春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

師走を前に何とかならないものか?

2009年11月30日 15時22分00秒 | 思想信条
今日は11月も最後の日。
このところの、うっとうしかったお天気が嘘のように、朝から良く晴れて、
日向に居たら暑いくらいのお日和であった。
こんな小春日和の、のどかな日であるが、
世間には師走の冷たい風が、其処まで迫ってきているのだと思われるようなテレビの報道を見た。

今朝の朝日放送スーパーモーニングである。
ワークシェアリングのことを扱っていた。
本来の緊急避難型ワークシェアリングと言うものは、不景気になっても従業員を解雇しないで済ませるために、
一人当たりの労働時間を減らして、その分賃金を減らしてでも、雇用を守ろうと言うものであった。

ところが小泉内閣の時に考えられたワークシェアリングと言うのは、
忙しくなったら労働力を供給してくれ、暇になったら何時でも解雇できる仕組みづくりを目的にしたものであった。
それは不景気になった時、会社が人件費に苦しまなくても済むように、
正社員を最小限の人数に留め、後は派遣社員とパート従業員にしてしまったら、
何時でも補給できるし、カットできて至極便利であると言う趣旨のものであった。

それは緊急避難型のワークシェアリングと全く反対の目的で考え出されたものであった。
昨年のリーマンショックの時には、一気に派遣切りが行われて、
会社は最小限の損失で済んだかもしれないけれど、
巷には急に頚を切られ、住まい迄追われて、
師走の寒空に放り出された人々が、大勢満ちる事になってしまった。

その上、雇用の不安定は需要を落ち込ませる。
底の無い感じの不景気は、派遣切りに会った人だけでなく、今正社員である人々も、
何時わが身に馘首の災厄が降りかかってくるかもしれないと言うことで、
欲しい物も出来るだけ我慢して、買わなくなってしまうから、
需要は益々落ち込んで、いったん不景気になると立ち直れなくなってしまっているという。
昔は、現在持ち合わせが無くても、月賦で買う人が大勢有ったものだが・・・・・

小泉政権時代から、従業員は総て正社員として採用し、リーマンショックの時にも、
ワークシェアリングで、雇用を守り続けてきたと言う会社を紹介していた。
此れまでは、従業員の頚を切らないでも、ワークシェアリングで何とかやって来れたのだそうである。
ところが今年はどうしても融通がつかず、6人の人を解雇せざるを得なくなったのだそうである。
「会社を潰すわけには行きませんので・・・・・」といわれる社長さんの言葉に実感がこもっていた。
昨年のリーマンショックにも持ち堪えたのに、今年はどうにもならないと言うのは、
今年の不景気が昨年以上に厳しいということなのだろうか?
其れとも、昨年企業の持てる体力を使い果たしてしまったから、
今年はもうどうにもならないと言うことなのだろうか?

いずれにしても師走を前に政府は何か、考えてくれているのだろうか?
日本の優良企業を潰れるに任せていたら、それこそ取り返しの付かない事になってしまうが・・・・・


サウジアラビアに洪水!

2009年11月29日 17時40分16秒 | 海外情報

サウジアラビアで洪水、106人が死亡
 普段は雨の少ない中東・サウジアラビアの西部で、25日に記録的な大雨が降り、洪水が発生し、これまでに106人が死亡しました。

 被害が最もひどかった西部の都市・ジッダでは、家屋や車が流されたほか、幹線道路にかかる2つの橋も崩落しました。

 サウジアラビアは現在、年に1度のイスラム教の行事、「メッカ巡礼」の最中で、多くの巡礼者が足止めされるなどの影響を受けています。(29日11:23)



砂漠の国と思っていたサウジアラビアに豪雨が続き洪水となるとは!
吃驚するようなニュースでした。
多分あまり大雨に慣れていないから、ここまでの被害となったのでしょうが、106人もの人が洪水のために亡くなられたとは、やっぱりかなりの降り方だったのでしょうね。
イスラム教では今、年に一度の「メッカ」巡礼の時で、影響が最大限に大きく響く時だったというのも・・・・・

世の中おかしくなると、天候まで狂って来るのかと、慨嘆したくなるようなニュースでした。

最近の円高ニュースに思う

2009年11月28日 14時32分47秒 | 経済
一昨日は1ドル86円、
昨日は1ドル84円と言う円高になって、
日本の輸出企業は軒並み、困った困ったと言っている、というニュースであった。
特に中小企業には、大打撃であると言う。

一昨日時点では、まだドバイの破綻は関係なかったのだけれど、
昨日はドバイに多額のお金を貸している銀行があるユーロ圏に、
ドバイショックが来て、円はユーロに対しても、円高となってしまった。
中東のドバイの政府系企業が、とうとう銀行からの借金の返済が出来なくなって、返済猶予を求めてきたからであったそうである。
ドルも危ない、ユーロも危ないと言う事で、一番確りしている円が、いっせいに買われたのだそうである。

