昨日港区男女共同参画センターでスキンタッチ教室をしたので、久し振りに田町にでかけました。
赤羽橋下車、テクテク田町へ。
途中神社で本日の無事を祈り慶応大学入口方面に行くと、中学受験と思しき方々が家族正装で大学方面へ向かっています。
昨日は中等部の2次試験の日だったみたいです。
中学受験の思い出といえば、、
我が家も一人、中学受験をした子がいます。
特に塾とか行かなくても成績が良い子で、内申良ければ公立中高一貫校もありかな、との軽い気持ちから、6年生の夏ぐらいからでしょうか、どちらから言うともなく、受けてみようかということになりました。
試験勉強ですが、塾の日以外はの治療院が自習場所。
その頑張りは本当にすごかった!
まるでスポンジが水を吸うように成績もぐんぐん伸びて、もしかしたら受かるかも、と。
受験当日は私と会場に出向きました。
会場で分かれてそのあたりをうろつき、終了時刻に合わせて試験会場へ。
試験終了を見計らって彼をピックアップ。
いろいろ話をするうちに私の方がこみ上げてきて。
あのひっそりとした治療院の一室で一人で何時間も勉強していたのを思い出してしまい、電柱の影で号泣してしまったのを覚えています。
(息子には恥ずかしい思いをさせてしまいました^^;)
そう…、彼の頑張りは本当にすごかったのです。
受かったにせよ受からなかったにせよ、その頑張りに感情をおさえる事ができませんでした。
でも結果は「不合格」
準備期間が短いだけでなく、目標設定も曖昧だったと思います。
そりゃぁそうですよね。
中学受験のために何年もかけて勉強してきた子と勝負するわけですから。
成功体験をしてもらいたかったのですが、本当に申し訳なかったと。
ただ、見てる限り、不合格のダメージ少なかったように思います。
本人もケロッと近くの公立中学校へいきましたし。
でも、中学では人が変わったかの如く、勉強だけでなく生徒会やクラブ活動にも積極的に参加していました。
それを垣間見て、あの受験が相当悔しかったのだろうと。
人生うまくいかない事の方が多いです。
うまくいかない事の方が多いからこそ、失敗の体験をどう力に変えるか。
そのフォローこそ親に求めらていることであり、周りにいる年長者が求められていることであると思うのです。
中学受験、上手くいかなければ親の責任だと言われます。でも結果は仕方ないです。
でもそこで大切なのが上手くいかなかった場合の動機づけ。
そこで親力が試される!
お子さんの頑張り。
受かるにせよそうでなかったにせよ、その頑張りはこれからの財産になります。
いや、財産にするのが親の務めだと思うのです。
「子どもに対する最大のプレゼントは親の積極的な関心です」
by 加藤諦三先生
シツケに関していえば、親がやってれば子はちゃんとやります。
挨拶でも道徳的な事でも、親がしていれば、子はそれにならってちゃんとやります。
「うちの子が外でチャンと挨拶とかしてるか不安です」っていう人もいるけど、親が一緒だからやらないだけ、っていう子、多いです。
親が挨拶やら何やらを子どもの前でやっていれば、子どもは親のいないところでチャンとやります。
親とよく話をしている子は、なりたい職業を持ってる
具体的になりたいものがある子は学習意欲がとても高い
2016年10月23日 | 子育て・小児はり
親が提供できるのは、アドラー曰くの所属感くらい…
親が何をやろうが何もしないでいようが、子どもは子どもなりに育ちます。
こうなって欲しい…っていうは親の欲…
どんな未来をつかむんだろう?っていうドキドキワクワクで見守りたいなぁ…って思ってます。
それぐらいの気持ちで子育てしたらいいのではないかと思うのです。
芝浦方面のお店がなくなっててビックリ!!
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