今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

マサラ

2015年05月28日 | 素材
先日、遂に前からやってみたかったスパイスの調合をしてみた。
本来、インドカレーなどに使われるガラムマサラの
ガラムとは、「暑い」とか「熱い」という意味があり、
混ぜたモノをマサラと言うようだ。

ガラムマサラの基本には
シナモン・クローブ・ジンジャーが、3大ベースで、そこにカルダモンとかクミンを足していくらしい。

今回はカレーを作りたいわけではんかったので、ガラムマサラでなくていいだろうと、
紅茶(チャイなどのミルクティーやヨーグルト)に入れるマサラティーのマサラだけを作る事にした。

先ずは、頭の中で、スパイスの方向性を組み立てて、
カルダモンをベースにサッパリとした清涼感のある、スパイスを目指そうと思って、
大体方向性を
カルダモン60
クローブ30
ブラックペッパー10
で大体の割合をイメージして、そこから%を変えていこうと思った。
(最初から、完璧なモノなんて出来ないに決まっている。)

先ずは、

容れモノの瓶をキレイに洗い、ティッシュと箸を突っ込んで中身をキレイにする。

で、紙に少しづつスパイスを出していく。

なんか夜に紙一重なことやってるな・・・、と、思いつつも

混ぜ合わせたら、ジョウゴで瓶の中へサラサラと、

気分は江戸時代の医師の気分、

振ってから、少しクローブの香りが強過ぎたので修正したが、
異本的に方向性は、アタマで描いたのと間違ってはいなかった。
やはり、ショウガ科のカルダモンが好きみたいだ。

ラッシーを作って入れてみる。
おぉ~、スパイシーな、元気が出る?ような。

その後、ミルクティーの砂糖無し(甘いのが嫌いなので)に入れてみたり、
(一晩置いたら、香りが落ち着いて、凄くブレンドされた感じになった。たあ、香りが強過ぎて、プラスチックのカップだとスパイスの香りが取れなくなるぐらい、凄い強い香果?だった。)

で、余ってしまったので、

何処かのカレーに振りかけてみた。
普通のカレーが、一気に自分の味になったが、辛いモノは麻痺してくるのか?
(やっぱり紙一重だな)
これでもか?これでもか?とかけ過ぎて、食べ終わった後にスパイス臭が、
口の中に残ってしまい、ランチの後、少しツラかった。

このままだと、スパイスとカレーが嫌いになりそうだから、
この辺で終わりにしておいた。
やはり過ぎたるは及ばざるが如しだな。

基本的に方向性は合っていた気はするが。

余ったスパイスで獣の肉を炒めてみよ~っと。










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