※こちらは「07-GHOST」19話の後半(Bパート)感想になります。
前半(Aパート)感想はこちらになります。
「07-GHOST」#19-1 なんなのこのアニメハルセの美しさは…(汗)
TB頂ける場合は、前半感想に頂けると助かります。
はい、Bパートです。
バスティンのお葬式ですね。
で、さー、これねぇ原作でも不思議だったんですが、
バスティンって代償で身体無くなってましたよね。
少なくとも首なしでしたよね。
でもお葬式でちゃんと身体があるのはなんで?
あれもカストルが人形でちゃちゃっと作ったとか?
「我らの祈りが彼を潤しますように」
埋葬される棺を見つめながら、フラウの脳裏に蘇るのは
バスティンの声。
『フラウ、どこに行くんです?夜間外出は禁止ですよ』
前々回の回想シーンですね。
どーせなら別のシーンを作ってくれたら良かったのに…甘いか。
『フラウ、それが祈りですよ』
そう言ってくれた彼を思いつつ、フラウは両手を合わせ、祈る。
祈る姿が美しいわ、フラウ。
シスターズは真実を知ってショックを受けています。
「正義感が強すぎたのでしょう」
二人の幼い受験生がバスティンを粛清した、それは誰だとひそひそ声もする。
バスティンの力が無くなった今、クロユリ達もここにはいられないだろうとカストル。
この程度で引き下がる人達とは思えないけど…とラブが続ける。
「とにかく、テイト君が無事でよかった」
「あぁ」
あれ?あの後テイトを調べたが、闇徒(ヴァルス)の反応も無かったというフラウの台詞は?
「本当なら闇の者達から守る為、ここに来てすぐに洗礼を受けさせたかった」
うう…ここのバスティンがまた美しい。
「でも…あの子はもう殺しすぎている」
とラブ。
「-それにしても皆さんの視線が気になりますねぇ」
「バスティン様はたくさんの人に慕われていたからね」
『何故バスティン様がこのような目に』
『きっと誰かの罪を庇ったんだろう』
『優しすぎるお方だったから』
『無骨者のあやつが黒法術師(ヴァルスファイル)なら良かったのに』
ええっと二人めって諏訪部さん?
三人めは…羽多野さんかな…(あんまり自信ない)。
四人めは間違いなく福山さんだよね。
先に書いた『明け方二人の幼い受験生が彼の部屋に飛び込んでいったらしい』ってとこも福山さんだった。
フラウが黒法術師(ヴァルスファイル)なら良かったのにって、
酷いよねー。何も知らないくせにーっ。
原作読んでてもカチンと来ましたよ。
シスターズがフラウを呼び止めて、疑ってた事を正直に話し、
頭下げて謝ります。うん、良い子たちだ。
そんな彼女たちに
「気にすんなって」
ニコッと笑顔を向けるフラウ。こんなフラウが大好きだーっ。
ちなみにここ、原作ではやや締まりの無い顔でニカッだったけどね。
やはりアニメはかなり美形補正。
まぁ…良い笑顔ですけどね、うん。
この顔もまた、紛れも無く諏訪部さんだし。
「なんなら、オレと今度お茶でも」
言いかけたフラウ、カストルのパンチで空高く舞い上がりましたぁぁぁ。
原作では頭部空手チョップだったのにぃ。エスカレートしてら~。
シスターズは、教会にいる者なら一度は耳にしたことがある、
という話を口にする。
天から舞い降りた神々は、人間と共に暮らす為に普段は人間の似姿を
していて、決して闇に穢されない存在。
そして誰も目にしたことはないけれど、教会の制裁部隊として
我々を闇から守っているのだと。
「フラウ司教が黒法術に触っても穢されなかったのなら、理由はただ一つ」
「あなたはひょっとして…」
「「「セブンゴーストなのでは」」」
あ、あは…ばれてーら。
カストルがフラウの身体を肘で思い切りどつく。
するとばさばさとエロ本が足元に落ちてきました。
「ダメだよフラウ、こんな本持ってきちゃ」
きゃあこのちょいと縮んだラブ、可愛い~。
そしてこの顔は間違いなく宮田さんですよねぇ。
「こ、これは墓前に供えようとしてだなっ」
「何考えてんですかっ貴方!!」
カストル~声のトーンがちぃーとおかしくなってます。
「昔約束したんだいっ」
あら、なんか可愛くアレンジされてますわねフラウの台詞。
これ、噴出しじゃなく作者の手書きはみ出し台詞なんだけど、多分
「昔約束したんだ!!(一方的に)」
と書かれてるのだと思うのだが、!!の片方の点が繋がってて「い」に見えたか?
