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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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技術の進化速度に人間の情緒性がついて行けるのか…北斗市

2006年12月15日 20時11分31秒 | Weblog
任侠道から学んだ生きる知恵と創る知恵
パソコンを家庭の電気コンセントに差し込むだけで高速インターネットに接続できる電力線通信(PLC)の専用アダプターの販売が始まったそうです。無線LAN(構内情報通信網)に代わる便利な通信システムと注目を集めています。私もLAN施設の無い場所でこのブログ更新やネット作業をする場合、Pinと言う携帯電話の回線を使用しますが、情報の遣り取りに物凄い時間がかかります。移動用のパソコンを使用している者にとってこのような装置はとても有難いのです。しかし、アマチア無線愛好家の方々から電波障害が起きる恐れがあるとして訴訟も起きているようです。また、医療機器などに対する影響も懸念されていますが、技術的な課題は過去の例から見ても必ず克服する事でしょう。

携帯電話がこの世に存在した時はまさに夢のような出来事でした。
最初は移動電話と言って電池や受信機が大きいので自動車電話としてデビューしました。間もなく肩下げタイプの携帯電話が発売され、自動車に固定される電話より便利なので1・2年の期間でポケット電話と言われる大きさになりました。更に数年で軽量化と多機能化などに進化し、現在は説明すら出来ないくらいの超高性能になっています。15年前は誰もが考えも及ばなかった技術の進化です。

ファースの家の空気環境を制御するAIキットは、熱交換式換気扇、サイクルファン、排気ファン、吸気シャッター、除湿機などの機器を総合してモニター出来るコントロールユニットがあります。当初はリレーなどを用いたアナログ機器で13年間、そのままの状態で使用しました。3年前、ユニットのデジタル化に変更となりましたが、年々、バージョンアップが出来るようになりました。現在は、各機器のシビアな稼働状況を確認でき、更に外気温、床下気温、天井裏気温、居室気温の4箇所の気温を常に確認出来るようになりました。ファースの家は特徴である家全体の気温を数度以内すると性能を常に確認出来ます。

アナログ技術の進化はゆっくりでしたが、デジタル技術は想像も出来ない速度で進化して参ります。この進化に人間の心情や情緒性がどこまでついて行けるのでしょうか。
「進化」が必ずしも「真価」とイコールにならいような気も致しますが、少なくとも技術の進化が心情の後退にならないよう意識する必要がありそうです。

写真はファース本部、研究開発室、市場開発の岩山不二夫係長です。彼はAIキットのデジタル化に一役買った電子工学の専門家でいわゆるデジタル人間の一人と言えるかも知れません。今日は終日、研究開発室業務で調査研究の仕事で一日が暮れてしまいました。
明日は柳田次長、岩山係長と一緒に地元の「住まい講座」で講義を…
ファースの家
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