英語脳をつくる!~日本人はいかに効率良く英語を学べるか~

英語学習に関する事いろいろです。日本人がいかにすれば実用英語を身に付けられるか、その最短距離を考察!

英語コラム(20)

2006年01月26日 | コラム
英語の学び方には、大きく分けると、2通りあるようです。①・とにかく、無差別的に、たくさんの英語に触れることで、次第に慣れていく方法。そして、②・文法学習を基礎に置く、要するに、多くの日本人が、学校で経験する様なやり方によって、学習する方法、というものです。

この、2つの立場からの論争も、メディアを通して、よく見かけます。でも、どちらの学習法にしても、一長一短があって、今後の見通しとしては、解決の糸口など、おそらく、見えてはこないでしょう。まあ、簡単に言ってしまえば、これは、どちらか一方の方法に、こだわっているのが悪いんだと思うんですけどね。

両方やればいいのに、と思ってるんですけど、でも、こんなの、言うだけなら、簡単なことで、実際に、実行するのは、難しいんじゃないでしょうか。と言うのも、いろんなヒトを見てる限り、個人レベルで、嗜好が、結構、キレイに分かれる傾向があるからです。

教師タイプの多くには、まず、②を、好むヒトが多いみたいです。一方で、漠然と、英語に興味を示し、何か別のカタチで、英語力を社会に役立てたい、と思うようなヒトは、①を、好む傾向があるようです。①と②の、どちらも半々くらいやらねば、と考えて、それを、しっかり実行に移せるヒトは、本当に、少ないと思います。

医学や法学のように、人権に関わる問題が、ほとんどない語学の世界では、簡単に、目的は手段を正当化してしまいます。つまり、目標設定によって、やり方が、どうとでも、変わるんですね。そこで、マークシート式の文法問題を解くためのやり方に向いているのは、①か、②か、そして、外国人と仲のよいお付き合いをするためには、①か、②か、と迷って、どちらかに決めてしまうのは、もったいない話だと思うんですけどね。

文法問題をやっていても、それを会話に利用してみたり、逆に聞き取った発話から、構文の中核となるような文法を、検証する、というのも、互いの能力を、伸張させる上では、相乗効果として、想像以上に、大きいものがあるんですけどね。おそらく、日本には、実体験として、そういうことが、分かる先生が少ないから、なかなか、教えられないんだ、とは思いますが。

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