桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・6・27

2006年06月28日 | Weblog
Lちゃんと店が終った後食事をしなくなってからどの位経つだろう。ある雑誌で有名カメラマンがLちゃんをモデルにする企画が本決まりになってから彼女は健気にもダイエットを続けているからだ。それ以前はと云うと異常と言えば異常、育ち盛りだったのだから仕方ないけど、深夜ファミレスに出向くと、ステーキ定食+ホットケーキなんて組み合わせをぺろりと平らげていたのだから隔日の感がある。今日もコンビニでパック詰めのひじきを買い求め、明日は何とかこれだけで凌ぐと宣言するLちゃんは別人の様に見えて来る。いや、確かにダイエットをしてから俺にとってもうLちゃんは別の人になってしまった。一緒に食事する機会が減ってしまうことは本当に恐ろしいことだ。食事をする時には無駄な話を一杯する。それが大事なのだ。それで相手に対する理解や愛情が生まれたりする。俺の場合は作ってあげたり、相手の食べたいものを食べさせてあげると云うことで母性愛指数が上昇する。下手をすると三食一緒に食事し、汚い話だけど、きっとうんこも同じ臭いがする筈なんて笑っていた頃と比べて、Lちゃんとのお喋りする時間は激減し、それに比例して彼女に対する理解度や愛情度が薄れてきているのは仕方ないのかも知れない。まぁ、Lちゃんもいつまでも俺の理解や愛情を必要とはしないだろうし、このダイエット、俺からのチチ離れ宣言なのかも知れない。