掛かり材料難となるなかアジア株の堅調などが支援材料となり出遅れ銘柄を中心に買い戻しが入り上昇しました。
日経平均 8,978.60円(+97.44円)
日経平均先物 8,970円(+100円)
TOPIX 751.84(+6.20)

東証1部・2部市場
野村ホールディングス(8604)、大和証券グループ本社(8601)、松井証券(8628)など証券株や、新日本製鐵(5401)、住友金属工業(5405)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)など鉄鋼株、三菱マテリアル(5711)、東邦亜鉛(5707)など非鉄金属株、三菱商事(8058)、三井物産(8031)、丸紅(8002)など商社株が買われ上昇。
更に、国際石油開発帝石(1605)、昭和シェル石油(5002)など石油株や、アドバンテスト(6857)、SUMCO(3436)、東京エレクトロン(8035)など半導体株、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)など自動車株も続伸しました。

新興市場
JASDAQ平均は下落しましたが、マザーズ指数は反発しました。
第一興商(7458)、ライフネット生命保険(7157)、スカイマーク(9204)、ACCESS(4813)などは買われ上昇し、楽天(4755)、サイバーエージェント(4751)、ニューフレアテクノロジー(6256)、ジェイアイエヌ(3046)、デジタルガレージ(4819)、オンコセラピー・サイエンス(4564)などは売られ下落。
目立った銘柄では、ジェイエイシーリクルートメント(2124)、フジコー(2405)、ネットワークバリューコンポネンツ(3394)、フライトシステムコンサルティング(3753)、アテナ工業(7890)がストップ高。

まずはNY株式市場から
NYダウ:13165.19(-10.45)
ナスダック指数:3018.64(+7.39)
シカゴ日経先物:8955円(-15円)
25日移動平均線:8713円(2.95%)
(コメント)
9日のNY株式相場はまちまち。
材料難から徐々に利益確定売りが優勢となり一時50.55ドル安のまで下落しましたが、中国の7月消費者物価指数(CPI)は前年比1.8%上昇と、30カ月ぶりの低い伸び。2012年公式目標の4%を下回る可能性が高く、中国当局による金融緩和の余地が広がったとの見方が相場を下支えております。
CME日経225先物の清算値は、大証日中終値と比べ15円安の8955円で帰ってきております。

本日は東京株式市場はもみ合うが予想されます。
直近4営業日で423円も上昇していることから、朝方は利益確定売りに押されることも予想されます。ただ、相場の先高期待は根強く下値は限定的とみられ、売り一巡後にプラスに転じ、9000円の大台を回復する展開も想定されようかと思われます。
日経平均の予想レンジは8900~9050円。

本日は8月限オプションのSQ算出日です。
SQは相場の転換点となるケースが多いだけに、日経平均の終値がSQ値を上回るか否かに注目されよう。通常、SQ値を上回って引ければ翌週以降の相場は堅調となり、下回ると軟調になるというアノマリーがあります。SQ値を上回ったうえでの9000円台回復となれば、今後の戻り歩調が強まりそうです。

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