飛行機だい好き パートⅡ

プラモデルと旅行 ハイキング の写真を
基本に不定期に載せたいと思っています。

川崎 飛燕Ⅱ型 実機展示

2016-10-15 21:31:38 | 博物館
川崎重工創立120周年記念展 を 神戸ポートターミナル・大ホールに
見学に行きました。 今日から11月3日までです 10月18、19日は休館日です。

10時開場前に大勢の方が並んでおられたのです 会場内が広いのでそんなに
混雑はしていません。





飛燕とはどんな飛行機だったのでしょう。 パネルで説明に代えさせて頂きます。



機体は Ⅱ型といい ライセンスエンジンを高出力にした ハ140 と呼ばれたエンジンを搭載しています。
Ⅱ型の生産数は エンジンの遅れもあり わずか99機にとどまっています。





ダイムラーベンツのライセンス生産の ハ40 を独自に高出力化したのが この ハ140 です
今の機体に 積まれていたものです。







エンジン左側にある過給機は 行方不明になっています 
DB603の過給機のインペラとケーシングが展示してあります。



機首上部の発動機覆いの形状が 違っていたので 新しく作りなおしています。





この飛燕Ⅱ型改試作17号機は 航空審査部飛行実験部で福生で 終戦を迎えました。
それから色んな場所で展示されて 1986年から2015年夏まで 知覧特攻平和会館で展示されていました。
各地の展示で部品の紛失や破損が、多くみられ 川崎岐阜工場で修復、復元を終えたものです。







機体の塗装は、みんな落として ジュラルミンのままとしてあります 日の丸、前縁の黄色、エンジン覆いの
黒、プロペラの茶は、みんなシールで 各務原で展示される時は みんな外して ジュラルミンの
ままとなるそうです。 脚庫、コクピットの色は オリジナルでなく後から塗ったもので その下に
隠れているオリジナルを 潰さない様に今の色を剥がすことが 出来ないので このままになっている
とのことでした。





主脚の黒も オリジナルでないそうです。






Ninja H2R/H2



窓の外に 保安庁のコース・ガード  ヘリコプター1機搭載型巡視船 PLH07 せっつ が
停泊していました 神戸海上保安部に属しているので見られる訳です。





コスフォードの五式戦のリサーチのも 出かけて資料集めを されました。



感動の時間を過ごして 関西の模型クラブの方も 大勢見えられて話も弾みました
何故かと言うと この後芦屋で開かれている 翔バナイカイ作品展に 向かう為に
こちらを先に 見学したという事です。 私も同じ思いで来ました。





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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (apuro)
2016-10-16 08:21:09
生で見られるとはイイな。
Unknown (日の丸航空隊)
2016-10-16 20:06:59
間近で本物がみたいです。
この機体だったのかは定かではありませんが、子供の頃父親に連れられて「多摩川園」に行き、そこで「飛燕」と「秋水の残骸」を見た記憶があります。
設計者の土井氏が生きておられたら、どのような思いで見るのでしょうか。
Unknown (あきみず)
2016-10-17 15:55:39
apuro さん
コメントありがとうございます。
下手に塗装したのに 比べると ジュラルミンのまま
リベットラインが、解るこの方が いいです。
今回 神戸で見られたのは ラッキーでした。
日本機は 一機ずつばらばらに展示してあるので
まとめて 展示してもらたいものです。

日の丸航空隊さん
 コメントありがとうございます。
私もこの機体を 大阪阪神百貨店の屋上に
展示したのを、見ました。  高校くらいかな?
飛燕のⅡ型は 塗装が限られて 面白みが
ないですが アオシマから出ているのですね。
Unknown (ヒロシ)
2016-10-25 14:27:25
遅コメ失礼します。
復元の在り方は様々ですが、できればエンジンも動いて、飛ぶことは無理としても滑走位は出来るようになればなぁ…と思いました。
今後は大切に保存して行ってほしいです。

自分の住んでいる昭島市の隣の福生の横田基地で終戦を迎えたとのことで感慨深いものがあります。
そういえば、76年の入間の国際航空宇宙ショーでこの飛燕が展示されたときに私も見ていました。
Unknown (あきみず)
2016-10-27 22:02:24
ヒロシさん
コメントありがとうございます。
日本の博物館では動態保存は、難しいでしょう
嵐山に在った疾風も、せっかくのエンジンを
動かなくなっています。イギリスの五式戦は、エンジンは
動くのでしょうか、廻した事がありましたが どうでしょう
メーカーが資料を基にきっちり修復したと 思います。
後世に残してほしいです。

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