「ま、まぁ落ち着けや、お前ら」
バクルス型ライターをしゅぼっ。
このライター欲しいぃぃぃ。
「んじゃな」っとすたこら逃げてくフラウ達ですが…
その後ろ姿を見送るシスターズ、
まさかあのフラウがね…というところに落ち着いたようです。
タバコは原作でも薬らしいって事になってますが…
ここで「どこか悪いのかしら」って台詞があり…個人的に気になってるのですが。
さてこちらはベッドで眠るテイト。
ブルピャとハクレンが心配そうに付き添ってます。
「テイトすまない。オレの為に命を張ってくれたお前に、オレは何も出来なかった」
いやちょっとレベル違い過ぎだし、しょうがないべ?
「それにまさかあの伝説のミカエルの瞳を持っていたなんて…
なんて重たいものを背負っているんだ…」
ミカエルの瞳を持つのに分不相応のものは精神が破壊される。
つまり、テイトにはその器があるということになる。
テイトへと手を伸ばしかけると、一瞬にしてミカエルの瞳から
攻撃の手が伸び、ハクレンの身体ギリギリでピタリと止まる。
ハクレンが少しでも動けば、その尖った先端が彼の体を貫くでしょう。
「何故主に触れる!?お前は敵か!?」
眠るテイトの口を借りて、ミカエルの瞳が訊ねる。
「ピャッ」
ハクレンの肩に乗るブルピャが可愛いっ。
「(オレを調べているのか)大丈夫、オレはテイトの味方だ。好きなだけ調べていい」
ハクレン、カッコ良いよねこういうトコ。
とてもシュリと同じ血を引くとは思えないよ。
「あぁ我が主の大切な人間か。礼を言うぞ」
このミカエルの"主大好きっぷり"も、好きなんだよね私。
礼まで言っちゃうもんなー。
で、ミカエルが眠るとテイトが目覚める。
目覚めたとたんハクレンに抱きつくテイトが良いよねー。
「二人とも無事だったんだな!ハクレン!ミカゲ!」
原作じゃ「無事か!?」なんだけど、抱きついておいて「無事か!?」も
ないよね。ここはアニメの台詞が正しい気がします。
「バカ野郎…自分の心配をしろ」
ここ、原作ハクレンは照れつつも『攻撃されるかと思った…』と
内心ドキドキなんだよね。
でもアニメハクレンは大人です。
前半は怒り声で、後半は優しい声で温かみを感じます。良いねぇ福山さん。
「ピャッ」
って同意するブルピャが可愛い~っ。
ちょっと時々顔変わりますけどね、ブルピャも
皆がバスティンの葬儀に出席していると聞いて、ハッとして落ち込むテイト。
そんなテイトに自分を責めるなとハクレン。
「お前は正しいことをした」
禁術を使ったものは使った分だけ代償として体が闇に食われる。
バスティンの死体に首が無かったのはそういうことだよね。
「ちがう…」
でもテイトはあの時のミカエルの言葉が耳に残ってる。
フラウが来なかったら、あの時自分は(正確にはミカエルがだけど)
バスティンを殺していたのではないか、と。
-オレの中で何かが蠢いて…あれがミカエルの瞳なのか。
己の中に眠る力に怯えるテイト。
そんな彼にハクレンは、違わないと言う。
テイトの中に何か居たとしても、友を守り自分の信念を貫こうとした。
「清い心を持ったお前自身は何も変わってない」
「そ、そんな凄いこと言われたら、リアクションに困るだろーっ!!」
「べ、別にお前を困らせるつもりなどないぞ」
いきなりギャグ顔だ。くふふ。
ちょっとおにぎり顔?
