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登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

欧州遠征結果概要-6 (2W使えるスイスパスを使いスイスを1周、ブライトホルン、メンヒ、ユングフラウに挑戦)

2017-07-25 | 海外遠征
1.7月17日 予備日 天気が良く残念ですが約束の為下山、フィルストに登りハイキング。
1)6時朝食、7時発 チユーリッヒ工科大学の村井君とヨッホに向かう
2)7時40分 まだ入り口が開いていないが警備員さんが散歩から帰る時入れて頂く。
3)8時45分の始発まで中で待つ
4)9時30分発 クライネシャルディク経由グリンデルワルトに下山
5)10時20分 2人と合流 
6)10時40分 フィルスト行ロプウエー駅
7)11時頃 フィルスト、ここからバッハアルプーゼ湖までハイキング
8)12時 湖で昼食
9)14時 ボルトまで下山、途中レストランで休憩
10)15時頃歩いて⛺場に帰る
2.7月18日 グリンデルワルト➡チユーリッヒへ移動日
1)8時頃 予定より1本早い列車でインターラケンに行き30分ほど散策。
2)11時30分 チーリッヒ中央駅 近くのホテルを探す。
3)12時頃 ホテル、チエックイン、Expediaで料金支払い済。
4)駅に近く格安ですが清潔、地下に大きなロッカーが有り無料で使える。
  欠点はエレベータが無い事。
5)午後近くを散策、トルコ料理をテイクアウト、公園で食べる。
6)夕方 近くの中華料理店で夕食。
  ホテル周辺は外国人が多く、治安は良くない様子。
3.7月19日チーリッヒ発は13時30分、10時ホテル発とする。
1)6時30分 チューリッヒ湖まで散策、片道歩いて40分程度。
       歩き出した時、黒人から声を掛けられる。
       スイスパスで市電に乗車できる。
       湖では釣りをしている人が10名程度。
2)10時 駅に行き空港行に乗る。
3)キャセイパシフィック航空、香港経由で帰路に着く。

4.今回の海外遠征全体の感想と反省
1)ツエルマットで行き会ったベテラン登山者の言った通り、今年のユングフラウはクレバスが多いため難易度が高く天気が良くても、我々の技術と体力では登頂が困難と思いました。
2)メンヒ登山では最初アイゼン装着して岩場を登る等判断ミスで時間を浪費、登頂できませんでした、ただ残念なことに最終日天気に恵まれ、この反省を元に再挑戦すれば、登頂できたと思いますが、後の祭りでした。
3)登山以外のハイキングはそれぞれの方に計画立案をお願いし、良い計画を天気に恵まれ歩くことができ大変満足の行くものでした。
4)またブライトホルンでは順延にすることで安全に登頂でき、唯一登山として成功しました。
5)今後欧州アルプスでハイキングや登山を計画する方の参考になればと思い、隠さず私の感想を記述しましたが、OSACの例会で発言したように、登山をスポーツとしてとらえると、心技体の心が一番重要であると再認識しました。
6)今回遭遇した登山パティーの多くはガイドが引率していました、安全性が高いのは当り前ですが、我々の登山スピードでは着いて行くことが困難です。
  そこが非常に悩ましい所です。
7)最後に私は人間ウオツチングが趣味の1つですが、山小屋でお会いした登山者の礼儀正しさや食べ物を大事にする姿勢に好感を覚えました。
  具体的にはドアーを開いている時行き会うと私が通るまで支えてくれたり、テーブルに食材が配給されると、全員の分を積極的に給仕すること等です。
  同席した子供さんも同様なことをして、躾の良さを感じました。
  また自分の器に頂いた食材は残さず綺麗に平らげるのも好感の持てる行動でした。
  我々日本人も海外で出れば、ウオツチングの対象になります、日本に来る一部の中国人のようにマナーの悪い行動をしないことが、日本人の品格を世界に
  知っていただくことになると外国に出た時、何時も考えています。








欧州遠征結果概要-5 (2W使えるスイスパスを使いスイスを1周、ブライトホルン、メンヒ、ユングフラウに挑戦)

