春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

良いお年を

2009年12月22日 15時29分47秒 | 日常徒然
今日は一年で一番日が短い日 冬至です。
今日も朝から良く晴れてはいるのですが、相変わらず寒い一日でした。
でもこの寒さも緩み始めていると、天気予報では言っていました。
明日が天皇誕生日なので、滋賀県の公立小中学校では、今日が終業式だそうです。
明日から冬休み、いよいよお正月が近づいてきたと言う感じがします。
それもあってテンプレートをお正月バージョンにしたのですが、
実は私のパソコン、秋ごろからしばしば不調になって、突然動かなくなったり、消えてしまったりしていましたので、思い切って電器屋さんに修理を依頼しましたら、明日取りに来てくれる事になりました。
なにぶん年末ですので、年内の返却は難しいとのことで、年明けまでパソコンとお別れせねばならなくなりました。
という訳で、ちょっと早いのですが、お正月バージョンにしてしまったと言うわけです。

本年中は何かとお世話になりました。
どうか皆様 良いお年を。

寒さ厳しい年の瀬に

2009年12月21日 16時32分40秒 | Weblog

欧州で厳しい寒波相次ぐ、36人死亡、高速鉄道ユーロスター無期限運行停止 
欧州各地では20日、大雪と厳しい寒波に見舞われ、EU全域で交通機関に運転休止などの混乱が生じた。ポーランドではマイナス20℃を記録するなど厳しい寒さが続き、寒波による死者はすでに36人に上っている。

 英国と欧州大陸を結ぶ高速鉄道ユーロスターは19日、5本が英仏海峡のトンネル内で立往生し、運行停止となっているなど混乱が生じている。21日にも全面停止になる可能性があり、クリスマス休暇を前に、5万人以上の足に影響が出ている。

 オーストリアやフランス、ドイツでも死者が出たいる模様。パリのシャルルドゴール空港など、ヨーロッパ各地の主要空港でも、欠航が相次いでいる。

 また米国東部の首都ワシントンやニューヨークなどでは18日から19日にかけて、30センチ-40センチの記録的な大雪に見舞われ、公共交通機関などの混乱が相次いだ。ワシントンでは大雪に対する非常事態宣言を出した。航空便の欠航や空港閉鎖などが相次ぎ、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港など三つの主要空港は20日に再開したが計約1,200便が欠航した。


今日も寒い一日であった。
ヨーロッパやアメリカ東部も酷い寒波に見舞われているそうである。
今日のお昼のワイドショーで、天気予報士の人がこの寒気のことについて説明していた。
この寒波はシベリア寒気団によるのだけれど、現在このシベリア寒気団が、ヨーロッパ・東部アメリカ・日本などに曲がりくねった形で伸びているから、これらの地域で寒波が厳しいけれど、
今年の冬は全体としては暖冬になるだろうと言う話であった。
暖冬(シベリア寒気団が日本から離れる)になっても太平洋地域は、曇り空の日が多くなるので、日照時間の関係で寒く感じるかもしれないと言う、
暖冬でも寒いかもしれない等と、変な解説をしていた。

現在のシベリア寒気団がよその地域に移ったら、日本もこの寒波から開放されると言うことらしいが、例年暖かい冬に慣れていたからか、
今年の冬の寒さは殊の外きつい様な気がする。

ポーランドでは路上生活を余儀なくされている人が、大勢凍死されたと言う。
日本ではホームレスの人が凍死と言うニュースをまだ聞かずに済んでいるが、
この寒さの中での路上生活は、どんなにか寒いことだろう。
今年はもう派遣切りと共に、宿舎追いたてのようなむごい事はせずに済むように、対策されているのだろうか?
民主党政権になっても同じだったと言うようなことの無いように、
頑張っておられる事とは思うけれど・・・・・

COP15閉幕

2009年12月19日 13時02分32秒 | 海外情報
昨日に引き続き今日もよく晴れているが非常に寒い。
冷たい風が吹いているので日向でも、とても小春日和と言える天気ではない。
冬至を明後日に控えて、デンマークではもっと寒い事だろう。
デンマークのような北欧では、冬至の日は7時間位しか、お日様が出ないと言うことである。
そんな寒い寒いデンマークで、温暖化対策の世界会議(COP15)が開かれている。
COP15:政治合意採択へ 途上国に削減の自主目標要求
  (引用)前略
■COP15の政治合意の骨子■
 ▽産業革命前からの気温上昇を2度以下に抑えるとの科学的見解を確認
 ▽先進国は20年の温室効果ガス排出量を10年2月までに申告
 ▽途上国は10年2月をめどに自主目標を報告。先進国資金を受けた途上国での対策の監視・検証
 ▽対策の費用対効果を高める市場活用を追求
 ▽先進国は途上国の森林破壊防止などに10~12年に300億ドルを提供。さらに20年までに年1000億ドルを目標
 ▽途上国の対策を支援する「コペンハーゲン・グリーン気候基金」を設立
 ◇京都議定書と次期枠組み
 京都議定書は先進国に二酸化炭素など6種類の温室効果ガスの削減を義務づけた唯一の国際協定。国連気候変動枠組み条約に基づき、97年に京都で開かれた第3回締約国会議(COP3)で採択された。国ごとに総排出量の削減目標が掲げられ、先進国全体で08~12年の5年間に、90年比5%の削減義務がある。国ごとの義務は日本6%、欧州連合(EU)8%など。当時世界第1位の排出国で7%の削減義務を課せられた米国は01年に離脱した。削減義務がある国の排出量は世界全体の約3割に過ぎず、議定書発効後に経済が急成長した中国、インドなどの新興国は削減義務がない。このため、京都議定書に定めのない13年以降について、温室効果ガス削減の次期枠組みをCOP15で決定することが、07年のCOP13で合意されていた。
 ◇先進国、途上国の利害調整早期に
 COP15でまとめられた政治合意はグローバル化(地球規模化)時代と歩調を合わせ、中国、インドなどの新興国が台頭する国際社会の変容を反映した内容だ。合意取りまとめに手間取った理由には途上国の立場から「先進国の責任」を追及、自国に有利な状況を作り出そうとする中印の抵抗があった。
 「(気候変動枠組み条約のできた)1992年以降、中国、インド、ブラジルなどの新興国がとてつもない経済成長と工業化を果たした。先進国が状況を変えるだけでは不十分なのだ」。オバマ米大統領は18日深夜、コペンハーゲンで、先進国のみが削減義務を負う京都議定書では温暖化に対応できない現状を強調した。
 ブラジル、南アフリカ、インド、中国はCOP15にあたり、4カ国の頭文字を取った「BASICグループ」としても活動。デンマークが11月末に主要国に提示した先進国寄りの議長案に反発し、対抗案を作成するなど、新興勢力としての存在感を示した。
 先進国は新興国を他の途上国と区別し、温室効果ガスの排出抑制努力を求める合意作りを追求した。だが、政治合意は新興国の抑制計画に対する国際監視・検証のルールが緩く、先進国側が押し切られた感は否めない。
 背景には近年、米国を筆頭に国際社会における先進国陣営の「重み」が相対的に減じている事情がある。昨年秋以降の金融・経済危機への対応でも主要8カ国(G8)の限界が露呈、中印などの新興国を含む主要20カ国・地域(G20)に主な協議の場が移った。
 だが、先進国と他の途上国が新興国と胸襟を開いて話し合い、協力する仕組みは出来上がっていない。COP15でも日米欧がスクラムを組んで新興国の説得にあたろうとしたが、奏功しなかった。国際社会が政治合意を法的拘束力のある新議定書につなげることができるか、温暖化と闘う決意を問われるのはこれからだ。【コペンハーゲン福島良典】
 (引用終り)
120カ国以上の国の首脳が集まっての会議であったが、
京都議定書のような削減目標を掲げると言うことは出来なかったが、夜遅くまでの話し合いで何とか合意書を作る事ができたと言うことらしい。

