今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

ソーキと、なんちゃってソーキそば、ついでにポークスープ粥。

2015年11月06日 | 今日の料理
角煮を作った技術を使って、豚バラ軟骨が安く手にはいったので、煮てみた。
(本当は又トロトロの角煮を作ろうと思ったんだけど、違う食材で同じように煮ると、又別の事が解って、曖昧だった事がより明確になって身に付くから、安い豚バラ軟骨にした。g20円以上違うんだぜ)

前回は少しピリピリしていたけれど、今回は少し冒険出来たし、前みたいにこだわって時間かけるより(ガス代や換気扇代馬鹿にならないしね)、
少し時間も短縮して作った。
ただ、今回は常に肉へのストレスがどの火加減でどのくらい変わっていくのか?と味を一気に付ける時の火加減なんかもいろいろ実験して注意して見ていた。

最初そんなに煮ていなくて、軟骨がポリコリという感じだったので、あれ?、これ昔どっかで食べたな~って思って記憶を探っていくと、2年連続で沖縄に遊びに行っていた時にハマった、「ソーキそば」だなって。
そばと付いているけれど、蕎麦粉が入っていないから蕎麦アレルギーの人には助かるんだけど、麺も灌水(カンスイ)を前面に押し出していなくて、うどんっぽいし、「コーレーグースー(唐辛子の泡盛漬みたいなもん)」も好きで、ワリとあっさりしているけれどカツオ出汁が効いて日本っぽいから、自然な味だし好きでハマった時期がある。
そのソーキだ!!と、
もっと煮れば、軟骨がポリコリからグニャになって、トロトロだと、つい火を入れ過ぎてしまって、肉の旨味が抜けたのと、煮過ぎる前よりややパサついたのと、味が濃くなった。
で、カツオ出汁を取ろうか迷ったけれど、そこまで金かけてもなと思って、
カップラーメンのうどんて、結構カツオ出汁が出てるなと思って(麺の食感も似ているし、カマボコも一応入っているし)、「赤い○ツネ」(ど○べえでも良いんだろうが、赤い~の方がダシの角が立っていそうだからよりソーキそばには良いかなと)に軟骨の下準備に使った汁で粉末スープを説いて、形だけ紅生姜を乗せて、トロトロになったソーキを乗せて食べた。



うん、まあ、確かに言われてみれは確かにソーキそばだが、やはりお店とかのとは違うなって。
でも限りなく近い気がする(よくここまで再現出来たなと)。
コーレーグースーがあれはもっと凄い事になるんだが、まあ、そこまでは。
煮汁で煮玉子作ろうか迷うところだ。
さつま揚げ煮ようかな、それともソーキ入りおでんを作るか。

余った豚の仕込みスープで、

雑炊を作ってみた。
才慮、ベトナムの路上とホテルで食べたお粥をイメージしていたんだが、
(どうしてもあの味が忘れられなくて)
豚でも出来るかな?って

で、風邪気味だったので、ネギの青い所を刻みまくって鍋に9割入れ、
包丁に張り付いていた分を器に入れる薬味として分けて、
(器に入れておいて、温かいのを注ぐと香りが立つから)

味は塩味だけで、炊いていくと、塩味がキツクなるから、最初は、ん?少し薄いかな。ぐらいにしておいて、
弱火で煮込んだ後に、玉子を割りいれ、かき回して、10秒。
(卵御飯のイメージでいいんだと思う。丼物も)
器に盛って、出来上がり、最強の味になった。
カップラーメンやインスタントラーメンの残ったスープに白米を入れるなんて目じゃない、
やっぱり、自然な味は凄過ぎる。
一気に元気が出た。

ネギの青い所効果だ。
※ネギはよく煮込まないと硬い。
※米が2.5倍ぐらいまで煮込むのが目安(今回のはおかゆに近い「イメージ」)。

どうしてもベトナムのお粥が忘れられなくて、ナンプラーとか胡椒とか入れてみたけれど、やっぱり料理は引き算でそのままが美味しい。

まだ、スープがあるからソーキそばも、
今度、カツオ出汁から作ってみよっと。
出来れば麺も。

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