明日を夢見て~神様と筋ジストロフィーと共に生きる~

クリスチャン。デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者で電動車椅子と人工呼吸器を使っている。

神学校でリトリート

2016年06月09日 15時49分28秒 | キリスト教
報告が遅くなりましたが、
5月19日・20日は、関西学院千刈キャンプ場で、
僕のいる神学校でリトリートがありました。

今年のリトリートは、「若者と生きる教会」と題して、
KGK(キリスト者学生会)総主事の大嶋重徳先生と裕香夫人の講演がメインでした。

内容がとっても深くて、
今の自分にとって必要なことをたくさん学びました。
大嶋先生ご夫妻を通して、神様が僕に語ってくださったと感じています。

今の僕の信仰生活があるのは、
これまで忍耐と祈りをもって、
僕に関わってくれた全ての兄弟姉妹の方々の支えがあったから。

僕は中学生になってから、ずっと10代の頃は、
同世代のいない自分の教会はつまらないなぁ、
礼拝は硬すぎて理解できないなぁ、と
不満ながら教会に通い、

教会の先輩方から話しかけられても、
「あぁ、はい、別に大丈夫です。」みたいな愛想のない雰囲気で、
全く可愛げのなかった僕だったのに、

教会の先輩方は、
そんな僕を見捨てず、裁かず、
愛想のない尖っていた思春期の僕に、いつも話しかけてくださり、

教会の子どもとして、ずっと僕を愛してくださったから、
忍耐と祈りをもって、生き方を通して、僕に信仰継承をしてくださったから、

今の僕があるんだなぁ、と講演を聴いて思いました。

このような先輩方のように、果たして僕は教会の方々を愛してきただろうか、
教会の子どもたちの信仰継承のために、責任ある言動をしてきただろうか。。

もちろん若い世代・子どもに、礼拝が理解できるように、キリストの福音が命となるように、
教会の子どもたちが、「自分はこの教会に居場所があるんだ。」と安心できるように、
教会や礼拝のいろいろな改革も必要だけど、

『見かけだけ』変えても意味ないわけで、
何よりも大切なことは、

見返りを求めず、忍耐と祈りをもって、教会の子どもたちを愛し続けること。

子どもたちを、信仰の兄弟・同労者として尊重すること。

子どもたちの前で、正直になって、
イエス様の憐れみがあるから、自分の人生はギリギリセーフなんだと、
ありのままの自分を出すこと。

イエス様の愛に生かされている福音の命をあらわしていくこと。

あらゆるアンテナを張り巡らして、若者に届く言葉を常に探して、考えている、
ご自分が関わる若者ひとりひとりを真剣に考え、神様の家族として心から愛して、
そこから心に響く福音メッセージをつくる、

キリストの命を育むために、若者ひとりひとりの人生・魂に対する、ものすごい努力と情熱、
そのために地道に聖書・神学を学び続ける、

この大嶋先生の信仰の姿から、いちキリスト者として大切なことを学びました。

神学についても、多くの気づきを与えられましたし、
講演の感想をここでは書き切れないけど、

本当に多くの方々に、
大嶋先生ご夫妻の講演を、ご夫妻がされている若者ミニストリーの生きた経験を、
是非とも聴いてほしいです!

大嶋重徳先生の次回の講演会のお知らせは、
ひとつ前の日記でシェアしたので、ご覧ください。











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