原作もギャグだけど、コマ小さいから目鼻ナシなのよね。
「でも…
(ハクレン…オレの心は清くないよ…だってオレは…)
…ありがとう」
ハクレンこそ、リアクションに困った顔だな。
と、そこに葬式帰りのお三方が入ってきました。
「よぉクソガキ、やっとお目覚めか?」
フラウぅぅ。やっとフラウらしい声聴けて嬉しいよ。
「ハクレン君が居てくれてよかった」とラブ。
ハクレンは入れ替わり、水を汲みに出て行く。
フラウを見たテイト、あの時の台詞が蘇ります。
『お前になら殺されてもいいぜ』
「フラウ…お前…」
「なんだよクソガキ、寝ぼけてんのか?」
と、突然グーで殴られて吹っ飛ぶフラウ。
「ぐほほほっ。何すんだよクソガキ」
ひぃ~っテイト、馬乗りです。
「早く覚醒しろだと?!オレになら殺されてもいいだと?!
お前訳わかんねぇよ」
言われた時のフラウのマジ固まってる顔が良いよね。
とてもリアルな顔なんだよな、これ。
予想外のこと言われて素になってる感じ。
「オレに生きろって言ったのは誰なんだよ!!
お前も身勝手な人間だ!!自分も失った苦しみから逃げようと
しているじゃねぇか!!死ぬなら…」
感情が高ぶって、テイトの瞳には涙が湧いている。
それを払うように顔を振って、
「死ぬなら…!!…お前一人で…死んじまえ…」
最後の声が消え入りそう。つらそうだなテイト。
「テイ…」
弁明しようとしたのか足を踏み出すラブを、カストルが手で止める。
「勘違いすんな、クソガキ。オレはバスティン様の後追いなんざ考えちゃいねぇ。
ただお前の魂が好きだから、お前になら殺されても良いって思っただけだ」
ぎょっとしたテイトの顔が赤い。
「でもそれが重荷なら、捨ててくれて構わないぜ」
照れ顔から怒り顔に変わるテイトの百面相がおもろい。
「ふざけんじゃねぇ!!」
あ、逃げた。
「オレはテメーなんか好きじゃねぇぇーっ!!!」
怒り顔でフラウをかじかじしてるブルピャが可愛い。
「振られても絵になる男ってヤツだな、オレ」
「説明飛ばして結論言うから嫌われちゃうんだよー」
「貴方、テイト君になんてこと話したんですか…」
おおーっカストルの背後の炎がすさまじい。
「それは今話すことじゃないでしょーっ!!」
「分かった、分かったって」
ちょっとふてくされ顔のフラウ。
-にしてもミカエルの野郎急に引っ込みやがって
そう、急に入れ替わっちゃったから、テイトの耳に入ってしまった台詞
なんだよね。怒らないでやってよーカストル。
「ほほー私の話しは真面目に聞く価値はない、と」
頭ふんずけられてるフラウ、原作より惨めなポーズですこと。
「そーですかー、そういう態度ですかー」
ここらのカストルの台詞はアニメオリジナル。
-本当は、あんなこと言うつもりじゃなかったのに。
本当はもう、誰にも死んで欲しくないのに。
心が苦しい。悲しい。悲しい…悲しい…
負の感情により、テイトの中に少し入ってしまった闇徒が活性化しちゃったって
感じ?
水を汲んで来たハクレンが丁度通り掛かり、
テイトの様子がおかしいことに気付く。
「でもテイト君が貴方に対してあんなに心を露にするなんて」
とカストル。
「相変わらず可愛気のねぇクソのらネコだぜ」
帽子を拾うフラウ。
窓の外を眺めていたラブが
「いやな雲だ…」
ぽつりと呟く。
「どうしました?ラブラドール」
-来る…!!
