或る地方の八百屋の独り言...,,。

野菜の”大”生産地に在りながら、今や情報化時代の市場価格に翻弄される九州のド真ん中!熊本の青果市場に通う八百屋の独り言。

レンコンの選び方・保存の仕方

2011-09-19 22:23:23 | お野菜情報!

こんにちは 

今日は、今から時期を迎えるレンコンの選び方・保存の仕方について書いてみたいと思います。

レンコンの旬(時期)は秋から冬です。 春先に新レンコンが出回りますが、歯触りや柔らかさから料理屋(和食)さんに重宝がられます。

でも、この時期の蓮根は値段も良く、一般の食卓用の食材としては、そう使える物ではありませんね。 

新蓮根が最初に市場に出てくる時は2~3kgの箱に入って出て来ます。 普通の時の出荷は4~5kgの箱での出荷です。 値段が高い分

量も少なめでの出荷?ですかね。 一般の小売店でも、そう売れるものではありませんから。(価格面でも)

写真は佐賀の白石地区のレンコンです。 



レンコンは、地下茎が延びた物で左の方が伸びた先端部分になり柔らかいのはこちら側になります。 反対に地下茎と繋がっていた方は

硬いです。

料理・使い方によって、買う部分を選ばれると良いと思います。 左は生?サラダ用、右側の硬い方はきんぴらやつぶして使う料理に、

真ん中2節の部分は何にでも使えます、お好みで。

 レンコンの選び方

表面が、赤っぽくなっていない物・切り口や表面にムラサキ色になってる部分があるものは避ける。 (さびたようになっている物は空気と鉄分が

結合してなるので大丈夫です。呼吸をしているレンコンが土の鉄分と結合すると表面が錆びたように・・・気になるなら表面を削るとOKですよ。)

穴の中が変色(茶色)している物や、穴に土が入っている物も避けます。 

 収穫して、時間(日にち)が経ったものは切り口の変色が早いです。 切り口の色がなるべく変わっていない物を選びます。

 丸くてふっくら、持って重さがあるもの。 

 今は、綺麗に洗って漂白された物も出回っています。 余りに白い物は、漂白してあるかも? (使う薬剤は、Chlorineです。)

 レンコンの保存方法

もし、レンコンを節が付いたまま1本もらったら、保存する(残す)方に節を残します。 節があった方が保存するときに長持ちします。

 湿らせたまま、厚手のビニールに入れて冷蔵庫で保存します。 新聞紙・キッチンペーパーを濡らして、それで包んでビニール袋に入れて

冷蔵庫へ。 

 洗ってある物は、ラップで包んで冷蔵庫へ。 

 洗ってある物、綺麗に洗った物は、レンコン全体が水に浸かる容器に入れて冷蔵庫で保存します。 余り水に長く浸けておくと、レンコン

のビタミンが水に溶け出してしまいます。

 冷凍して、保存する方法もありますが。。。
コチラ→http://www.google.com/search?num=100&hl=ja&lr=lang_ja&ie=SJIS&oe=SJIS&q=%83%8C%83%93%83R
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 いずれの保存方法も、長くて10日間くらいを目安に。 購入した物も、売り場に並ぶまでどれくらい時間が経っているか分かりません。

あくまでも、目安です。


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 お問い合わせは、まで


    by    地方の八百屋


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