2017-07-25 | 海外遠征
1.7月14日 シャモニーからグリンデルワルト移動日
1)7時のバスでシャモニー駅まで
2)7時54分 発に乗るダイヤでは直通で印刷されていたがこのローカル車両が幹線を行くはずがなく私の印刷ミス(判断ミス)
3)今回は順調に乗り継ぎグリンデルワルトに到着
4)13時 日本語が通じる観光案内所付近に大型ザックをデポし昼食に行く。
5)14時 頃観光案内所で情報収集、⛺場に行くバス情報を入手、そこに行くが満員で宿泊できず。
6)16時 観光案内所に戻り対応を相談、明日の行程、クライネシャルディックで何とかホステルを見つけて頂く。
7)17時頃 駅に併設されたホステル着1室6ベッドですが貸し切り。ハーフボード(1泊2食付)で64CF。
2.7月15日 クライネシャルデック➡ユングフラウヨッホ➡メンヒ登山
1)8時40分の列車で登る
2)9時30分 練習を兼ねアンザイレンでヨッホ歩き出し。
3)10時30分 登山口、アイゼンを付けたまま取りつきの岩場に取りつくが先行パティーの行くルートを登ることが出来ない。
  (ガイドが先に登り、ロープでお客さんを確保していた)
4)30分ほどルートを探し一番左のルートでアンカーとして使う鉄のポールまで辿りつく。
5)ここからもアンザイレンで岩場を登るが安全確保の為、基本はスタカットで行くので非常に時間がかかる。
6)アイゼンを付けて岩場登は無理があるので外すが雪面も現れ、装着に手間がかかる。
7)14時頃標高3850m位でやっと岩場を通過、後雪面を頂上まで標高差250m位。
  この辺りで登山ガイドパーティーから我々の疲労状態を見て、引き返すことを勧められる。
  私の判断として登頂に2時間+ここまで下山するのに1時間+ここから小屋まで1~2時間合計4時間から5時間は必要で、小屋着は19時位になる。
  19時はまだ明るいが極度に疲労した状態で下山は危険と判断し、メンバーと相談し撤退を決める。
8)16時 頃メンヒ小屋着、チェックインを済ませる。小屋のHPで予約しリコンファームしなかったが、問題はなかった。
  小屋は週末でほぼ満員。
9)メンヒに登頂出来なかった要因解析
  私は2004年(13年前)に1人で(ロープ無しで)メンヒに登頂しました。
  その時の写真を調べると12時30分に頂上に(ガイドBOOKでは登り2-3時間)3時間ほどで登頂しました。
  この成功体験を私を含め、高齢者のメンバーに当てはめたことに無理が有ったと感じました。
  具体的な反省として(判断ミス)
  ①取り付の岩場をアイゼンを付けた状態で登ろうとした。(雪が出るまで外すべき)
  ②前日先頭をM.S.さんとしたが岩場を通過するまで私が先頭を維持し、上からロープを下し、2人を補助した方が早く登ることが出来た。
  ③事前に岩場を登高する練習をしなかった。
  今回行き会ったパティーの多くはガイド付きで、ガイドさんは所謂、猿回し状態で近くでお客さんをコントロールしていました。
  これが早く登る秘訣と思いますが、私はこの方法を取れません。
3.7月16日 曇り少し風がある、2人は下山、私は計画通り、ユングフラウの行ける所まで行く予定。
1)6時 朝食 
2)7時20分 小屋発 
3)8時 ヨッホに着き別行動に、先行者のトレースを含め登山ルートを探る、ツエルマットでベテラン登山者が言っていた通りルートには一面クレバスが存在。
  クレバスを避け左の尾根に回り込むと3パーティー程下山して来た。
  今年はこの尾根に沿い登山ルートが出来ていると思った。
4)10時 位までルートを探るが雪が降りだし、風も強くなったのでここで断念、ヨッホに戻り、望遠レンズで登山ルートを観察した。
5)ヨッホで気象データを見ると、ここの風速は10m/S以上(時速37Km)頂上はその2倍位と推定した。(下山した来た登山者はゴーグルを着けていた)
6)午後ここにあるスノーパークで写真撮影。
7)15時 頃小屋に戻る、今日は定員の60%程度、チューリッヒ工科大学の学生さんと知り合う(名古屋出身)
8)今日も夕焼けが綺麗、夜星景写真に取り組む。