平安夢柔話

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京都3日目の朝 ~京都3日物語10

2011-03-08 14:23:53 | 旅の記録
 京都での最後の1日が始まりました。

 この日は7時頃起床、前日に比べるとゆっくりと支度をし、ゆっくりと朝食を食べました。朝食は、またまた洋食レストラン。私、よっぽど気に入っているのですね、こちらのホテルの洋食レストラン…。

 今朝は、付け合わせをベーコンにし、パンをロールパンにしました。ハムよりもベーコンの方がしっかり味がついていて、おいしかったです。ロールパンも良い感じ。そして、ふわふわのスクランブルエッグと甘みと酸味のほどよいトマトジュースで幸せ気分。ごちそうさまでした。

 朝食が終わると部屋に戻り、荷物の整理をしました。朝のうちにチェックアウトをしてしまうので、忘れ物がないかと、荷物を何度も確認。それから、朝食の時に少し歯が痛んだので、痛み止めもしっかり飲んで準備万端。
 こうして、二晩過ごした、1053号室ともお別れです。「白河天皇が生まれた年と同じ番号」と頭の中にたたき込んだせいか、部屋番号も忘れずにすみました。

 そして、無事にホテルをチェックアウト。でも、大きな荷物はフロントで預かってもらい、小さなショルダーバックだけ肩にかけて出発。こういうところが、駅の近くのホテルの便利なところです。

 今日もすばらしい晴天、しかも、昨日に比べると暖かくてありがたく感じました。
 ホテルを出た私たちは京都駅の山陰本線のホームに向かいました。今日は、法金剛院と福王子神社、仁和寺を訪れようと思っています。昨日ご一緒したくたくたさんに、このことをお話ししたところ、山陰本線で花園駅まで行って、まず法金剛院に行き、そのあと、福王子神社や仁和寺に行くのが楽なのではと教えて頂いたので、まず山陰本線で花園駅に向かうことにしました。

 私たちがホームに着いてから10分後に、亀岡行きの各駅停車の電車が出るところだったのでちょうど良かったです。電車の中に入ってびっくり、なんと、特急型の電車です。座席がゆったりしていて、思わずうとうとしてしまいそうでした。
 こうして電車は出発。窓から外の景色を見たりして、楽しい旅行気分を味わいました。途中、二条駅に止まったとき、そうだ、この駅の近くに、平安宮内裏の朱雀門址の石碑があるのだった…と、思い出しました。今日はちょっと無理ですが、いつか見に行ってみたいと思いました。

 間もなく電車は花園駅に到着。目的の法金剛院は駅のすぐそばと聞いていたのですが、どちらの方向に行っていいかわからなかったので、駅で道を聞いてみたところ、右の方に百メートルくらい行ったところにあると教えて頂きました。。

 それで、教えて頂いたとおり、右の方に向かって歩き出しました。でも、いくら歩いてもそれらしいものが見えてきません。そこで通りかかった人を捕まえてもう一度道を聞いてみたところ、右ではなく、左に行かなくてはいけなかったことがわかりました。

駅の人が間違ったのか、私たちが右と左を聞き間違えたのか、定かではありませんが、来た道を戻って駅前を通り過ぎ、しばらく歩くと、それらしい築地塀が見えてきました。そして、「法金剛院」と彫られた石碑を見てほっとしました。

 法金剛院は、待賢門院藤原璋子(1101~1145)ゆかりのお寺です。彼女のことは、歴史評論や小説を読んで興味を持っていたので、ずっと訪れてみたかったお寺でした。こちらで色々妄想できそうでわくわくします。
 では次回は、法金剛院を紹介することにします。


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