やればできる!・・・はず?

「やればできる」と言われてもう何年経ったのかな?まあ、やればできるからまだやりませんよ。
でも、いざやってみたら・・・

伊藤家の食卓

2005年01月19日 | Weblog
夜中にフジテレビでやっていたNONFIXを見た。
それまで見ていたWWEのせいで浮かれていた僕の気持ちは一変させられた。

内容は、生活に役立つ裏技を紹介する番組ではなく、結構思いもので、
元暴走族総長で、1万5千人を率いていたお父さんが、結局は刑務所に入れられてしまい
出所の際、知り合いの社長さんが迎えにきてくれた。このことで人の温かさを痛感し、
悪いヤツを更正させるには人の温かさが必要である。という持論を家族を巻き込んで
展開をするという内容だった。

お父さんはやっぱり見た目が強面で、言動もやっぱりという感じだ。
でもチョッと若い時より丸くなった感じであるが、眼光は鋭く、力がある。

家には年頃の娘さんが2人いて、奥さんは生活に疲れて出て行き、離婚。
同じ屋根の下には1人の更正をした男性がいて、そこに新たに更正を目指す少年が来た。

でも、その少年は更正するそぶりを見せず、盗癖から家族のお金を盗んでしまったり、
勉強したくないから施設に帰りたいと言い出す始末。

何かにつけては「自分が悪いのではなく、他人が悪い、周りが悪い、社会が悪い。」
と、主張をする。

結局、少年は施設に送り返されてしまう。お父さんの温かさも彼には通用しなかった。

はて、こんな光景見たこと有るぞ。デジャブかな?デジャブじゃないよボク自身!
つまりボクもこんな主張をしているのだ。

TVを観てボクは少年に対して、ダメ人間だなぁと感じた。
でも、それってボク自身がダメ人間であるということなのだ。

他人や、周りや、社会が悪いのではなく、悪いのは自分自身である。
人の好意にも限界があり、ダメなものはバッサリと切り捨てられるのだ。

切り捨てられてはもう遅いのだ。切り捨て御免である。
人の好意がある内に、怒られている内に気づかなくては、もう遅いのだ。

今日はそのことを気づいただけでも、良しとしよう。
明日からは脱・ダメ人間を目指そうと思った。