今日はドバイの事は、何とか収まりを付ける工夫が出来たらしくて、
1ドル87円に落ち着いたそうであるが、
それにしても円高である事に変りはない。

私は経済について全くの素人で、
純粋に素人考えで、これらの推移を見せられた時、思ったのは、
「日本の円が確りしているから、円高であると言うことは、円の総量が現在の日本の国力に比べて、少な過ぎるから、円がやたらと高くなっているのではないか?」と言う事だった。

日本の国内では、お金が足りなくて、中小企業は四苦八苦しているし、
不景気で就職が出来ない人が、史上最悪の割合になっていると言う。
それなのに日本の円は、値打ちがあるから世界中で買われて、
それが又日本人の為になるのではなくて、日本人の首を絞めているなんて、
こんな馬鹿なことってあるだろうか?・・・・・と素人には、不思議でならない。

此れならいっそ、円の値打ちを薄めてしまった方が、
国民の為になるのではないだろうか?
どうやって薄める?
日銀に無利子国債を100兆円位出させて、
それで日本中の自治体に、新しい仕事(大型建設などでは無い、人数を要する地道な仕事)を、提示させて、それを査定して次々に予算を付けて、日本中に円を行き渡らせる事ができたら、円高は収束するし、国民は潤うだろうし一石二鳥となるのではないだろうか?と、夢想したのだった。

他のブログで、しきりに今緊縮予算は間違っていると言っておられたが、
素人考えから言っても、尤もな意見であると私にも思える。

自民党が党名を変える?

2009年11月27日 13時16分35秒 | 思想信条
「日本がアブナイ」によると、自民党は党名を変えようとしているそうですね。
それも「和魂党」とか。
自民党の日本主義にこだわっている人達は、どちらかと言うと武力拡充を主張しておられる人達なのだから、和の魂などと言うのでは詐欺になるのではないでしょうか。どちらかと言うと「荒魂党」が、その本性ではないでしょうか?
荒魂党と言う名であれば、荒御霊の蔓延る国は、悪い事が次々出てくるから、
国民は絶対に票を入れてはいけない党と知ることが出来るでしょう。

それとも、いっそ共和党にしてしまいますか。
そうしたら「民主党」と「共和党」で、日本の現状が良く見えて、すっきりするかもしれませんね。

自民党は今のままでは、民主党の引き立て役
民主党が国民にとって、どんなに期待はずれであっても、
「自民党よりはまし」と皆思うから、
民主党にとっては小規模であっても、残って欲しい党なのではないでしょうか。

自民党員が本気で民主党を脅かしたいのなら、
自民党は解党して、出直しするべきなのではないでしょうか?
自民党は酷すぎたから、雲散霧消してしまった。
「私達は自民党の墜ちた過ちを謙虚に見据えて、反省と共に国と国民の為の政治とはどういうものであるかを、真剣に考え抜いた者の集まりです。」と言って
新しい党を結成したならば、民主党を脅かす事もできるかもしれませんが、
今までの構成のままで、党名を変えても、今よりももっと落ち込んでいくだけだろうと思われます。

勿論新しい党になったら、此れまで党内で幅を利かせていた大御所連は、
そのよりどころをなくしてしまうのですから、
このまま自民党がジリ貧に凋んで行ったとしても、結果は同じ事になるのでしょうが・・・・・
でも国のための政治に志の有る人達がもし有るなら、その人達は沈み逝く船から逃げ出して、浮かぶ瀬に巡り会う事が出来るかも知れません。

(身を捨てて 浮かぶ瀬も有る 世渡りに 船のみ頼む 身こそ哀しき)

その位に、このところの自民党がやってきた事は、国民を怒らせ嫌悪されていると言う事を、自民党の代議士は、よく知るべきだろうと思います。

仏教徒として考えてみたら

2009年11月26日 12時47分04秒 | 思想信条
お釈迦様の出家された動機は、人間の生老病死の四苦について、悩まれたからであったというのは有名な話です。
悟られたお釈迦様は、
外的条件は悩んで出家された頃と全く同じなのに、
「煩悩即菩提」悩みに思えることが、そのまま悟りに通じるものであり、
「この世はこのままで、極楽浄土である。」と喝破されたのだそうです。

動物が互いに殺し合っている、地獄のような世界に見えるけれど、
本当は、万物は互いに生かしあって、生々加育のこの宇宙を形作っているのである、という事に気が付かれたのだそうですね。
総ては御仏の御心のまま、粛々と行われている。
今現在、自分の周りに問題があるとしたら、それは自分にとってその問題が必要だからであって、その問題に一生懸命取り組む事によって、新しい境地を得る事ができる。
それぞれの天命を果たす事を通じて、自分の人生を楽しみ、思考を深化させる為に、人はこの世に生を受けたのだから、
どんな事からも逃げないで立ち向かっていたら、おのずと道は開かれていくと、いうのが仏教の大元に有る思想ではないでしょうか?

