メモ日記

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本当の 「高度情報化社会」 とは。

2012-02-02 01:03:42 | 雑記
googleは、新たなプライバシーポリシーを発表しました。
それは、これまで複雑であった内容を簡素化するだけだ、と説明しています。

実施することは、これまではバラバラに収集されていたユーザーの様々な個人情報を、高度に一元管理・把握すること。
ある人物が何歳でどこに住み誰と電話でやりとりし、何に興味を持ってネットを使用し、何にどの位のお金を使っているか等、パソコンやスマートフォンの使用履歴から、インターネットを使って得られる情報を集めて記録していくようです。

これは実は、新たな試みの、一つのスタート地点になります。


現時点においては、googleなどそれらの使用者である私達には、これまでとほとんど何の変化も体感として感じることもなく、「便利である」ことを根拠にこれから先どんどん私たちの日常生活の中に、普及が進み、浸透していくことでしょう。

大昔、「高度情報化社会」と呼ばれる時代が来た!と盛んに新聞・テレビ等で報道された時期がありました。
会社、企業において、かつては何でも手書きで伝票を作成したり、帳簿を作成したりした訳です。
これを社内にパソコンを導入して、パソコンを用いて色々な情報を管理していこう、という時代が来た時、
『「高度情報化社会」が到来した』
とメディアで取り上げられ、大企業から中小企業へ、徐々にパソコンは普及していきました。

初め非常に高価で非常に低い性能しか持ち合わせていなかったパソコンは、徐々に高性能化し、旧モデルから低価格化し、
パソコンの需要増加と併せて徐々に普及が進みました。その流れから、徐々に個人にもパソコンの所有者は増えていきました。

この時代に盛んに使われた「高度情報化社会」という言葉自体は既に死語のような存在ですが、しかし「高度情報化」自体は見えない所で着々と進んでいます。


これから先、個人情報は完全にインターネットによりコントロールされるようになります。
そしてある時、個人と社会との関係においては、googleのような企業が、国の政府機関に並ぶ、或いはそれを超えるような存在になるのです。
これは世界規模で行われるのです。

私達一人ひとりは、これまで、何れかの国に属し、国の下に管理されて生きているのです。
国同士は、国力の差で上下の関係はありますが、基本的には対等な存在として在り、その上には、表面上は、
例えばすべての国を管理するような存在は無いわけです。

しかし今後は、この形が変わっていくでしょう。
新しい形の、世界的な秩序が生まれます。

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