今回の会議場は、地球温暖化対策を協議するには、寒すぎる舞台であったかも知れない。
各国首脳にとって、冬至前のデンマークでは温暖化と言うことが、
喫緊の課題で有るという意識を、薄れさせる働きをしたのかもしれない。

会議場の外では、会議への反対のデモも有ったとか。

もし温暖化がCO2によるものであるのならば、おちおち等しておられる時ではないはずなのだけれど・・・・・

追記
主要国の首脳が合意した取り決めは、後進諸国の反対によって、全体としては採択されなかった。
COP15は協定への「留意」決議し閉幕、全会一致の採択断念
2009年 12月 20日 09:25

上関原発の設置許可を申請

2009年12月18日 17時54分53秒 | 原発・エネルギー問題

上関原発の設置許可を申請 12年着工、18年運転開始
 山口県上関町に計画中の上関原発について、中国電力は18日、1号機の原子炉設置許可申請を経済産業省に提出した。着工時期は目標としていた2010年度から約2年繰り延べて12年6月、それに伴い運転開始も18年3月にずれ込む。

 上関原発は原子炉2基からなり、1、2号機とも出力137万3千キロワットの改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)。中国電としては島根原発(松江市)に次いで2カ所目、山口県内では初の原発となる。

 国内原発の原子炉設置許可申請は、06年9月の東京電力東通原発1号機(青森県)以来。

 建設計画は1982年に明らかになり、反対派住民の相次ぐ訴訟や用地買収の遅れなどで延期を繰り返してきた。

 中国電は今年9月、建設予定地の海面の埋め立て工事を始めたが、反対する市民団体が海上で抗議活動を展開。同社が工事の遅れによる損害賠償を求めて団体メンバーを提訴するなど混乱が続いている。 2009/12/18 16:44 【共同通信】


瀬戸内海を放射能汚染の危険にさらすことがわかっていても、やっぱり原発は造られてしまうのだろうか?
放射能汚染されたとき、被害を蒙るのは瀬戸内海全域の漁業者になるかもしれないのに、
建設の賛成の議決は、上関町の10数人の議員にゆだねられて、決定されてしまった。

それも27~8年も反対し続けていたと言うのに、賛成票が多数を占めるまで、繰り返し繰り返し議決を繰り返して、やっと賛成票が勝ったら、途端に県は建設許可を出すなんて、
此れで住民の意思を尊重しているといえるのだろうか?
二十数年の住民の絶対反対と言う意思は、そんなに簡単に破棄されて良いのだろうか?

此れでは住民の意思を尊重しているようで、尊重しているとはいえないと思う。
住民が根負けするまで攻めたて続けて、住民側が反対しきれなくなる迄粘って、住民の為にならないものの建設でも何でも、強引に作る事になってしまうだろう。

まして原発と言う危険極まりないものである。
そして今やソーラー発電も進歩して、スペインでは電力会社も太陽熱発電(太陽光ではなく太陽熱発電)を始めたと言うし、ドイツのソーラーシステムも進んでいるが、
ドイツの科学者の話によると、ドイツの現在有る屋根の10%を使えば、ソーラー発電で、ドイツの全電力を賄えると言っておられた。

日本も小泉政権のソーラーシステムへの政府援助停止で、挫折させられていたとは言え、
ソーラーシステムの先進国だったのだから、新政権はこれからのエネルギーはソーラーシステムの推進に注ぐものと思って期待していたのに、まだ原発を造らせようとしているらしい。

ウラニュームも限られた資源であり、おっつけ枯渇する資源である事は分っているのだし、
原発は事故が無い時であっても少量の放射能は排出せねばならないものだそうだから、
瀬戸内海のような狭いうち海に、原発を造り何十年も運転し続けているうちには、
瀬戸内海の海産物が放射能汚染されるだろうと言うことは、見えているはずである。

これは将来、瀬戸内海沿岸の漁師の職業を奪う事に繋がるはずである。
そんな重大な事を、沿岸の漁業者に全然知らせることもなく、
二十数年反対し続けてきた住民の意思を無視して、小さな上関町の二十人にも満たない議員を買収して、原発建設賛成という議決を出させたのである。
上関町の議会が賛成しさえしたら、沿岸に大勢居る他の受益者(漁業関係者)の反対意見は。刎ねつけて、強引に原発を造ろうとしているのに、
他県の人達はみすみす見逃さなければならないのだろうか?