宗教的に考えていくと、現在の世界に様々な不正義、不合理、非人情etcが有っても、それらはそれらと取り組む為に生まれた人々のためのものだから、そのままこの世は天国浄土、人に堪えられない試練を御仏は与え給わない、絶えられない時には安らかな眠り、即ち死を賜る。と言うわけです。

こんなことを言うのは非常に不人情、無責任の限りであると思うのですが、
一面の真理でもあるような気がしているのです。
国民の精神年齢が幼い時、国民はどうしようもない人間に騙されて、好い様に虐げられていても、何も改善の努力もしようとはしません。

日本は一時一億総中流と言われ、この世の春を謳歌していたのに、
いつの間にか格差社会の不合理、不人情な世界が現前しています。

私達の親の世代が、あの戦争で苦労の限りを経験して賢くなっていたから、
国民(公務員を含む)も互助の精神が出来、政治家達も国民の為になる政治を行って、現状を次々に改良して行っていたから、あのような一億総中流と言う、世界がうらやむような社会が築き上げられていたのでしょう。

私達の時代の者は、先人のお陰で恵まれて育って、苦労が足りなかったから、
先人の御苦労の結晶をもっと尊重して守って行けば、ずっと幸せに行けたかも知れないのに、それが出来なかったのだろうと思います。
物心ついたときから世の中は、良い方に向ってどんどん進歩していたので、
この状態が永遠に続くものと勘違いして、
政治家が改革と言ったら、今より更に良くなるものと、丸信じしてしまっていたようです。
日本人の殆どが、お金持ちのボンボンの感覚になっていたのかも知れません。

小泉改革と言う構造的日本社会改悪は、次の世代の人々に活を入れて、
新しい時代の人のため、社会を形成するるチャンスを与えられたのかもしれませんね。
仏教で言う、賽の河原で子供達が石を積み上げたら、鬼がやってきて毀してしまう。それでも子供達は又石を積み上げる。又鬼に毀される・・・・・
と言うのはこういう事を言っているのかも知れません。

見ようによっては鬼が毀してくれるから、又積み上げる事もできるというものであるとも言えるでしょう。

こんな事を考えていたら、政治運動も人生の楽しみと言うか、人生の味付けの一つなのではないかと言う気がしてきました。
人はみなそれぞれの立場で、それぞれの隣人を大事にして、自分に回ってきた課題をこなしていくべきものである。だから現状にイラつく事は無い。総ては解決される為に与えられた課題なのだから、慌てる事は無い。
鬼が石積みを毀してくれるので、又子供は石を積み上げて遊ぶ事ができる。
石積みを毀すのは、鬼ではなく御仏そのものである。
石を積み上げるという行為そのものが、人生の目的なのだから・・・・・

こんな事を思った時点で、私はもう今の政治運動に混ぜていただける資格を失っているという事に気がついたのでした。

人生は真剣勝負であるところに、醍醐味が有るのですから・・・・・

コメント欄で 或記事のURLの紹介規制を受けて

2009年11月24日 16時19分04秒 | 思想信条
昨日「平成維新とは?」に頂いたコメントに、返事を書いていて、
晴耕雨読さんの「エコノミックヒットマンが語るアメリカ帝国秘史」のURLを記入して、入力しようとしたら、
「不正なURLがありますので、入力できません。」と言う表示が出て、コメントに入力してくれませんでした。(このURLを消したらすぐに入力できました。)

私はこのURLを拒否する手続きをした覚えは有りません。
と言うより入力する言語についての禁止事項を、このブログになってからは一切行ってはいないのです。
此れはgooブログの運営者が、不正なURLとして決めているとしか考えられない事でした。

ネット言論が、段々と規制される動きに有ると言う話を、あちこちで目にしていましたので、法律が改正されたらやりにくくなるのかなと思っていたのですが、
もう既に、ブログ運営者を通じて、ネット規制は始まっているのだと言う事を実感した次第です。
しかしコメント欄では入力できませんでしたが、ブログの本文の方ではまだ記入できるようです。(さっきためしに入力してみました)

オリジナルは/20070605-1">エコノミック・ヒットマン(経済の殺し屋)と呼ばれる仕事についていた米国人・ジョン ・パーキンス氏が告白している動画があります。
米国に刃向う指導者や、賄賂が効かない国家指導者にはジャッカルと呼ばれる殺し屋を派遣し、飛行機事故などを装って殺害している事や、ODAなどで貧しい国を開発する事を大義名分にし、借金まみれにして植民地化してしまうという告白もしています。
参考:竹中平蔵「民営化した郵政はアメリカに出資せよ!」 -- もしほんとにそんなことしてたら

オリジナルは/20070605-1">エコノミック・ヒットマンが語るアメリカ帝国の秘史  ―経済刺客、暗殺者、グローバルな腐敗の真相 に有ります。
以下DemocracyNow! Japanの解説から転載です。
アメリカでは超ベストセラーなのに、なぜか日本では紹介されない本。
どうみても日本人の興味を引きそうなのに、いまだに翻訳が出ないのが不思議なのが、ジョン・パーキンスのConfessions of an Economic Hit Man(『エコノミック・ヒットマンの告白』)です*。

