本命ＶＳ外道・・・！

　食材を求め、２７日（土）は仕事を終えた後、ホームグランドＮ港Ｓ埠頭へ根魚狙いで出撃しました。

　風は穏やかも、妙に波があるような状況です。

　先日、一番のお気に入りライトゲームロッドの穂先が折れてしまいましたが、トップガイド８個セットを購入し、適合するトップガイドを装着し直し、修繕したので、その試運転も兼ねます。

　また、この先代に当たるライトゲームロッドも随分と前にトップから２つ目のガイドの部分で折れたままだったので、そちらも合わせて修繕し、試運転します。



　上がいつもの７フィート６インチのライトゲームロッドで３ｃｍ程短くなり、下は先代の６フィート４インチのライトゲームロッドで、１０ｃｍ程短くなっています。

　潮回りは２０時３０分少し過ぎが満潮となる大潮後の中潮２日目で、上げから下げ潮狙いとなる１９時１０分が竿出です。

　ビッグな根魚をゲットし、持ち帰る気満々です。

　先ずは短い方のライトゲームロッドにて、６Ｂガン玉による手製ジグヘッドジグにパドルテール系ソフトルアーを装着し、キャスト＆リトリーブを繰り返します。

　すると５分も経たないうち１９時１４分のこと、早速「キタ～ッ！」、待望のヒットです。

　今季のアベレージサイズですが、見事にゲットします。



　目測１５ｃｍといったカサゴでしたので、これは即刻リリースします。

　あっさりボウズを回避でき、精神的には楽になりました。

　どうやら、夕マヅメの高活性期のようで、１９分、２２分と続けて同等サイズをゲットします。

　これは楽勝ムードと高を括っていると一気に沈黙タイムへと誘われてしまいました。

　途中、どのタイミングだったか記憶にありませんが、ジグヘッドリグが根掛かりにより殉職した際に、長い方のライトゲームロッドに持ち替えます。

　１、２度バイトらしきはありましたが、１時間ほど寂しい時間を過ごします。

　２０時２４分、漸くヒットを捉えますが、どうやら様子が違います。

　ドラグが鳴り、大物ではあるようですが、これはヤバそうな感じです。

　苦労の末、ゲットするも恐れていた外道が現われてしまいました。



　３０ｃｍを軽く超えるボラでした。

　不快な気分で続けると、４２分にも再びボラが釣れてしまいました。

　本命はどうしたのでしょうかと思っていると、久しぶり、５４分にやはり１５ｃｍ程のカサゴが釣れました。



　４尾目のカサゴもキープサイズとはなりません。

　下げ潮も効き始め、期待するも、２１時を回ってからは外道のショータイムへと突入です。

　９分、１４分、３０分と立て続けに外道のボラが釣れてしまいました。



　写真にある最後のボラをゲットしてしまった時点の２１時３０分を以て、複雑な気持ちのまま納竿といたしました。

　結局、本命根魚は１５ｃｍ程度のカサゴ４尾ということで、全て即刻リリースとしています。

　一方、まさかの外道ボラ君は３５～４０ｃｍ程のサイズで５尾も釣れてしまい、外道の方が数、重量とも勝ってしまいました。

　珍しくクーラーボックス持参しての釣行でしたが、食材確保に失敗する徒労に終りました。

　ボラのジャンプは全く見られなかったのに、海中ではウジャウジャとボラが泳いでいるってことなのでしょう。

　過去の釣行を振り返ってみても、ボラがこれほどまでに釣れたのは初めてのことです。

　ボラには申し訳ないのですが、これっきりにして欲しいものです。

　ところで、修繕した２本のロッドについては、特段の不都合はなく、これからも活躍いただく予定であります。