国民が第一と言って政権を取った民主党政権が、上関原発を許可するなど有ってはならないことだと、
民主党幹事長は怒りをあらわにして止めてしかるべき時だと思うのだけれど?

天皇陛下中国の習近平国家副主席と会見される

2009年12月15日 14時29分44秒 | 皇室

天皇陛下、来日中の中国・習近平国家副主席と皇居・宮殿で会見される
天皇陛下は15日午前、来日中の中国・習近平国家副主席と皇居・宮殿で会見された。
習副主席は15日午前10時35分、皇居に到着した。
外国との行事の責任者である宮内庁の式部官長が出迎える予定だったが、到着が予定より10分早かったため、急きょ式部副長が出迎え、握手をした。
その後、会見は、宮殿の「竹の間」で予定通り午前11時から行われた。
今回の会見をめぐっては、鳩山首相の指示のもと、日中関係の重要性を理由に特例的に設定されたため、宮内庁長官が陛下の政治利用につながる懸念を表明し、14日に民主党の小沢幹事長が「辞表を提出したあとに言うべきだ」と厳しく批判するなど、異例の事態となっている。
(12/15 12:48)


今回の事について宮内庁長官が、
天皇陛下の政治利用であると言って、政府を批判したそうであるが、
ここで政府の出した決定に対して、反対を表明して政府を批判する事こそ、
天皇陛下を政治利用していると言えるのではないだろうか?

天皇との会見を申し込むには、一ヶ月前まででなければならず、
10日ほど足りなから受けかねると、
日本政府が一旦は断りをいれたのに、尚何とかして欲しいと頼まれたのである。
それ程日本の天皇陛下にお会いしたと、思ってくれている隣国の要人の依頼なのだから、
天皇陛下のお体が大丈夫なら、何とか会見の運びに持っていこうと考えるのは、
日本の行政の責任者として、当然の判断であると思う。

庶民の間であっても、友人や知人に何か頼まれて一旦断っても、
重ねて依頼されたら断れなくなって、
「其処まで言うなら・・・・」と譲歩する事はしばしば有ることであると思う。
それは双方の間柄がどういう関係であるかによって、結論は変ってくるだろう。
これからも良好な関係を続けたいと思っている相手になら、譲歩して了承するだろうし、
此れを期に関係を考え直したいと思っている相手になら、
どんなに頼まれても断固断るのではないだろうか?

重ねての依頼を断ると言うことには、
それ位にきつい意味が含まれる事を考えて、
政府は天皇陛下の御健康が許すならば、会見に応じて頂きたいと依頼したのであろう。
此れを政治利用と言うのなら、
中国側の要請を頑固に撥ね付ける事も、
中国とはそんなに仲良くしたいとは思っていませんと言う意思表示になるから、
これも又政治利用と言うことになってしまうのではにだろうか?。

だから今回のことについて、
一ヶ月ルールを守らなかったと言って、批判している人達は、
中国と日本が親密になることを、阻止したい輩であると考えられる。
現政権の東アジア共同体構想に反対したいから、政府を批判しているのあって、
天皇陛下が大事だから批判しているのではないと考えられる。

という事で天皇陛下を政治利用しようとしているのは、
むしろ「天皇陛下の政治利用だ!」とクレームを付けている人々の方が、
より濃厚に天皇陛下を政治利用している人々である、と言えるのではないかと私には思えるのである。

こういう反対派の攻撃を覚悟で、中国政府の要請を受け容れたと言うことで、
鳩山政権は中国側に貸しを作れたと見れば、
今回の騒動も無駄ではなかったのかもしれない。

今回の事では天皇陛下の温かいお人柄が、国民にとって何よりの救いであったと思う。
此れでこそ日本国民の象徴であらせられると、尊敬の念を更に強くした次第である。

今年の漢字「新」に決まる

2009年12月12日 10時27分08秒 | 国内情報

今年の漢字は「新」
新政権、イチロー新記録…


新政権やスポーツ新記録の意味を込めて選ばれた今年の漢字「新」(11日午後2時5分、京都市東山区、清水寺)
 一年の世相を表す「今年の漢字」に「新」が選ばれたと、財団法人日本漢字能力検定協会(京都市下京区)が11日、東山区の清水寺で発表した。民主党の新政権発足や、新型インフルエンザの流行、イチロー選手が米大リーグで達成した9年連続200安打の新記録などへの人々の関心と期待を反映した。

 漢検協会が毎年公募し、今年は過去最多の約16万通の応募があった。このうち「新」は1万4093通だった。

 2位は、芸能界の薬物汚染や新型インフルのワクチン問題で注目された「薬」。続いて「政」「病」「改」「変」「民」「鳩」の順で、政権交代がらみが目立った。

 清水寺の森清範貫主が筆を執り、「新」一字を大書した。今年は主催者の漢検協会自体も、前正副理事長の背任容疑事件を受けて刷新を迫られた。協会の鬼追明夫理事長は「過去を反省し、公益法人の本来の使命に立ち返って漢字文化の一層の発展に努めたい」と話した。


今年の漢字は「新」と決まったそうである。
思い返せば色々な新があったけれど、
やっぱり一番は、政権交代による新政権誕生であろう。
鳩山政権は権力の巻き返しを図る旧権力の汚いやり口によって、日ごと苦しめられているようであるが、
新旧の鬩ぎ合いも、そのうちに収まって本当の政権交代の実が、現れてくる日も遠くないのではないだろうか。

本当は問題になるはずも無いような、悪質なダム建設の禁止や、
グアムに移転が決まっている沖縄の海兵隊の移転先を、問題にしてし邪魔しようとしている旧権力の残骸たち。
何時までも日本国民を食い物にしていたいかも知れないけれど、
国民を苦しめて「何の己が桜かな」
貴方達の無責任が、日本を惨憺たる状況にしてしまったから、
今貴方達は困った状態に置かれる事になったのではないのですか?
その状態をこれ以上続けていたら、日本はどうなってしまうでしょう。
確りした国が有ってこその権力者なのではないのですか?
それとも貴方達はその時はどこかの国に移住して、自分だけは悠々自適が出来ると思っておられるのですか?