と言う紹介文で、筆者がエコノミックヒットマンとしてやってきたことを告白した本の紹介と、インタビューで語ったときの動画が掲載されています。

まだ読んでおられない方は、御一読をお勧めします。
アメリカが世界で(日本でも?)どんなやり方で、その国の政治家を動かしてきたかを、窺がい知らせてくれる貴重な記事だと思いました。

新型インフルエンザのワクチン接種の危険性

2009年11月23日 13時17分16秒 | 新型インフルエンザ

新型インフルエンザのワクチン捨てられることに
2009 年 11 月 22 日
フランスでも新型インフルエンザのワクチン接種がスタートしている。開始初日は接種箇所の設けられた体育館に閑古鳥が鳴いたようだったが、開始5日目にしてその不人気ぶりが数字としてはっきりと表れた。

5日目にして接種対象者の2.3%しかワクチンを受けておらず、7000万人いるうちの16万人しか接種していないという。さらに、一ケースに10人分のワクチンが入っており、接種患者が10人に満たない日は余ったワクチンが捨てられている。

日本でも子供だと50人分ものワクチンが一ケースにおさめられており、一日に50人もの子供を集めるのは至難の業と困っている病院があるようだが、フランスでも状況は同じというわけだ。その上、フランスでは警戒心の強い国民性があらわれたのか、日本より接種に対して消極的。このままワクチンだけが過剰に残ってしまうのは避けられない見込みだ。


日本ではワクチン接種の予約が取れないほどだそうであるが、国民性だけの理由であろうか?
日本のワクチンも此れまでに、接種した直後に亡くなった人が21人も有ると言うくらいで、
日本製でも危険性は高いけれど、海外の新型インフルエンザワクチンの危険性と比べたら、その製法が違うだけにかなりましなのだそうである。
亡くなった21名の人は持病のある人が殆どで、ワクチンのせいでは無いと解説していたけれど、
新型インフルエンザに罹ったら危険だからとワクチンを接種してもらって、
それが原因で死ぬ位だったら、わざわざワクチンを受けなくてもと思ってしまう。
新型インフルエンザには、罹らなくて済むかもしれないのだから・・・・・

「反戦な家づくり」でインフルエンザ症候群と言う記事に詳しく書いておられるが、新型インフルエンザで死亡する確率よりも、新型インフルエンザワクチン接種で死亡する確率のほうが高いのだそうである。(この記事の段階では、ワクチン接種後の死亡例は18名となっているが先日テレビで死亡者21人と言っていた)

ワクチン好きの日本人は国産のワクチンが無くなったら、外国製のワクチンでも、
順番を待ってでも接種してもらいに行くのだろうか?

話は変るが、先日NHKの海外ニュースを見ていたら、アメリカで爆発的に流行していた新型インフルエンザの患者数が、ここ1~2週間激減してきているのだそうである。(アメリカでも新型インフルエンザワクチンを子供に接種させたくないと言う親が、四十数%もあるそうであるが)
それでインフルエンザの研究を40年以上もやってきたと言われる、専門医の意見を紹介していた。
そのお医者さんは「此れはインフルエンザに罹らなくても、その辺に浮遊しているウイルスで、自家免疫が出来た人が多数有るから、感染者が減ってきたと言うことではないかと思う。」と言うようなことを言っておられた。

先ほど紹介した「反戦な家づくり」さんの、子供さんの一人が新型インフルエンザに罹られたのに、もう一人の子供さんは、同居している兄弟なのに、感染されなかったと、書いておられたのを先日読んで、不思議に思ったのだったが、
もう一人の子供さんには既に自家免疫が出来ていたから、同じ家に住む兄弟が発病しても、発病されなかったと言うことなのではないかと納得が行ったのだった。

報道を見ても、最近たまには、ワクチン接種の被害状況を報道するようになった。とは言え、ワクチン接種に出来るだけ不安を与えないように、気を配った報道をしているが、
インフルエンザの病状については、出来るだけ不安を煽るような報道に終始しているように見受けられる。
日本において新型インフルエンザによる幼児の死亡例が多いと言うのも、
マスコミによって不安を煽られた親の不安が、幼児の不安を大きくしてしまっている所為も、有るのではないだろうか。

幼児と言うのは親の気持ちを、反映すると言うことについては、子供を育てられた人なら、大なり小なり経験しておられる事と思う。
我が家の娘など、私の指が腫れて指輪が抜けなくなった時、
晩酌をしていた夫が冗談に、「此れは指を切らないといけないかもしれない。」と子供もいる時に言った事が有った。
夫のその言葉が、娘にどれ程のショックを与えたか、私達は思いもしないでいた。
その翌朝、娘に理由の分からない高熱が出ていた。
それで慌ててお医者さんに駆けつけて色々話した中で、指を切らねばならないかも知れないと夫が言った話もしたら、
お医者さんが「そんなことで指を切らなくても大丈夫」と呆れたように、言って下さったのが効いたのか、そのまま娘の熱は下がったのだったが・・・・・・