ここのラブのマジ顔が綺麗♪
この後近づきつつある上空のアヤたん達の方へ猛スピードでカメラが進む
演出が良いね。そのアヤたん通じてクロユリの
「掴まえた」
になるのも。原作の順番より、これはスピード感、緊迫感が増しました。
「テイト!どうした!しっかりしろ!!」
ハクレンがカッコ良いわー。テイト抱いてわざと一緒に闇徒に飲まれるなんて、
なかなか出来ることではありませんよ。
凄い勢いで疾走してくるフラウに愛を感じました。
すごいなここの脚の動き。忍者みたい。
「バスティンとの戦いでこやつの中には既に闇徒が入り込んでいた」
とクロユリ…というかクロユリの口を借りたアヤたんかな。
声はここはクロユリ声だけど。で、アヤたんに代わり、
「ミカエルの瞳をも操れぬ者に闇徒など抑えきれぬ」
フラウの鎌より早く、テイトとハクレンを包んだ闇徒は忽然と消えた。
瞬間移動っすね。
フラウの愕然とした顔がまたなんとも。
ここで「つづく」かなと思ったたんだけど、
もう一歩進みましたな。
テイト抱きかかえたハクレンがどさりと床に。
瞬間移動した先は、アヤたんのお迎えを待ってるクロユリとハルセの元。
「やったよハルセ」
「はい、クロユリ様」
最後にアヤたんの「ふっ」て笑った口元がぁぁぁ。
うわー記事分けたのに文字数やばっ。
今回はほんと作画が綺麗で「わぁ~」と思わず声が上がりましたわ。
フラウのマジ顔がまた良くて、感動しました。
次回もこんな調子で魅せてくれますかしら。
良いシーンも見たいシーンがあるので、
とても楽しみですよーっ。
「孤狼Nachtwanderung」の玲蘭さんから頂いたブルピャとエリザベス3号のアイコン、こちらにも貼っときます~。
あ!私も欲しいって方は、玲蘭さんトコでコメしてから貰ってくださいね。
前半(Aパート)感想はこちらになります。
「07-GHOST」#19-1 なんなのこのアニメハルセの美しさは…(汗)
TB頂ける場合は、前半感想に頂けると助かります。
はい、Bパートです。
バスティンのお葬式ですね。
で、さー、これねぇ原作でも不思議だったんですが、
バスティンって代償で身体無くなってましたよね。
少なくとも首なしでしたよね。
でもお葬式でちゃんと身体があるのはなんで?
あれもカストルが人形でちゃちゃっと作ったとか?
「我らの祈りが彼を潤しますように」
埋葬される棺を見つめながら、フラウの脳裏に蘇るのは
バスティンの声。
『フラウ、どこに行くんです?夜間外出は禁止ですよ』
前々回の回想シーンですね。
どーせなら別のシーンを作ってくれたら良かったのに…甘いか。
『フラウ、それが祈りですよ』
そう言ってくれた彼を思いつつ、フラウは両手を合わせ、祈る。
祈る姿が美しいわ、フラウ。
シスターズは真実を知ってショックを受けています。
「正義感が強すぎたのでしょう」
二人の幼い受験生がバスティンを粛清した、それは誰だとひそひそ声もする。
バスティンの力が無くなった今、クロユリ達もここにはいられないだろうとカストル。
この程度で引き下がる人達とは思えないけど…とラブが続ける。
「とにかく、テイト君が無事でよかった」
「あぁ」
あれ?あの後テイトを調べたが、闇徒(ヴァルス)の反応も無かったというフラウの台詞は?
「本当なら闇の者達から守る為、ここに来てすぐに洗礼を受けさせたかった」
うう…ここのバスティンがまた美しい。
「でも…あの子はもう殺しすぎている」
とラブ。
「-それにしても皆さんの視線が気になりますねぇ」
「バスティン様はたくさんの人に慕われていたからね」
『何故バスティン様がこのような目に』
『きっと誰かの罪を庇ったんだろう』
『優しすぎるお方だったから』
『無骨者のあやつが黒法術師(ヴァルスファイル)なら良かったのに』
ええっと二人めって諏訪部さん?