オバマ大統領のノーベル平和賞受賞に思う

2009年12月11日 10時32分30秒 | 海外情報

オバマ氏 平和賞演説 『NPTは米外交の要』
2009年12月11日 東京新聞朝刊
 【オスロ=嶋田昭浩】オバマ米大統領へのノーベル平和賞授賞式が十日午後(日本時間同日夜)、ノルウェーの首都オスロの市庁舎で行われた。オバマ大統領は受賞演説で「戦争は(将来も)起きるが、それでも平和を目指して努力を続ける。それが世界全体の希望であり、われわれの任務だ」と強調。今月一日にアフガニスタンへの米兵三万人増派を発表し、「戦時の大統領」としての平和賞受賞となっただけに、和平に取り組む姿勢を世界に向けてアピールした。 

 オバマ大統領はアフガン増派などとの関連で受賞に批判があることを踏まえ、「深い感謝とともに謹んでこの栄誉を受ける」と発言。その上で「シュバイツァー博士やキング牧師、マンデラ元南アフリカ大統領ら(過去に同賞を受けた)歴史上の巨人たちに比べれば私が達成したことはわずかでしかない」と述べた。

 一方、「武力は人道的な理由で正当化される」と指摘。抑圧から人々を解放し、平和を守るための戦争を擁護した。米軍増派はアフガン情勢の安定化に向けた措置であると主張し、平和賞と「矛盾」しているとの米国内外の批判をかわそうとしたものとみられる。

 核廃絶への取り組みでは、来年五月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議を前にNPTを「外交政策の要」と位置づけ、体制強化に意欲を見せた。

 オバマ大統領は四月のプラハ演説で「核なき世界」を目指すとして核廃絶への取り組みを約束。九月の国連総会でも国際協調外交を進める考えを表明し、こうした姿勢が「よりよき未来に向けて人々に希望を与えた」(ノーベル賞委員会)と受賞に結びついた。

 しかし、米CNNテレビなどが九日公表した世論調査によると、米国で「受賞に値する」と受け止めている人は19%にすぎない。

 オスロでは十日、反戦活動家らが数千人規模の抗議行動を計画。オバマ大統領夫妻のオスロ滞在は二十数時間と短く、恒例行事の一部をキャンセルするため、ノルウェーの世論調査では44%が「失礼だ」と回答している。

 この日はスウェーデンのストックホルムでも、物理学賞や化学賞など、平和賞以外のノーベル賞各賞の授賞式が行われた。


昨日オバマ大統領は、ノーベル平和賞を受賞されたそうである。
「武力は人道的な理由で正当化される」と指摘されたそうであるが、
これは日本の広島長崎に原爆を落としたのを、平和をもたらす為に必要だったとするアメリカの立場と、同じ考え方であると思う。

平和をもたらす為に戦うしかないとしたら、弱い方が負けた時にしか、
戦争が終わる時は無いのではないだろうか?
此れは強い者はあくまでも力を押し通し、譲歩は一切しないと言う宣言であり、
平和主義と最も遠い考え方であると思う。

強者の論理に疑問をもつこともなく、平和賞を手にし、
核拡散防止を呼びかけても、
他国に核を捨てさせて、アメリカオンリーの世界にしたいだけなのではないかと疑われる事になって、今核を持っている国々から、核を手放させる事は無理なのではないだろうか?
アメリカは2~3000発の核爆弾を捨てても、まだ何千発もの核爆弾が残るのだから、
余りに多量の核爆弾で維持費が大変だから、減らしたいだけなのだろうと思われてしまう。
維持費を縮小する為の核廃棄のついでに、核拡散防止を呼びかければ、一石二鳥ということなのだろうと言う、疑いをもたれても仕方のない状況を作ってしまうだろう。

元々アフガニスタンに攻め込んだのはアメリカのほうである。
アルカイダを捕まえる為と言うのなら、現地政府に圧力をかけて始末させるのが常識であると思うが、100人かそこらのアルカイダを捕まえる為に何万人もの兵と、大勢を殺す殺傷力を持つ武器を大量に持ち込むなど、論外のやり方であった。
アメリカのアフガニスタン撤退は、相手を薙ぎ倒し尽くすまで終わらせないとしたら、
アメリカにどんな正義が有ると言うのだろう?

皇太子妃雅子様46歳のお誕生日を迎えられる

2009年12月09日 18時00分12秒 | 皇室

皇太子妃雅子さま、46歳の誕生日
 皇太子妃雅子さまは、9日、46歳の誕生日を迎えられました。長期療養中の雅子さまは、「快復に向けて努力を続けて行きたい」と、文書で感想を寄せました。

 笑顔で手を振る雅子さま。9日午前、皇居を訪れ、天皇・皇后両陛下に誕生日の挨拶をされました。「適応障害」による長期療養中で、最近も外での公務には、ほとんどお出ましになれない状態が続いていますが、誕生日に際して文書で感想を寄せられました。

 この中で雅子さまは、「今年も、引き続きお医者様のご指導の下で、心身の快復のために一つ一つ努力を重ねてまいりました」と述べました。

 また、「体調はまだ万全とは言えない」としながらも「国民の皆様より温かいお気持ちをお寄せいただいていることが私にとり、大きな支えとなっており、この機会に厚く御礼を申し上げます」と感謝の言葉も添えました。

 雅子さまの治療にあたっている医師団は、療養生活が6年を経過し長期間に渡っていることから、病状について「これまで以上に国民に分かりやすく説明する必要がある」とし、近く詳しい見解を発表する予定です。(09日14:05)


雅子妃も、もう46歳になられた。
そして御病気になられて、6年を経過しているという。
やっと恵まれた愛子様の御誕生で、御養育に色々とユニークな取り組みをしておられるという報道を聞き、お幸せそうな雅子様の御様子に喜んでいたら、
突然、一転して雅子妃の御病気の報道を耳にして、吃驚したものだったが・・・・・

最近は一時と比べて、公式行事にお出になることも増えているようで、快方に向かっておられるのかなと、安堵しているところであるが、
まだ完全と言うわけにはいかれない模様である。