小さい子が熱を出したりしたら、親はひたすら心配するけれど、
その親の慌てぶりが、子供の熱を更に上げると言う事を考えて、
冷静に対処する方がどれだけ子供のためになるか知れないのに、
テレビなどではやたらと「小さい子供に重症化するケースが多発しているので、注意しましょう」等と言って、
いたずらに親を心配させているような気がする。

毎年来るインフルエンザと左程違うものではないのだから、いたずらに心配して、親がボルテージを上げないようにと、諭すような報道が有るならば、
私の「ワクチンの危険性についての疑い」もここまで強いものにはならなかったかも知れないけれど・・・・・

平野官房長官、イラク派兵は違憲で無かったと発言

2009年11月22日 07時44分52秒 | 政治
天木直人のブログを見て
11月20日の朝刊を見て、平野官房長官が自衛隊の活動は違憲であると考えていない、イラクは非戦闘地域だ、と述べたことを知った。
と言う事を知った。
此れは民主党としての考え方なのだろうか?
平野官房長官個人の考え方なのだろうか?
「何処が非戦闘地域かなんて、私に聞かれても分る訳が無い。」と言い放ちながら、小泉元首相が自衛隊を派遣したイラク派兵も、間違いでは無かったと言うのだろうか、
バクダッドへの空輸は違憲だという歴史的判決が昨年四月名古屋高裁で下されたと言うのに、イラクへ自衛隊を派遣したのは非戦闘地域だから違憲では無いと言うのだろうか?
前政権が犯した憲法違反を、裁判で違憲と決まったものを、違憲で無いと言いくるめるとは!
こう言う事を聞くために、私達は政権交代を待ち望んだのだろうか?

内閣機密費のことにしても、自民党政権の時には散々論っておきながら、いざ政権についたら、前政権と同じ事をして、恬として恥じないこの態度・・・・・

民主党は早くも国民を裏切り始めていると、疑われるような事を次々に繰り出してきている現状を見ると、やるせない気持ちになってしまう。
勿論自民党時代の、酷いを通り越した位に酷い政治のままで良かったとは思わないけれど・・・・・

オバマ大統領アジア歴訪終了

2009年11月20日 18時45分17秒 | 海外情報

米大統領、アジア回帰鮮明に 初の歴訪終了 
【ソウル共同】オバマ米大統領は19日、韓国から米国への帰途に就き、7日間にわたった初のアジア歴訪を終えた。14日に東京で「米国のアジア回帰」を基調にした演説をするなど、今後、アジア地域に軸足を置くことを宣言。3泊4日と最も長く滞在した中国との関係深化も際だった。
 ブッシュ前政権時には大統領や国務長官の中座、欠席が相次いだ、アジア関連の国際会議。今回はアジア太平洋経済協力会議(APEC)の場を利用して東南アジア諸国連合(ASEAN)との初の首脳会談に臨んだ。背景には、経済成長を続ける地域への関与を強めることが必要との現実的判断がある。
 対中関係でオバマ大統領は、19日に韓国の米軍烏山基地で歴訪を振り返った際、「米中の協力は、われわれにとってより安全で繁栄した世界を意味する」と発言。歴訪中「共存」のメッセージを繰り返し、16日に上海で開かれた対話集会でも「ある国の成功は、他国の犠牲の上に成り立つ必要はない」と、旧来の発想からの脱却を若者らに強調。米中が二大国として争う必要のないことを訴えた。 2009/11/19 19:53 【共同通信】


オバマ大統領のアジア歴訪は、今後のアメリカの軸足の置かれる場所を鮮明にした。
日本に23時間、中国に3泊4日韓国に20時間あまりと、中国に力を入れていることが一目瞭然の結果となった。
韓国内では、オバマ大統領が韓国を特に軽視していたと気にしている人が多いそうであったが、
日本滞在日数と3時間しか違ってはいなかったのだから、大差ないと言えるだろう。
尤も、オバマ大統領は日本ににまず最初に訪れたと言うことを強調しておられたけれど・・・・・

そんなことは兎も角
東アジア共同体構想は、太平洋共同体という事になって、動き始めているという事なのだろうか?