三人めは…羽多野さんかな…(あんまり自信ない)。
四人めは間違いなく福山さんだよね。
先に書いた『明け方二人の幼い受験生が彼の部屋に飛び込んでいったらしい』ってとこも福山さんだった。
フラウが黒法術師(ヴァルスファイル)なら良かったのにって、
酷いよねー。何も知らないくせにーっ。
原作読んでてもカチンと来ましたよ。
シスターズがフラウを呼び止めて、疑ってた事を正直に話し、
頭下げて謝ります。うん、良い子たちだ。
そんな彼女たちに
「気にすんなって」
ニコッと笑顔を向けるフラウ。こんなフラウが大好きだーっ。
ちなみにここ、原作ではやや締まりの無い顔でニカッだったけどね。
やはりアニメはかなり美形補正。
まぁ…良い笑顔ですけどね、うん。
この顔もまた、紛れも無く諏訪部さんだし。
「なんなら、オレと今度お茶でも」
言いかけたフラウ、カストルのパンチで空高く舞い上がりましたぁぁぁ。
原作では頭部空手チョップだったのにぃ。エスカレートしてら~。
シスターズは、教会にいる者なら一度は耳にしたことがある、
という話を口にする。
天から舞い降りた神々は、人間と共に暮らす為に普段は人間の似姿を
していて、決して闇に穢されない存在。
そして誰も目にしたことはないけれど、教会の制裁部隊として
我々を闇から守っているのだと。
「フラウ司教が黒法術に触っても穢されなかったのなら、理由はただ一つ」
「あなたはひょっとして…」
「「「セブンゴーストなのでは」」」
あ、あは…ばれてーら。
カストルがフラウの身体を肘で思い切りどつく。
するとばさばさとエロ本が足元に落ちてきました。
「ダメだよフラウ、こんな本持ってきちゃ」
きゃあこのちょいと縮んだラブ、可愛い~。
そしてこの顔は間違いなく宮田さんですよねぇ。
「こ、これは墓前に供えようとしてだなっ」
「何考えてんですかっ貴方!!」
カストル~声のトーンがちぃーとおかしくなってます。
「昔約束したんだいっ」
あら、なんか可愛くアレンジされてますわねフラウの台詞。
これ、噴出しじゃなく作者の手書きはみ出し台詞なんだけど、多分
「昔約束したんだ!!(一方的に)」
と書かれてるのだと思うのだが、!!の片方の点が繋がってて「い」に見えたか?
「ま、まぁ落ち着けや、お前ら」
バクルス型ライターをしゅぼっ。
このライター欲しいぃぃぃ。
「んじゃな」っとすたこら逃げてくフラウ達ですが…
その後ろ姿を見送るシスターズ、
まさかあのフラウがね…というところに落ち着いたようです。
タバコは原作でも薬らしいって事になってますが…
ここで「どこか悪いのかしら」って台詞があり…個人的に気になってるのですが。
さてこちらはベッドで眠るテイト。
ブルピャとハクレンが心配そうに付き添ってます。
「テイトすまない。オレの為に命を張ってくれたお前に、オレは何も出来なかった」
いやちょっとレベル違い過ぎだし、しょうがないべ?
