毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

犯罪者の罪は周辺関係者にも及ぶもの…函館~北斗市

2007年05月07日 19時03分32秒 | Weblog
最近のベストセラー、東野圭吾の「手紙」を読みました。
自制が効かずに、そのまま人を殺めてしまった犯罪者がいます。
犯罪者は当然、その罪を償う事になります。ところが罪を償うのはその犯罪者だけではありません。その事件以後、犯罪者の家族は、家族と言う事だけで様々な差別を受ける事になります。

独身の兄弟がいたら、犯罪者の兄弟が居るだけで縁談がまとまりません。
犯罪者の出た家族から嫁を貰う事にもためらいがでる事でしょう。
犯罪者は獄中に居て社会におりません。犯罪者と血縁の無い親戚なども、犯罪者の親戚だと言う事だけで犯罪を犯した者の替わりに社会からの制裁を受けているのでは…

犯罪を犯すと言う事は、その犯罪者に関係する多くの方々に気の遠くなるほど膨大な損害を与える事になるのです。
毎日のように犯罪事件が報道されています。
人を殺傷する犯罪者は断罪されて当然です。突然、殺傷された被害者の苦しみや辛さ、そして家族の悔しさはその立場にならなければ表現すら出来ないものがあるのです。

一方、その罪を償うのは、犯罪者だけではないのです。家族も一緒にその罪を償う事になるのでしょう。全く犯罪と関係の無い場所に居たとしても犯罪者の家族だと言う事で…
犯罪を犯す事は、このように家族や親戚の辛さ、無念さなどの多くの苦痛を与える罪まで償う事になるのです。自分ひとりの犯罪が関係の無い家族や親戚を不幸に陥れるのです。

社員は家族です。その一人の社員が大きな不始末を起しますと会社全体でその責め負う事になります。だからと言って問題を包み隠したまま放置した場合、発覚した場合、対応は更に厳しいものになるでしょう。
問題は膿んでから見えてくるのです。膿まないうちに曝け出す事です。
犯罪者の家族が責め負う…社員の不始末を会社が責めを負う…

東野圭吾の著書「手紙」はこの人間社会の定めがリアルに描かれておりました。
写真は私が人生とは何か?家とは何か?について講演を行った時のものです。

今日は連休明けの月曜日です。戸建住宅の業界は、冬を終えて春になり、春休み、年度越え、そしてこのゴールデンウィークを終えて初めて本格的に始動開始です。
今日の北海道は雨が降り続きましたが、ここ北斗市は何とか雨に至らないようですが…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
下のコメント欄にご意見を!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