悪人正機

2009年11月19日 15時32分25秒 | 思想信条
浄土真宗の教えに、
「善人尚もて往生す、況や悪人おや」と言う教えが有ります。
普通の感覚から言ったならば、善人の方が阿弥陀様のみ心にかなうはずである。「阿弥陀様は慈悲のみ仏であるから、悪人でさえも救ってくださる。」と言うはずなのに、言い間違いではないかと、気をまわすところであると思います。

しかし言い間違いではないのです。
自分が生まれて此の方只の一度も悪い事をしたことが無い、と思い込んでいるような反省心の無い
「自称善人」でさえも、阿弥陀様は救ってくださるのであるから、
この苦娑婆に生まれて、色々な経緯から罪を重ねて、やっと命を繋いで来た哀れな凡夫、
自分のような悪人は、絶対に許されるはずは無いと諦めて、
自暴自棄になって更に罪を重ねている者もある、そんな哀れな凡夫こそ、
阿弥陀様は正客として、極楽浄土にお迎えくださるであろう言うのが、悪人正機の意味であると教えてもらった事が有ります。

この世の中で、何の罪も犯さないで生きて行ける訳が無いと言う諦観が基本にあります。
生きていく為には、日々何かを食べねば為りません。
今はあまり言われなくなりましたが、仏教では殺生を禁じています。
少なくとも殺生戒を犯さないで生きる事はできません。
魚を自分が殺した事がなくても、誰かに殺させて、
自分は殺生戒など犯したことは無いと言うとしたら、
他人に罪を犯させているのだから、もっと悪いと言う見方も出来るでしょう。

もし本気で自分に罪(法律的な意味ではない)が無いか調べ上げたら、必ず一つや二つは思い出されるだろうと思います。

「私は生まれてからこの方、只の一度も嘘をついたことが無い。等と言う者が有ったら、その者は間違いなく大嘘つきである。」と言うたとえ話もあります。
嘘を付いた事が無いと言うその事が、既に嘘のはずですから・・・・・

という訳で、自分は善人だと思っている者よりは、自分を悪人だと思っている者の方が、反省心が有るだけ、まだしも救われるだろうと言うことのようです。

先日私のブログのコメント欄に、
「だから貴方は騙されるんですよ。」と言う事を書いてこられた、若い右翼の方がありました。
それで私は「私はだまされたことに気づいているだけ、貴方よりもましだと思っています。」とつい書いてしまいました。

自分が騙されたと言う事を言いたがらない、騙されたと思いたがらないで、何時までも騙された事を否定し続けていたら、どうなるか?
騙した相手の計画に乗せられて、着々と生きながら地獄のような世界に連れて行かれるかもしれません。
イラクやアフガニスタンの現状がどうなっているか、
その報道を聞くだけで、恐ろしくなる地獄のような様子は、
私達は既に見せられています。
騙されたまま地獄の世界にまっしぐらに進むくらいなら、
騙された事を認めて、引き返えそうではありませんか。
もう間に合わず手遅れになっていて、地獄に行くしかないかも知れませんが、
もしかしたら助かる道もあるかもしれません。

親鸞聖人は、「法然上人の教えが、全くの嘘であって、
念仏をしたために地獄に落ちたとしても、私は一向に構わない。
元々地獄に落ちるしかしようの無い自分なのだから、
万に一つでも極楽に行けるかも知れないのなら、私は念仏を唱える。」と言っておられます。
末世の今、地獄に行くしか道は残されていないかもしれませんが、
でも万に一つでも、人類に生き残る道が残されているならば、それを探したい。
騙された事を恥じるより、騙された事に気づかない事をこそ、
恥じるべきだと思います

悪人正機とは、もっともっと奥の深い教えでも有るらしいですが、
私の理解した程度であっても、なかなかのものであると感心しています。

山茶花の季節到来

2009年11月18日 14時27分56秒 | 日常徒然
昨日から気温が一段と下がってきて、真冬を思わせる寒い日となっている。
道路わきに植えられた、山茶花が赤い花を付けていた。
山茶花といえば
「山茶花山茶花咲いた道 焚き火焚き火だ落ち葉焚き・・・・・」と口ずさみたくなってくるが、山茶花は初冬を代表する花である様だ。

「其処までの 用事に出ての 時雨かな」と書かれた葉書を、掛け軸として表装したものを、父が何かのお礼にと昔知人から貰ったのが、今は我が家に有る。
その俳句の背景に、可憐な山茶花の花が描いてあった。

それは召集兵として戦地に居たその人に、隣組だった方が戦地見舞いとして下さった葉書だったのだそうで、
復員してから掛け軸に表装される程大事にしておられたものを、
父に下さったのであった。
楚々として美しい山茶花の花と、粋な俳句を何気なく書いて送れるその方に、
当時の日本人の素養の深さと、たしなみが感じられる。
昔の日本人には、こんな風流人が大勢居られたのかなと、ゆかしささえ憶えさせられる。

11月も終わりが近づき、年賀状を書かねばならない季節も、もうすぐだなと思うと、気が重くなってしまう私とは大違いである。
ささっと、人が関心するような絵がかけると、年賀状書きも楽しいだろうにな。

平成維新とは?

