今日はフィールドゴールの話をば。
試合中、オフェンス側が敵陣エンドゾーン迄残り20、30ヤード以内というところまで近づいたものの、
3回の攻撃で10ヤード進めなかった場合、
フィールドゴールを狙うのが定石です。
フィールドゴールでは3点しか得点されませんが、
両チームのディフェンスがよく機能していて、試合が拮抗している場合、
フィールドゴールによる3点は非常に貴重な得点源です。
試合終盤になって残り試合時間2分を切ったころになると、
負けているチームはどうしても焦り勝ちになり、プレイが雑になることもありますから、
少しでもリードしていることは重要なのです。
以下にフィールドゴール時の大体の陣形を書きます。
前回と同様、黒:オフェンス 白:ディフェンス となっています。
プレーに干渉しないプレイヤーに関しては、特にポジション名を付けていません。
オフェンスはほぼこの陣形ですが、ディフェンスはもっと後ろに人数をかけるチームもあります。
まぁしかし、99%プレーには関係のない選手なので、その話は必要ないでしょう。
ここで、前回のポジション解説時には居なかった、「K」と「H」がいることに気がつくかと思います。
まずその2選手のポジション名と役割について。
K(キッカー):文字通りボールを蹴る専門の選手。キックオフ時もこの選手が蹴ることが多い。試合時間残り2秒という状況で蹴る場合もあり、何事にも動じない強い精神力と、機械のように精密なキックが必要とされるポジション。「仕事人」という表現が一番あっているように思われる。
H(ホルダー):センターからスナップされたボールを受け取り、Kが蹴りやすいように地面にボールを置く選手。言葉で表現するとこれほど簡単な仕事はないと思われるが、この選手がボールをしっかり掴めなければ、Kもボールを蹴ることが出来ない。ひいてはフィールドゴールが失敗することになり、それが元で試合に負けることも十分考えられる。
つまりは2人共失敗が許されないポジションなのです。
このような特殊な仕事(ざっと挙げると、フィールドゴール、キックオフ、キックオフリターン、パント、パントリターン)をこなす選手達をスペシャルチームといいます。
スペシャルチームの出来が試合を左右する、とまで言われる位ですから、
これらの選手がいかにチームにとって重宝されているかお分かりかと思います。
と、いうのがポジションの解説です。
では実際のフィールドゴールの流れはというと、
1.上図のように選手が配置(セット)する。
2.Kが足場を確認した後、助走位置まで数歩下がる。
3.しゃがんでいるHがセンターに合図し、センターがスナップ、Hがボールを受け取る。
(センターのスナップによってプレーは始まることは前述)
4.Hが地面にボールを置く。
5.Kが地面に置かれたボールを蹴る。
6.2本の黄色のポールの間をボールが通過すればフィールドゴール成功。3点が追加される。
という感じですね。
では何故、今回わざわざフィールドゴールの流れを解説したのか!
それは、次回わかります!
試合中、オフェンス側が敵陣エンドゾーン迄残り20、30ヤード以内というところまで近づいたものの、
3回の攻撃で10ヤード進めなかった場合、
フィールドゴールを狙うのが定石です。
フィールドゴールでは3点しか得点されませんが、
両チームのディフェンスがよく機能していて、試合が拮抗している場合、
フィールドゴールによる3点は非常に貴重な得点源です。
試合終盤になって残り試合時間2分を切ったころになると、
負けているチームはどうしても焦り勝ちになり、プレイが雑になることもありますから、
少しでもリードしていることは重要なのです。
以下にフィールドゴール時の大体の陣形を書きます。
前回と同様、黒:オフェンス 白:ディフェンス となっています。
プレーに干渉しないプレイヤーに関しては、特にポジション名を付けていません。
オフェンスはほぼこの陣形ですが、ディフェンスはもっと後ろに人数をかけるチームもあります。
まぁしかし、99%プレーには関係のない選手なので、その話は必要ないでしょう。
ここで、前回のポジション解説時には居なかった、「K」と「H」がいることに気がつくかと思います。
まずその2選手のポジション名と役割について。
K(キッカー):文字通りボールを蹴る専門の選手。キックオフ時もこの選手が蹴ることが多い。試合時間残り2秒という状況で蹴る場合もあり、何事にも動じない強い精神力と、機械のように精密なキックが必要とされるポジション。「仕事人」という表現が一番あっているように思われる。
H(ホルダー):センターからスナップされたボールを受け取り、Kが蹴りやすいように地面にボールを置く選手。言葉で表現するとこれほど簡単な仕事はないと思われるが、この選手がボールをしっかり掴めなければ、Kもボールを蹴ることが出来ない。ひいてはフィールドゴールが失敗することになり、それが元で試合に負けることも十分考えられる。
つまりは2人共失敗が許されないポジションなのです。
このような特殊な仕事(ざっと挙げると、フィールドゴール、キックオフ、キックオフリターン、パント、パントリターン)をこなす選手達をスペシャルチームといいます。
スペシャルチームの出来が試合を左右する、とまで言われる位ですから、
これらの選手がいかにチームにとって重宝されているかお分かりかと思います。
と、いうのがポジションの解説です。
では実際のフィールドゴールの流れはというと、
1.上図のように選手が配置(セット)する。
2.Kが足場を確認した後、助走位置まで数歩下がる。
3.しゃがんでいるHがセンターに合図し、センターがスナップ、Hがボールを受け取る。
(センターのスナップによってプレーは始まることは前述)
4.Hが地面にボールを置く。
5.Kが地面に置かれたボールを蹴る。
6.2本の黄色のポールの間をボールが通過すればフィールドゴール成功。3点が追加される。
という感じですね。
では何故、今回わざわざフィールドゴールの流れを解説したのか!
それは、次回わかります!
もったいぶらずに今回教えてくれー!!
なんで”スペシャルチーム”って言うんだろう、って
疑問でしたが なるほど!
キックオフリターンがまずいと「よし、これから反撃!」
という気勢がそがれてガックシきますよね。
確かにスペシャルな仕事ですね。
ん?相手が得点したあとキックされたボールを
キャッチしたりそのまま走ったり取らずに見逃したり
するプレイがキックオフリターンですよね??
違う??
キックオフリターン時はリターナーがボールを持って走るわけですが、全速力で走るリターナーを止めるため、ディフェンスがこちらも全速力で止めにかかります。
その時の激しいタックルは見ものですよ~。