「それにまさかあの伝説のミカエルの瞳を持っていたなんて…
なんて重たいものを背負っているんだ…」
ミカエルの瞳を持つのに分不相応のものは精神が破壊される。
つまり、テイトにはその器があるということになる。
テイトへと手を伸ばしかけると、一瞬にしてミカエルの瞳から
攻撃の手が伸び、ハクレンの身体ギリギリでピタリと止まる。
ハクレンが少しでも動けば、その尖った先端が彼の体を貫くでしょう。
「何故主に触れる!?お前は敵か!?」
眠るテイトの口を借りて、ミカエルの瞳が訊ねる。
「ピャッ」
ハクレンの肩に乗るブルピャが可愛いっ。
「(オレを調べているのか)大丈夫、オレはテイトの味方だ。好きなだけ調べていい」
ハクレン、カッコ良いよねこういうトコ。
とてもシュリと同じ血を引くとは思えないよ。
「あぁ我が主の大切な人間か。礼を言うぞ」
このミカエルの"主大好きっぷり"も、好きなんだよね私。
礼まで言っちゃうもんなー。
で、ミカエルが眠るとテイトが目覚める。
目覚めたとたんハクレンに抱きつくテイトが良いよねー。
「二人とも無事だったんだな!ハクレン!ミカゲ!」
原作じゃ「無事か!?」なんだけど、抱きついておいて「無事か!?」も
ないよね。ここはアニメの台詞が正しい気がします。
「バカ野郎…自分の心配をしろ」
ここ、原作ハクレンは照れつつも『攻撃されるかと思った…』と
内心ドキドキなんだよね。
でもアニメハクレンは大人です。
前半は怒り声で、後半は優しい声で温かみを感じます。良いねぇ福山さん。
「ピャッ」
って同意するブルピャが可愛い~っ。
ちょっと時々顔変わりますけどね、ブルピャも
皆がバスティンの葬儀に出席していると聞いて、ハッとして落ち込むテイト。
そんなテイトに自分を責めるなとハクレン。
「お前は正しいことをした」
禁術を使ったものは使った分だけ代償として体が闇に食われる。
バスティンの死体に首が無かったのはそういうことだよね。
「ちがう…」
でもテイトはあの時のミカエルの言葉が耳に残ってる。
フラウが来なかったら、あの時自分は(正確にはミカエルがだけど)
バスティンを殺していたのではないか、と。
-オレの中で何かが蠢いて…あれがミカエルの瞳なのか。
己の中に眠る力に怯えるテイト。
そんな彼にハクレンは、違わないと言う。
テイトの中に何か居たとしても、友を守り自分の信念を貫こうとした。
「清い心を持ったお前自身は何も変わってない」
「そ、そんな凄いこと言われたら、リアクションに困るだろーっ!!」
「べ、別にお前を困らせるつもりなどないぞ」
いきなりギャグ顔だ。くふふ。
ちょっとおにぎり顔?
原作もギャグだけど、コマ小さいから目鼻ナシなのよね。
「でも…
(ハクレン…オレの心は清くないよ…だってオレは…)
…ありがとう」
ハクレンこそ、リアクションに困った顔だな。
と、そこに葬式帰りのお三方が入ってきました。
「よぉクソガキ、やっとお目覚めか?」
フラウぅぅ。やっとフラウらしい声聴けて嬉しいよ。
「ハクレン君が居てくれてよかった」とラブ。
ハクレンは入れ替わり、水を汲みに出て行く。
フラウを見たテイト、あの時の台詞が蘇ります。
『お前になら殺されてもいいぜ』
「フラウ…お前…」
「なんだよクソガキ、寝ぼけてんのか?」
と、突然グーで殴られて吹っ飛ぶフラウ。
「ぐほほほっ。何すんだよクソガキ」
ひぃ~っテイト、馬乗りです。
「早く覚醒しろだと?!オレになら殺されてもいいだと?!
お前訳わかんねぇよ」
言われた時のフラウのマジ固まってる顔が良いよね。
とてもリアルな顔なんだよな、これ。
予想外のこと言われて素になってる感じ。
「オレに生きろって言ったのは誰なんだよ!!