2009年11月17日 15時55分04秒 | 思想信条
私の父は現在の広島県福山市に組み込まれている、福山市近隣の小さな市で育ちました。
私が子供の頃父は「福山藩は広島県と言っても、広島市とは国が違うんだ。」としばしば言っていました。
広島市は安芸の国だけれど、福山市は備後の国だったと言うわけです。
私の夫の育った家は、大分県の中津市と目と鼻の先で、山国川に架かる橋を渡ったところにある小さな町にあります。
現在中津市は大分県なので、県が違う福岡県の一部となってますが、江戸時代は中津藩の一部で、豊前の国であったそうです。

昔の人は明治時代になっても、自分を備後の国の者とか豊前の国の者とか言っていたのでした
私の父の父の時代には、もっと濃厚に(古い区分の)国意識が残っていたと思われます。

時代を経た現在の日本では、皆自分は日本人だと思っており、
そう言う事に疑いを持つ人はほとんど無いことでしょう。

現在EUとしてまとまったヨーロッパは、今はフランスだドイツだと言っているけれど、百年もしたらEU内の何処の国の人も、自分の国はEUだと思うようになるのでしょうか?

今東アジア共同体と言うものが構想され、アジアを一つの国としてまとまろうと言う試みが始まっているそうですが、
そんな事をしたら日本が無くなってしまうとか、日本が中国に組み込まれるだけだとか、心配して反対する向きも多いようです。

東アジア共同体構想は70年位前、大東亜戦争を始めた当時の日本の構想でもあったはずです。
しかしこの時の中心として設定していたのは日本だった為、
中国人には受け容れられない事だったようです。
大東亜戦争肯定論をぶっている人達も、大東亜が一つにまとまろうと言う同じ動機であると言っても、今回の構想には反対しておられる人が多いようです。

田中宇さんのブログとか、日本を守るのに右も左もないにも書いておられましたが、
アメリカでもCIAに繋がる戦争屋勢力は、この構想を成功させたくなく、
反対に世界を多極化させて、新たな利益を生む集団を作りたいグループは、
太平洋国家構想(此れにはアメリカが入る)を成功させたいのだと言う話でした。

このまま平和裏に東アジア共同体(太平洋国家)が出来上がってしまったら、
これから日中戦争でも起させて、軍需景気に与かろうと企んでいた勢力は、
当てが外れるということになるでしょう。

ここに日本の国粋主義者は目を付けられているようです。
「このまま日本が無くなっても良いのか!」と彼らは言います。

「戦争をして、国民を塗炭の苦しみの中に放り込んでも良いのか!」と反対派は言うことでしょう。
戦争をして泥沼戦の挙句に、日本が再起もできない位に叩きのめされたとしたら、何のために命がけの苦労をしたのか分らない事になるでしょう。
戦争屋勢力はここでも暴利をせしめて、
次の標的を探して蠢き、半永久的に戦争の続く、
おぞましい世界になるのかもしれません。

今明治維新を起すと言うことは、そう言うことなのかもしれないなと、
ちょっと想像を膨らませてみました。

亀井静香新党結成を模索中

2009年11月16日 15時54分33秒 | 政治
今日発売の週刊現代(11・28号)に、鳩山総理の後は亀井静香が総理になるだろうとの予測が出ていたのを見て、「まさか」と思っていたら、
今度は亀井静香が平沼グループや新党日本と合流して新党を作る動きに出ていると言うニュースである。(国民新党:新党日本と平沼グループに新党結成呼びかけ)
又しても「まさか」と思う様な話である。
幾らなんでも、国民新党が平沼グループと合併するなんて・・・・・

今朝「気まぐれな日々」平沼赳夫「保守再興へわが闘争は続く」で吼えたで、
平沼が深く関わっている右翼の雑誌に「八つ場ダムは本当に無駄なのか?」とか「地球温暖化の原因は炭酸ガスにあらず。」とか言う事を専門外の学者に書かせていたと言う話を読んだばかりの事であった。

亀井静香や新党日本の田中康夫は脱ダム派だから、平沼グループと結ぶとは思いも掛けない事であった。
平沼グループと結んで、右翼色の強い政党になるとしたら、亀井静香への応援はどうしたものだろうと戸惑ってしまう。
それに平沼グループを含んだ新党が此れまでどおりに、民主党政権の一角をになわせてもらえるかどうか?

鳩山総理は故人献金問題くらいの事で、職を辞さねばならない事になるのだろうか?
鳩山総理の抜けた民主党にどれ程の期待が持てるのだろう?
尤も政治は一人の力ではどうしようもないのかも知れないが・・・・・

平和な国に生かされる有り難さ

2009年11月14日 16時34分34秒 | 思想信条
此れは3年前の11月に書いたものです。
なんとなく、気弱になっている今、この文を見た時今もこんな思いであることに気がつきましたので、再掲する事にしました。