ひたすら皇室の伝統を守っておられると言う報道であった紀子様。
優等生宮家であり、優等生妃殿下と見られていた秋篠宮家では、
御長女眞子さま(18)が、国際基督教大学(ICU、東京都三鷹市)に進学される事になられたり、
御長男悠仁さま(3)が来年4月、お茶の水女子大付属幼稚園(東京都文京区)に入園されたりと、
此れまでの皇室の方々は学習院と言う慣習を破って、普通の学校(幼稚園)に入る事に決められ、
世間を驚かせておられる。
眞子様だけだったら、御本人の御意志を優先させられたのかなと思っていたのだけれど、
まだ幼くていらっしゃる悠仁様も、学習院を避けられたのには、
何か理由がお有りなのかな?と
疑問符をもってしまったのだったが・・・・・

時代の潮目が変わりつつあると言う事なのだろうか?
雅子妃殿下の一日も早い御全快をお祈りしたい。

無利子国債200兆円で景気対策

2009年12月08日 16時10分12秒 | 思想信条
私は昨年亀井静香の国民目線のユニークな発言の数々に惹かれて、国民新党に入党を申し込み、21年度から党員にしてもらった。
しかしあまり熱心な党員ではなく、党のホームページも殆ど見ていなかった。
だから亀井静香が、先日平沼赳夫に合併を呼びかけた報道を見てからは、
どうも国民新党に懐疑的にさえなっていた。

今日久し振りに国民新党のブログを覗いてみたら、
国民新党200兆円経済対策」と言う記事があった。

先日私は最近の円高ニュースに思うと言う記事に100兆円の無利子国債をなどと書いたことがあるが、
私としたら、精一杯大風呂敷を広げた積りだったのだけれど、
国民新党の記事には、200兆円の無利子国債を発行せよと書いてある。
地域の再生が今や急務!
ーーいきいき地方復活交付金
病院や学校、福祉などの社会の基盤は利益優先主義にはなじみません。人の命や子どもの将来がお金で左右される。恐ろしいとは思いませんか? しかし、利益優先主義が蔓延し、都市や地方の別なく社会基盤は崩壊寸前です。そんな基盤が崩れた社会で経済が成長するはずがありません。国民新党は地域再生のために5年間に渡って地域が独自に使用できる交付金を提唱します。毎年、各都道府県に200億円、各政令指定都市は100億円、中核都市と特別市には60億円と40億円、各市町村には5億円から20億円の予算の交付をします。

この記事を見た時、私も同じような事を考えていたので、
偉そうに言えば「わが意を得たり」と言う感じであった。
先日から亀井静香がやたらと、我侭な態度をしていると言うことで、顰蹙を買っているようであるが、
彼は彼なりに一生懸命頑張って、パホーマンスを繰り広げてでも何でも、
兎に角、日本の経済再生、地方再生を成し遂げるべく全力投球しておられたのだと知ったのだった。
泥亀と言われようと、亀は噛めば噛むほど毒を吐くとか、静香にしろ等と言われようと、
渾身の力を振り絞って頑張っておられる亀井静香金融相に、エールを送りたくなった。

「亀井静香さん、死ぬまで静かになどならないで、頑張ってください。
それから平沼赳夫と手を結ぶなんて、金輪際考えないで!」

琵琶湖のヨット・デモ行進

2009年12月07日 16時50分09秒 | Weblog

琵琶湖でヨットが帆走デモ ハーバー売却案に反対訴え
2009年12月6日 16時47分
 滋賀県が琵琶湖にある県立柳が崎ヨットハーバー(大津市)の民間企業への売却などを検討していることに反対を訴え、クラブを利用する社会人や学生ら約300人が6日、湖上でヨット約150艇を連ねて帆走デモをした。

 「ヨットハーバー存続を」などと書かれたのぼりを付けたヨットは、大津市におの浜沖を約1時間にわたり周航した。

 ヨットハーバーはセーリングなどの競技ができる県内唯一の施設で、北京オリンピック代表の松永鉄也選手が所属していた琵琶湖ジュニアヨットクラブなど13団体のほか、大会などを通じて年間約2万人が利用する。

 これまで運営費のうち年約300万円の赤字を県が補てんしてきたが、県は先月、民間企業に移管・売却する計画案を発表した。

 参加した二井谷和平君(14)は「琵琶湖に吹く風は海の風などとは違う。レースを練習する環境として絶対に残してほしい」と話した。


今日は大雪とか。
国内外のニュースには、私などの判断できないような大問題が、
今日も山積しているようであるが、
今日は地元滋賀県の話題があったので・・・・・

大雪の今日は寒く、今にも降り出しそうな曇り空だけれど、
昨日はわりと晴れ間が広がっていた。
反対デモ行進にしても、昨日だったら青空の下でのパレードになっただろうから、
150隻の行進は、楽しい事でもあったのかもしれない。
滋賀県は300万円程度の赤字補填だけのために、
柳が崎ヨットハーバーを売却する事にしたのだろうか?
琵琶湖ではヨットやボートを楽しむ人で、夏などは特に賑わっているけれど、
民間に売却されたら、使用料が高くなるだろうから、
学生さんなどには使いにくくなるのかもしれないが・・・・・

滋賀県は栗東に新幹線の新駅を造ると言うことで、
前任の国松知事が、結局は国松知事の負けた選挙直前に、
JR西と工事についての契約をしたのだった。
対立候補の嘉田さんが、新幹線新駅を作る事に反対を表明しておられ、
国松知事が負けそうな情勢であったのが分っていて、
敢えて辞める直前(選挙直前)にJR西に損害保障金で儲けさせるのが目的みたいに、工事を依頼する契約をJR西と結んでいたのだった。

新知事は前知事の無責任な行動によって、JR西から巨額の賠償金を請求されているのである。
自民党も此れに類した事を色々していたようだけれど、こんな事をとりしまる方法は、全然無いのだろうか?
国民や県民に損害を与えると分っているような決定を、辞める直前にして、政敵を困らせるようなものを政治家に選んだ私達が悪いと言うことなのだろうか?

