英検準1級&東大・京大・早慶の英語(英単語)は英英方式で突破できる!

英英思考を制するものは英語を制す。英英辞典とネイティブ向け読み物への早期移行が異次元の高速学習を可能にした。

整序問題の効用

2007年07月18日 | その他
 英語のインプットが不十分な段階で和文英訳に取り組むと、悪い意味での独創性に満ちた英文が量産されます。はなはだしい例ですと、夫をmasterと英訳した例がありました。

「英作文の極意は英借文である」と言われるように、言語表現というものはそもそも保守的なものです。内容はいくら独創的でもよいにしても、表現方法が突飛では相手にされません。

 ちなみに自然科学で数々の独創的な業績を残したアインシュタインは、教育に関してもEducation is what remains after one has forgotten everything he learned in school.(教育とは、学校で習ったことをすべて忘れてしまった時に残っているもののことだ)という名言を残しています。大胆な考えでありながら、英語はきわめてオーソドックスです。
 オーソドックスな英語を習得するには、下手に和文英訳などやるよりも整序問題で英文の型をたたき込む方がはるかに効率的です。

 english x englishの練習問題として

enjoy= (from / get / something / pleasure)

といった整序問題(※ここでの正解は、enjoy= get pleasure from something)を作成する以前から、私は英英辞典の定義文の整序問題をたくさん試作してきました。その結果伸びたのは、英作文能力や英文法能力だけではありません。問題作成を通じて英語の語順を体で覚えた結果、英語の語順のまま英語を理解できるようになり、英文解釈の速度と精度が増しました。

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