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USB電源改造

2010年07月18日 | 修理・メンテ
実はいま公私ともにメチャクチャに忙しいのである。なにもそんなときにやることはないのだが、忙しいときに限ってやりたくなって、久々の半日休日をUSB電源の改造に費やした。

改造したのは、以前作成したこのUSB電源装置である。携帯電話や、三洋のモバイル電源装置の充電には使えるのだが、なぜかiPodの充電には使えないのである。だいたい車にUSB電源をつけたのはiPodの充電をしたかったのが当初の目的だったので、実はずっと不満だった。

前にも書いた通り車の12VからUSBの5Vに変換するスイッチング電源を使っている。その出力電圧が4.97Vとわずかに低かったのでダメなのかと思っていた。それと、どこかのネットで読んだような気がするのだが、USBの信号端子にも電圧がきていないときちんと動かないUSB機器がある、というのを知って、それも気になっていた。

まず、iPodの充電に使えるUSB電源装置の電圧を測定してみた。5.15~5.25Vあった。それとUSBコネクターの信号端子の電圧を測定してみると2.8V程度ある。三洋のモバイル電源装置も同様の電圧がある。単なる電源装置なら信号線は開放になっていて大丈夫だと思っていた。現実に私が作ったUSB電源装置の信号端子は開放にしてあった。ところが市販品は少し電圧がかかっている。

悩んだ末に、まずスイッチング電源をちょっとだけいじって従来4.97Vだったのを5.15Vに上げてみた。しかしiPodは充電されなかった。

iPodを市販のUSB電源につなぐと即座に充電が始まる。ところがパソコンのUSB端子にiPodを接続した場合は充電が始まるまでに一瞬の間がある。やっぱり信号端子の電圧が何らかの影響を及ぼしているようである。そこで図に示したような回路を作成してUSB電源装置の信号端子に接続してみた。信号端子は2つあるので、この回路も2つ作ってそれぞれの信号に接続した。2つの信号端子が短絡しているとなんらかの不都合があるのではないかと考えたためである。

その回路を接続して組み上げてみると、果たしてiPodは無事充電できるようになった。メデタシメデタシ。

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