その他不景気の所為で財政状況も悪いのかもしれないが・・・・・
只滋賀県民として、嘉田由紀子知事が不正にヨットハーバーを、売り払おうとする人では無いと言うことだけは、信じられる気がしている。


普天間基地問題の秘密

2009年12月05日 13時30分00秒 | 政治
今普天間基地移設問題が、政府を困らせているようだけれど、
今朝の天木直人さんのブログ「普天間報道の大嘘」と、きっこのブログを見て、結論はもう出てているのかもしれないと言う気がした。

天木さんは普天間基地移設問題は、結局グアム移転で決着し、その見返りにアメリカの戦費を日本が調達すると言うことになるのではないかと書いておられた。
きっこのブログ「普天間移設を急ぐ人たち」には、
普天間基地移設問題には、驚くべき事実が隠されている事を書いておられた。
普天間基地を辺野古に移設する計画を、土建屋の利権のために残したい為に、小泉元総理がブッシュ元大統領にに泣きついて、「演習用の滑走路」と言う名目で残す事にしたいきさつや、
次に引用する記述を読むと、辺野古埋め立て計画が米軍の為と言うよりは、日本のゼネコン利権の為のものであった事が明白である事が分る。
これも八ツ場ダム建設計画と同様に、税金を乱費し国土を荒らしても、お金儲けを優先してきた、自民党政治の構造的悪行がかいま見えてくる
  (以下きっこのブログの一部を引用)
‥‥そんなワケで、ここまで読めば分かったと思うけど、つまり、未だに辺野古へ移設だの嘉手納基地に統合だのって騒いでるのはニポンの中だけの話で、アメリカ側は、2年も前から「海兵隊はヘリ部隊も含めてすべてグアムへ移転する」って決めて動いてたのだ。そして、ニポンはと言えば、グアムへ移転しちゃうヘリ部隊のために、5000億円もの税金をドブに捨てて「無用の長物」の滑走路を造ろうとしてるワケで、すべては、この巨大公共事業の利権に群がってる自民党の議員や防衛省の官僚や軍需専門商社や土建屋なんかが、意地でも建設しようとしてるってだけの話なのだ。

そして、日米の一部の右寄りのアホ新聞が垂れ流してる「アメリカ政府が普天間飛行場の名護市辺野古への移設を望んでる」っていう大ウソ報道とは正反対に、アメリカの「グアム移転計画」はチャクチャクと進んで来たワケだけど、今まで13年間も延ばし延ばしにしてたニポン側が、ここに来て何で急にあわて始めたのかって言うと、先月の11月20日に、これまでアメリカが進めて来た計画に沿って「沖縄からグアムおよび北マリアナ・テニアンへの海兵隊移転の環境影響評価/海外環境影響評価書ドラフト」を公開したからだ。これまた長い名前の報告書だけど、名前だけじゃなくて中身も長くて、ナナナナナント!全9巻で8000ページ以上もある。

もちろん、ぜんぶ英語で書いてある上に、軍事に関する専門用語が満載だから、サスガのあたしもオイソレとは読破できないけど、これをちゃんと読んでくれた人によると、第2巻の「グアムへの海兵隊移転」と第3巻の「テニアンへの海兵隊訓練移転」の中に、普天間基地からグアムへ移転することが決定してる部隊名がすべて明記してあって、その中には、やっぱり「海兵隊ヘリ部隊」の名前がハッキリと書かれてるそうだ。そして、「海兵隊ヘリ部隊」だけじゃなくて、沖縄に残るハズの「地上戦闘部隊」や「迫撃砲部隊」や「補給部隊」までもがグアムに移転する部隊として明記されてるのだ。

これは、「2014年までのグアム移転計画を2010年に前倒ししたい」っていうアメリカ側の意向によるもので、つまりは、アメリカは海兵隊をぜんぶ引き連れて、トットとグアムに移転して、自分たちが理想としてる兵力配備を実現させたいってワケだ。だから、ニポンでの代替え滑走路の利権にからんでるヤツラは、このままだと自分たちのモクロミがパーになっちゃうから、急にアセリマクリスティーになっちゃって、「年内には!」とかノタマイ始めちゃったってワケだ。

30年後も原発の管理運営を完璧に こなし続ける事ができるだろうか?

2009年12月04日 10時16分34秒 | 原発・エネルギー問題

敦賀原発2号機 監視装置の電源「切」に 福井
12月4日7時56分配信 産経新聞

 日本原子力発電は3日、運転中の敦賀原発2号機(福井県敦賀市明神町)で、1次冷却水ポンプを監視し異常があった場合に原子炉を自動停止する監視装置の電源が切ってあったと発表した。原子炉の運転や周辺環境への放射能の影響はないという。

 来年2月から始める定期検査の準備のため、直流分電盤を開けて確認したところ、スイッチが「切」の状態になっていた。監視装置に電源を入れたところ作動した。昨年8月の起動前の検査で、確認作業が行われていなかったという。原因を調べている。


驚くべき話である。
原子力発電所を強引に造る時は、
監視装置も充分に作り絶対に事故の無いように、細心の注意をして作りますから・・・・
と言って莫大な税金をかけた予算で、造っていたはずなのに、
その監視装置を働かないように「切り」にしているなんて・・・・・

原発も30年も運転していると、気のゆるみが出て来ると言うのは、どうしようもない事で、それが人間と言うものなのかもしれない。
そういう人間の性質も考慮に入れて、絶対安心などと言うことは無いと言うことに、
行政はいい加減に気が付いて、いったん事故が起きたら、周辺住民に壊滅的な影響を与える代物(原発)を、運転し続けるのみならず、
新たに造るなど、もっての外の事として、
新しい原発の建設一切はやめにしてもらいたいものである。

特に上関に原発を造って、もし事故が起きたらどうなるか考えたら、
とても造る気にはなれないはずなのに、
平気で建設を推進している人達は、未来の日本人に対して、どう申し訳が立つと思っておられるのだろう?
30年 無理をして使い続けても60年後には必ず、原子力発電所は使えなくなる。
しかも原子力発電の施設は、発電できなくなっても、放射能が消えるまで管理し続けなくてはならないのである。
もし、原発の管理をする者が居なかったら、原発周辺の環境はどんどん放射能汚染して行って、
生物は生きていけない環境になるかもしれないのである。

