京都文化博物館の本館と別館の間の庭には、実物大の牛車が展示してありました。
牛車は、今で言うと平安貴族の自家用車のようなものでした。宮中への参内、物詣での時は、もちろん牛車に乗って出かけました。
また、祭り見物の時は、牛車を道のわきに止めて見物をしたものです。
このように、平安貴族にとっては牛車はなくてはならない物でした。そのため、「源氏物語」を初め「枕草子」「蜻蛉日記」「落窪物語」などの平安時代の古典には牛車が多くの場面に出てきます。そのため私も、「牛車の中ってどうなっているのかしら。」ととても興味があったのです。
実は十二単を着付けていただいたあと係の人に、「このまま下の1階にある牛車の所に行ってもかまいませんよ。」と言われていました。でも、6階から1階まで十二単で降りるのは大変だと思いましたし、おまけに雨も降っていましたので今回は見送ることにしました。
そのようなわけで平安装束は着ていませんが、再び平安の姫様気分を味わうために牛車に乗ってみることにしました。牛車に乗るには急な階段を5段ほど昇らなければならず、私はちょっと怖かったです…。でも、昇って中に入ってみると大感激!!中には畳が3枚敷いてあります。これなら4人くらいは充分乗ることができるでしょうね。畳も座り心地が良く、これなら平安貴族達も快適に参内や旅行ができたと思います。高さも1メートル40センチほどで見晴らしも良いので、祭り見物も楽しかったでしょうね。
こうして再び平安の姫様の気分を味わったのですが、車から降りるのは乗るときよりもずっと大変でした。後ろ向きで降りたのですが、「ああ、やっぱり私は十二単で牛車に乗り降りするのは無理だっただろうな…。」と思いました。裳袿のような軽い服装なら何とかなったかもしれませんが…。十二単を着た女房達は、いったいどのようにして牛車から乗り降りしていたのでしょうか…。
写真は、横から見た牛車です。さすがに牛はいませんでしたが、この車を牛が引いている情景を想像してみるのも楽しいです。
では、今度こそいよいよ「六条院へ出かけよう!」の展示を観に行きます。
牛車は、今で言うと平安貴族の自家用車のようなものでした。宮中への参内、物詣での時は、もちろん牛車に乗って出かけました。
また、祭り見物の時は、牛車を道のわきに止めて見物をしたものです。
このように、平安貴族にとっては牛車はなくてはならない物でした。そのため、「源氏物語」を初め「枕草子」「蜻蛉日記」「落窪物語」などの平安時代の古典には牛車が多くの場面に出てきます。そのため私も、「牛車の中ってどうなっているのかしら。」ととても興味があったのです。
実は十二単を着付けていただいたあと係の人に、「このまま下の1階にある牛車の所に行ってもかまいませんよ。」と言われていました。でも、6階から1階まで十二単で降りるのは大変だと思いましたし、おまけに雨も降っていましたので今回は見送ることにしました。
そのようなわけで平安装束は着ていませんが、再び平安の姫様気分を味わうために牛車に乗ってみることにしました。牛車に乗るには急な階段を5段ほど昇らなければならず、私はちょっと怖かったです…。でも、昇って中に入ってみると大感激!!中には畳が3枚敷いてあります。これなら4人くらいは充分乗ることができるでしょうね。畳も座り心地が良く、これなら平安貴族達も快適に参内や旅行ができたと思います。高さも1メートル40センチほどで見晴らしも良いので、祭り見物も楽しかったでしょうね。
こうして再び平安の姫様の気分を味わったのですが、車から降りるのは乗るときよりもずっと大変でした。後ろ向きで降りたのですが、「ああ、やっぱり私は十二単で牛車に乗り降りするのは無理だっただろうな…。」と思いました。裳袿のような軽い服装なら何とかなったかもしれませんが…。十二単を着た女房達は、いったいどのようにして牛車から乗り降りしていたのでしょうか…。
写真は、横から見た牛車です。さすがに牛はいませんでしたが、この車を牛が引いている情景を想像してみるのも楽しいです。
では、今度こそいよいよ「六条院へ出かけよう!」の展示を観に行きます。