お前も身勝手な人間だ!!自分も失った苦しみから逃げようと
しているじゃねぇか!!死ぬなら…」
感情が高ぶって、テイトの瞳には涙が湧いている。
それを払うように顔を振って、
「死ぬなら…!!…お前一人で…死んじまえ…」
最後の声が消え入りそう。つらそうだなテイト。
「テイ…」
弁明しようとしたのか足を踏み出すラブを、カストルが手で止める。
「勘違いすんな、クソガキ。オレはバスティン様の後追いなんざ考えちゃいねぇ。
ただお前の魂が好きだから、お前になら殺されても良いって思っただけだ」
ぎょっとしたテイトの顔が赤い。
「でもそれが重荷なら、捨ててくれて構わないぜ」
照れ顔から怒り顔に変わるテイトの百面相がおもろい。
「ふざけんじゃねぇ!!」
あ、逃げた。
「オレはテメーなんか好きじゃねぇぇーっ!!!」
怒り顔でフラウをかじかじしてるブルピャが可愛い。
「振られても絵になる男ってヤツだな、オレ」
「説明飛ばして結論言うから嫌われちゃうんだよー」
「貴方、テイト君になんてこと話したんですか…」
おおーっカストルの背後の炎がすさまじい。
「それは今話すことじゃないでしょーっ!!」
「分かった、分かったって」
ちょっとふてくされ顔のフラウ。
-にしてもミカエルの野郎急に引っ込みやがって
そう、急に入れ替わっちゃったから、テイトの耳に入ってしまった台詞
なんだよね。怒らないでやってよーカストル。
「ほほー私の話しは真面目に聞く価値はない、と」
頭ふんずけられてるフラウ、原作より惨めなポーズですこと。
「そーですかー、そういう態度ですかー」
ここらのカストルの台詞はアニメオリジナル。
-本当は、あんなこと言うつもりじゃなかったのに。
本当はもう、誰にも死んで欲しくないのに。
心が苦しい。悲しい。悲しい…悲しい…
負の感情により、テイトの中に少し入ってしまった闇徒が活性化しちゃったって
感じ?
水を汲んで来たハクレンが丁度通り掛かり、
テイトの様子がおかしいことに気付く。
「でもテイト君が貴方に対してあんなに心を露にするなんて」
とカストル。
「相変わらず可愛気のねぇクソのらネコだぜ」
帽子を拾うフラウ。
窓の外を眺めていたラブが
「いやな雲だ…」
ぽつりと呟く。
「どうしました?ラブラドール」
-来る…!!
ここのラブのマジ顔が綺麗♪
この後近づきつつある上空のアヤたん達の方へ猛スピードでカメラが進む
演出が良いね。そのアヤたん通じてクロユリの
「掴まえた」
になるのも。原作の順番より、これはスピード感、緊迫感が増しました。
「テイト!どうした!しっかりしろ!!」
ハクレンがカッコ良いわー。テイト抱いてわざと一緒に闇徒に飲まれるなんて、
なかなか出来ることではありませんよ。
凄い勢いで疾走してくるフラウに愛を感じました。
すごいなここの脚の動き。忍者みたい。
「バスティンとの戦いでこやつの中には既に闇徒が入り込んでいた」
とクロユリ…というかクロユリの口を借りたアヤたんかな。
声はここはクロユリ声だけど。で、アヤたんに代わり、
「ミカエルの瞳をも操れぬ者に闇徒など抑えきれぬ」
フラウの鎌より早く、テイトとハクレンを包んだ闇徒は忽然と消えた。
瞬間移動っすね。
フラウの愕然とした顔がまたなんとも。
ここで「つづく」かなと思ったたんだけど、
もう一歩進みましたな。
テイト抱きかかえたハクレンがどさりと床に。
瞬間移動した先は、アヤたんのお迎えを待ってるクロユリとハルセの元。
「やったよハルセ」
「はい、クロユリ様」
最後にアヤたんの「ふっ」て笑った口元がぁぁぁ。
うわー記事分けたのに文字数やばっ。
今回はほんと作画が綺麗で「わぁ~」と思わず声が上がりましたわ。
フラウのマジ顔がまた良くて、感動しました。
次回もこんな調子で魅せてくれますかしら。
良いシーンも見たいシーンがあるので、
とても楽しみですよーっ。
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あ!私も欲しいって方は、玲蘭さんトコでコメしてから貰ってくださいね。