今朝のスーパーモーニングで、北海道の南端松前市で、鳥の観測をしている人の報告を紹介していた。松前は北海道に渡ってくる鳥と、北海道から本州に渡る鳥の通過点にあたる所に有る。
そこで長年観測し続けてきた人の話では、
以前は成鳥の足に腫瘍が見つかり、農薬のまかれた上を歩いたから、腫瘍ができたのであろうと思われていたが、
近年は農薬を使った野菜が嫌われ農薬使用が減ったお陰で、そういう腫瘍の有る鳥は殆ど見られなくなったそうである。
ところが21世紀に入ってから、嘴に異常がある雛鳥が、度々見つかるようになった。
嘴がいびつに長かったり短かったり、上下の嘴が交差してちゃんとか噛み合わせが出来なくなっていたりと、様々な畸形であるが、毎年数羽見つかっているそうである。

嘴が畸形であったら、餌を採りにくいから成鳥になる迄、生きておられないからか、
成鳥で嘴に畸形の有る鳥は、全然見つかっていないそうである。
幼鳥であっても大部分は、親鳥の運んでくれる餌も兄弟との取り合いになるから、
充分食べられないまま、死んでしまっている事が考えられるから、
畸形で生まれた雛は、観測所で見つけられる雛の何倍になるかわからないが、
相当数居る事が考えられる。

同様の嘴の畸形は、アラスカとか中南米でも観測されている。
原因はまだ分っていないけれど、環境ホルモンが考えられているらしい。
環境ホルモンと言えば、アメリカの有名な企業モンサントが思い出されるけれど・・・・・

これから農業もどんどん変えられて行って、自然の状態の食物が作られなくなったりしたら、
事は鳥だけの問題ではなくなるかもしれない。
その上にそこらじゅうが、原発の放置で放射能汚染されてしまったら、
飲み水からも、魚からも、野菜からも、穀物からも放射能汚染の無いものは、食べられなくなったりしたら、
人の子も畸形で生まれる子だらけになってしまうかもしれない。

事はCO2の被害どころの騒ぎではなくなってしまうだろう。
環境省は本気で、未来の日本人の為の、環境対策を講じようと真剣に考えているのだろうか?

だったら原発推進など言っておられる時ではないと思うのだけれど・・・・・

地球温暖化説のメッカ気候研究所(CRU)のデータトリック

2009年12月03日 14時46分32秒 | 海外情報
田中宇さんの地球温暖化をめぐる歪曲と暗闘によると、
英国のイーストアングリア大学にある「気候研究所」(CRU)のサーバーがハッキングされ、1000通以上の電子メールや、プログラムのスクリプトなど電子文書類が、何者かによってネット上に公開された。その公開されたメールやデータを分析することにより、CRUなどの研究者たちが、温暖化人為説を根拠づけるため、さまざまな歪曲や論敵つぶしを展開してきたことが明らかになりつつある
と言うことで、英米のインターネットの世界は、大騒動であると言う。
しかし何故か米欧日のマスコミは、全然報道していないのだとか。
やっぱり地球温暖化説は政治的な問題だからなのだろうか?

今回暴かれた英国のイーストアングリア大学にある「気候研究所」(CRU)の電子文書類に書かれていたことは、
近年地球が急激に温暖化していると証明する為に、データを操作したと言うものである。
ここ1000年間の気温を、木の年輪を用いて気温を割り出してグラフを書いていたのだけれど、
1960年以降は木の年輪の表す気温に従ったら、その前よりも気温は下がっているのに、それを正直に表記したら、人為的温暖化説が成り立たなくなるので、
1960年以降は、木の年輪から割り出した気温を用いず、
急に実際計測した気温に変えて、グラフを繋いでいると言うのである。
実際に計測した気温の方が正確だから、それで良いではないかと言う論理の下に。

だが実測したデータなら1940年代からあったのに、あえて何故1960年代から計測データに変えたのかと言うと、
1940年代から実測データを用いたならば、やっぱり1960年代には気温は上昇傾向ではなく、下降傾向になってしまうのだそうである。

つまり地球温暖化人為説を唱える為にデータにトリックを加えていたことは、紛れも無い事実だったのであった。、
今回ハッキングによってネット界にばら撒かれたデータは、それを指摘するメールなどであり、それが大勢の人の目に触れた為、ネット界は大騒動になっていると言うことなのであった。

世界中が今将来を悲観している最たるものが、CO2による地球温暖化説である。
そのCO2地球温暖化説にトリックがあったと言うことが分ったと言うのに、
そんな重要な事を、米欧日のマスコミが、全く触れようとしないのは、
やっぱり異常なことなのではないだろうか?

前述のイーストアングリア大学にある気候研究所(CRU)は、ハッキングされた事を認めていると言うのに・・・・・
やっぱりCO2原因説が政治的に有用だから、庶民の目に触れさせたくない?

浜岡原発事故を教訓に、上関の海は汚さないで!

2009年12月02日 13時36分25秒 | 原発・エネルギー問題

浜岡原発>廃液漏れの被ばく者、さらに8人 静岡県に報告
12月2日12時0分配信 毎日新聞
 静岡県御前崎市の中部電力浜岡原発3号機の補助建屋内で高濃度の放射性廃液53リットルが漏れ、中電は2日午前、県危機管理局理事らに事故について説明した。中電は前日、作業員や職員ら21人が最大0.05ミリシーベルト被ばくしたと発表したが、さらに8人が最大0.2ミリシーベルト被ばくしていたと報告した。いずれも健康に影響はないという。

 中電静岡支店の原子力グループ部長ら3人が県庁を訪れ「心配をおかけして申し訳ない」と謝罪。漏水原因については「廃液は粘りがあり、配管の流れが悪くなって詰まった可能性がある」と説明した。

 中電によると、廃液漏れは1日午後4時15分ごろ発生。廃液の放射能を減衰させるための濃縮廃液貯蔵タンクから配管を使って廃水を抜く点検作業中、タンク周辺の4カ所の排水升からあふれた。

 当時、4人が作業中で、職員ら30人が駆け付け、廃液の蒸発や飛散を防ぐ措置をとったという。中電は1日時点では、計23人が現場に立ち入り、うち21人が最大0.05ミリシーベルト被ばくしたと発表していた。