平和な国に生かされる有り難さ
イラクのフセイン元大統領の死刑判決が出たと言う。
写真を見ると,捕まった時と比べて随分表情がしっかりしてきた感じがした。
己を取り戻したと言った感じであろうか。
現代は昔と違うとよく言われるけれど,勝った方が負けた方を裁くのは今も昔も同じなのではなかろうか?
フセインも嘗て同じように敗軍の将を裁いた事だろう。
誰がブッシュ・アメリカ大統領を残虐行為を指示したとして処罰出来るだろう?
勝てば官軍は古来から今に至る人類のしきたりではなかろうか?
正義とか信義とかは平和な世界にしか存在させる事は出来ないのではないかと思う。
此の儘では日本はアメリカの属国のような物であると嘆く人があるけれど、
戦後育ちの私は本当に幸せな人生を歩ませてもらったと感謝している。
属国から脱却して独立国になると息巻いている人たちは、
北朝鮮と掛け合いで迫ってくるであろうアメリカと、一戦交えようと言うのだろうか?
そしてもう一度イラクのような国、もっと言うなら昭和20年の敗戦時の日本に戻ろうと言うのだろうか?
これまでの政治家が一生懸命遣って来てくれたように、これからも何とか頑張る事はできないのだろうか?
女は平和を切望するけれど、男は戦争が好きだと言う事を聞いた事があるけれど、世の平和主義者諸氏よ、米軍駐留反対と言うだけの平和主義から
本当の平和主義になってほしい.平和主義とは或る意味女々しいものであるが、
それでも戦争よりはましなのではないかと思う。
後続の日本人たちにもこの平和を残してあげないのでは先輩として申し訳ないのではなかろうか!
それとも玉砕しますか?

今まで通り憲法9条を堅持する事が今の日本人にとって、
一番ましな行き方ではないかと思う今日この頃です![2006/11/06 17:46]

オバマ大統領来日

2009年11月13日 12時56分43秒 | 国内情報

オバマ大統領:今夕来日 夜に日米首脳会談
オバマ米大統領は13日午後、大統領専用機で羽田空港に到着する。米大統領の来日は08年7月のブッシュ大統領以来1年4カ月ぶりで、オバマ大統領は初となる。鳩山由紀夫首相は同日夜、首相官邸で首脳会談を行い、日米同盟を深化させることなどで一致する見通しだ。アフガニスタン復興支援や環境、核軍縮などに日米が連携して取り組むことを確認し、地球温暖化対策と核軍縮の共同文書を発表する。

 懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題については踏み込まず、結論を先送りする。

 両首脳の会談は9月(ニューヨーク)に次いで2回目。会談後、両首脳は共同記者会見に臨む。続いて首相主催の夕食会が開かれる。大統領は14日午前、東京都内でアジア政策に関する演説を行い、天皇、皇后両陛下との昼食会に出席した後、同日夕、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催国、シンガポールへ移動する。鳩山首相は13日深夜、一足先にシンガポールに向け出発する。【大貫智子】 毎日新聞 2009年11月13日 11時36分


いよいよ今日オバマ米大統領が来日される。
普天間飛行場移設問題については今回は踏み込まず先送りされる予定だそうであるが、
アフガン支援については、きつい要求が有るのかもしれない。
昨日の天皇陛下御在位20年記念式典に、ペシャワール会の中村哲医師が招かれて(壇上に)おられたけれど、本当のアフガニスタン復興支援とは、中村医師のされたようなものであって、
アフガニスタンの住民を束縛する為の、警察力強化の手伝いとか、復興支援と言う名の、政府つまりカルザイの懐に入る資金援助であってはならないはずなのだけれど・・・・・

中村哲さんを招待したのは、天皇陛下のご意向も有ったかもしれないけれど、鳩山総理の意向も有ったのではないかと想像する。
しかし今回のアメリカの要求を何処までかわして、日本の意志を生かしたアフガニスタン支援をする事ができるだろうか?
給油と言う資金援助が、別の形の戦争遂行資金援助に変わるだけのことになるのかもしれない。

然しながら鳩山総理のご活動を毎日のニュースで見ているだけで、総理とは大変なお仕事なのだな~と、つくづく同情させられる。
国会開会中で毎日意地の悪い質問に責め立てられるのを、
官僚の作文では済まさせないとの公約の下、総てご自分の言葉で、言い間違いも遺漏も無く総てこなさなければならないだけでも、大変な毎日だと思われるのに、
昨日は天皇陛下の御在位20年と言う記念式典で、重要な役をそつなくこなし、心のこもった祝詞を述べ、夜は夜で、3万人規模の記念行事で、此れにも参加されていたが、そつなく行われるように気を使われたことであろう。

その上翌日の今日はアメリカ大統領の初めての日本訪問である。
初めは12日の予定で天皇陛下誤在位20年の記念式典と重なるところであった。
アメリカの理由で一日伸ばされたので、まだましであったかと思うが、
今日会談、夕食会を終えたら、アジア太平洋経済協力会議(APEC)が有るので、鳩山首相は今日深夜、オバマ大統領より一足先にシンガポールに向け出発されるそうである。

全く殺人的な日程で、息つく暇も無い感じなのではないだろうか?
誠実な人柄の鳩山総理は、何事にも一生懸命取り組んで居られると見受けられるだけに、
お体を壊されなければ良いがと、気にかかってしまう。
それでも日米首脳会談が、これまでの従属一本やりではない一味違うものになるよう、
鳩山総理には踏ん張って頂きたいものではあるが・・・・・