アンドレの「今日もいい天気!」

「いい天気!」とは、いつも明るく前向きに、人生をプラス思考で生きる人の「心の天気」のことである。

“もう案山子の季節”

2006年09月19日 | 美食の話題編
今日は早くも秋の彼岸の入り、暑さ寒さも彼岸まで、と昔からよく言ったもので、さすがに随分過ごしやすくなった。真夏のあの暑さは何だったのだろう、と思うくらいである。このところ運動不足だったので久し振りに佐鳴湖公園にウォーキングに行って来た。里山保全地区の田んぼのイネも黄金色に実ってきて、今年もいろいろな案山子がお目見えした。一番可愛らしい女の子の案山子を撮って来た。

ところで、なんで「案山子」と書くのか、ふと!疑問に思って調べてみた。なんでも案山子は古くは髪の毛や魚の頭などを焼いて串に刺して田畑に立てたものであった。悪臭で鳥や獣を追い払っていたことから、「嗅がし(かがし)」と読んだ。その後、「かかし」と清音化した。やがて、竹や藁で作った人形が使われるようになった。

では、漢字で「案山子」と書くのはなぜだろう。案山子は、もともと中国の僧侶が用いた言葉で、「案山」は山の中でも平らなところを意味する。「子」は人や人形のことである。このことから「かかし」を当て字として「案山子」と書くようになったという。何気なく使っている言葉でも以外に正確に知っている人は少ない。今日は一つ利口になりました。(2006・9・20)

“爽やかな秋の空”

2006年09月02日 | 生活の話題編

9月に入ったとたんに朝夕めっきり涼しくなった。昨日は久し振りに朝からしとしと雨が降っていたので、読書やパソコンの前でのんびり一日を過ごした。庭の草木も気持ち良さそうだった。2日目の朝は、目が覚めたら昨日とはうって変わって秋空の広がるいい天気だ。明け方涼しくて、思わず厚い掛け布団を掛けてしまった。起きて寒暖計を見たら24度だった。

梅雨明けが遅かった今年の夏はクマゼミが遅くまでないていたが、さすがに9月の声を聞いたらいつの間にか聞こえなくなっていた。代わりに朝遅くツクツクホウシが遠くで鳴いていた。窓の外の空を見たら爽やかな秋空に、数日前のモクモクとした入道雲に変わって、ほうきの様な秋の雲が広がっていた。このまま一遍に秋になってしまうことはないだろうが、間違いなく一日一日秋になっていくのだろう。(2006・9・2)