 中電は29人が被ばくしたことについて「保安院の保安規定に基づく中電の作業計画にのっとった対応で、問題はない」と説明。県危機管理局の渡辺洋己理事は「放射線管理区域内とはいえ、国の基準を大きく超える放射能が確認された。県民の不安は大きく、早急に対策をしてもらいたい」と話した。【浜中慎哉】


この事故により漏れた廃液の放射能濃度は、国が危険の目安として決めた基準の、324倍の放射能の量であったと言う。(浜岡原発 廃液漏れ21人被ばく 基準の324倍放射能
それでも浜岡原発も国も危険は無いと言っているのだそうである。
こんな言葉を信じることが出来るだろうか?
危険は無いといえば言うほど、信じられなくなり不安は高まると言うものである。
これが危険は無いと言い切れる事故だとしたら、
経済産業省にとって、国の基準の324倍の12億ベクレルの放射能が、
将来上関に原発を造った時、瀬戸内海に流れ出ても、
それは想定内と言う事になってしまうのではないだろうか。
環境省は日本の宝とも言うべき瀬戸内海が、
どうなっても良いと思っているのだろうか?

環境被害を出すものはCO2だけではない。
放射能汚染の方が、何百倍恐ろしいか、
環境大臣は御存じないのだろうか?
民主党政権になれば、此れまでの原発も順次封鎖して行ってもらえるかと期待していたけれど、
全くの期待はずれで、
現地住民が28年間も反対し続けてきた上関原発を、
強引に造ろうと海岸埋め立てを強行している中国電力の、
埋め立て工事を見てみぬ振りを決め込んでいる。

今回の浜岡原発の事故も、
経済産業省原子力安全・保安院は「被ばく量は現場の日常作業と同程度で、安全確認の上での作業である限り、問題になるレベルではない。漏えいした廃液も放射線管理区域外に出ておらず、安全上ただちに影響を与える事象ではない」としている。
と、いい加減な事を言ってお茶を濁そうとしておられる。

例え今回の事故が、経産省の言う通りで、
安全上直ちに影響を与える事象ではないとしても、
これ以上の事故が起きないと言う保障はない。
この事故が起きた時点で、無事故を期待することは出来ない、
と言うより、原発とははどんな事故が起きるかもしれない危険極まりないものであるである、
と言う認識を持たねばならなくなったのではないだろうか?

今後どれ程の事故が起きるかもしれないと言う事態を想像したならば、
内海でいったん流れ込んだら、外海のように拡散できない瀬戸内海に、
強引に原発を造るなど、もっての他の事であると思う。
しかも財政厳しき折、莫大な税金を使って、国民を危険にさらすものを、
住民の悲痛な思いで、生活をかけての反対を押し切って造らせるとしたら、
民主党は「国民の生活が第一」の政党であると、
今でも言えるだろうか?

こんな事では、大量の石灰を投入せねば(毒となり)飲めないような水を、
飲料水として溜め様と言う八ツ場ダムを、
強引に造ろうとしていた自民党政権と、
民主党は同じ道を歩もうとしているように見える。

どうか民主党政権には、
一刻も早く上関原発にNOを表明して、
中国電力の上関埋め立て工事を、未然にやめさせて、
貴重な瀬戸内海の自然破壊を、食い止めてもらいたいものである。

師走の一日に

2009年12月01日 16時26分32秒 | 日常徒然
12月も小春日和の良好なお天気で始まった。
一日なので例によって立木観音に夫と二人でお参りした。
立木さんではもう障子の張替えを等の、お正月の支度を始めておられた。
12月の立木さんは忙しい。

お正月までには、750段ほどの石段の真ん中に付いている鉄製の手すりの錆を落として、毎年ペンキを塗り替えておられる。
初めて立木さんに登ったのは、もう18年も前のことだけれど、
その時から錆びていて、この手すりは何時まで持つだろうかと気になっていたが、大部分が18年間も持っている。
錆びかけた手すりでも、毎年毎年丁寧に手入れをしていたら、
こんなにも持つのかと感心させられている。
勿論部分的には、新しいものと取り替えられたところもあるけれど・・・・・

最近の学校などの公共建築物が、
ちょっと古くなったら惜しげもなく毀してしまって、
新しい校舎に立て替えるのを見たら、勿体ない限りで、
立木さんのこの精神を見習って欲しいと思われる。

しかし現代の経済は、人が古くなったものを捨てて、新しいものを買ってくれなくては、行き詰ってしまうように出来ているので、皆が古いものばかり使っていたら、逆に不景気で皆が困ってしまうことになる。

と言うことは経済システムそのものが、間違っていると言うことなのかもしれない。
CO2問題だけでなくだけでなく、
地下資源を今のまま目一杯掘り出していたら、
環境破壊をするし、
又その資源も使い尽くしてしまいかねない。
この先どうなるかと心配しながら、それでも、需要の落ち込みが不景気の原因であるから、雇用を創出して皆がもっと物を買うようにならなければ、
この不景気は脱出できないと言われている。

昔のように景気が良くなり、
「消費は美徳」とばかりに皆がどんどん消費するようになって、
昔のように景気が良くなったとしたら、
人類は本当に幸せになれるだろうか?

たちまち資源は其処を付き、地球は公害で息付く所もなくなるかもしれない。

今こそ本当の意味のワークシェアリングを導入して、
全員失業者無しで、仕事とお金を分け合って、
必要なものを必要なだけ作る工夫が出来たら、
或る人は死ぬほど働かされ、ある人は仕事が無くて生きていけないと言うようなことにもならず、
全員が余暇を楽しむ事ができる、素晴らしい世界が出来るだろうにと思うが、
既得権益に執着するのも、人間の本性であることを思えば、
組織替えなど土台無理と言うことなのかもしれない。

立木さんにお参りして帰り道の空に、
ふんわりとした白い雲、羊雲と言うのだろうか?
綺麗な青空を合間に見せて、綿雲が拡がっているのが、ことのほか美しく見えた。
羊雲は天気の崩れる標しでもあるとか・・・・・