
10.8
まず開会式。いつもよりも挨拶が多く続いたように思う。気のせいかもしれない。そのあとは記念写真の撮影。この写真が昨日届いた。二百数十人が写っていて、A4くらいの大きな写真である。
そして今大会の私の仕事、折り紙分科会である。今までアジア大会や世界大会ではやってきたが、日本大会でこの分科会を持つのは初めてである。今回はTさん、Mさんという強力な協力者もいた。参加者は我々と終わり頃に来た2人とを含めて17人、途中で入ってきた人があるかもしれない。韓国人は3人。
まず私が韓国で見つけた折り紙の本とその作品を紹介、Tさんは折り鶴と佐々木貞子について話し、折り鶴が平和運動の象徴になっていることを紹介、Mさんは自分が働いていた盲学校に全盲の折り紙作家・加瀬三郎が訪ねてきたことから始めて、この驚異の作家について話した。この折り紙作家については私もよくは知らなかったのだが、世界中の子供たちに折り紙で夢を与え、「折り紙大使」と呼ばれたということである。
続いて3人それぞれに用意した作品を紹介。
私・・・おしゃべりな唇・飛行機・鶴のポチ袋・千羽鶴折り形から妹背山と早乙女。
Tさん・・・親子のペンギン・親子の白鳥・水面に浮かぶ白鳥
Mさん・・・「奴さん」からの七変化
そして、参加者の希望に添って折り方指導。最初は、唇とペンギンに人気が集まったが、そのあとは飛行機や七変化、韓国の少女たちが妹背山に挑戦した。あっという間に1時間半が過ぎてしまった。
この後は、SAT((国民性なき全世界協会)の分科会とILEI(国際教育者エスペランティスト連盟)分科会。合同大会にためにどちらもエスペラントのみで進められた。
とくにILEIの分科会では興味ある話をいくつか聞いた。
・来年1~2月、に海南島で約1か月間のエスペラントの集中講座が行われる。詳しいことは以下のサイトを見てほしい。現在の参加申込数は66人、日本人はまだいないようだ。
http://www.esperanto-insulo.info/index.htm
・韓国には公立校に行きたくない(行けない?)子供たちが行く「代案学校」という一種の自由学校がある。興味のある人は「代案学校」で検索してみよう。
・来年のILEI大会は中国の昆明で行われる。世界大会が行われるベトナムとの間の移動そのものが観光旅行になる。
このあとは大会宴会と「祭りの夜」だが、以下次号としよう。
写真はずらりと並んだ大会宴会の料理
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