思うがままに

Step by Step

野いちご

2010-06-30 | 映画・ドラマ


1957年

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ストックホルムで孤独に生きる79歳の老教授が、名誉博士の称号を授与されることになった。
式典の日の明け方、自分が葬式馬車の柩のなかに横たわっている夢を見る。
車で式典に向かう途中、教授は昔住んでいた屋敷に立ち寄る。
そこで野いちごを見つけた彼は、若き日の悲恋を回想する。
そして車は式典会場へと向う。
   老人の1日を通して死の予感や不安、人生のむなしさなどを、さまざまな夢や幻想を織り交ぜながら、閑静に美しく描きだした。
やがてそれらの暗闇から光明を見いだすという、巨匠イングマル・ベルイマン監督のポリシーが全面に展開される、映画史上に残る名作である。
往年の名監督でもある主演のヴィクトル・シェストレムは、これが遺作となった。
ベルリン国際映画祭金獅子賞受賞。(的田也寸志)


この映画は評価が高いという記憶があり、録画して観た
映画全体が暗い
何が名作なのか、何がベルイマンの代表作なのか、が分からない
我慢して終わりまで観たけれど心に残る余韻は、ただ暗い・・・
もっと私が年老いていたら別の余韻にしたれたのだろうか?


ハゲタカ

2010-06-27 | 映画・ドラマ


2009年

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“企業買収”をテーマにした真山仁原作のTVドラマ『ハゲタカ』の劇場版。
“ハゲタカ”の異名を持つ天才ファンドマネージャー・鷲津政彦と、“赤いハゲタカ”を名乗る中国系ファンドの使者・劉一華の大手自動車メーカーをめぐる買収戦争の行方を描く。 


NHK連続ドラマのハゲタカは面白かった
そのドラマの"その後"が映画化された

ドラマでは柴田恭平、大森南朋、栗山千明の存在を克明に描き彼らの演技力とストーリーの緻密さと共に面白く観れた
さて、この映画版はそれまでのドラマを観ていないと話についていけないような展開で、イマイチ引き込まれるものになっていない

玉山鉄二と高良健吾の二人が周りの配役人を完全に喰ってしまった
特に玉山鉄二は素晴らしい役者だと感じた


除湿機を購入

2010-06-27 | 家電


今年の梅雨は例年よりひどいような気がする
妻の部屋に除湿機を購入
家電量販店を巡ってヤマダにてコロナCD-Pi6310を\15,500にて購入
(価格comでは\13,950だったので最寄りの量販店で購入することにした)

ムーラン・ルージュ

2010-06-21 | 映画・ドラマ

2001年

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「ロミオ&ジュリエット」のバズ・ラーマン監督が贈る、絢爛豪華な映像と珠玉の音楽を収めたスペクタクル・エンターテイメント!

世紀末のパリ。
大人気を誇るキャバレー「ムーラン・ルージュ」のスターで高級娼婦サティーンと、貧乏作家のクリスチャンは激しい恋に落ちる。
ショーへの出資の見返りに、サティーンを我がものにしようとする公爵に隠れて、危険な関係を続ける二人だったが、思いもかけない悲劇が起こる…。
 『ロミオ&ジュリエット』のバズ・ラーマン監督が、独特のパワフルでキッチュな演出をさらに極めたのがこの『ムーラン・ルージュ』。
舞台は1899年、ボヘミアン・ムーブメント吹き荒れるパリ。
毎夜、絢爛豪華なレビューが行われるナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」で、高級娼婦サティーン(ニコール・キッドマン)と貧乏な青年詩人クリスチャン(ユアン・マクレガー)が出会った。
2人の悲恋が、華麗かつポップなナンバーで彩られる、アヴァンギャルドなミュージカル・ムービーだ。
エルトン・ジョンの「ユア・ソング」を主人公のテーマソングに据えてみたり、2人が愛の語らいをするシーンでは往年のヒットソング(ビートルズ「愛こそはすべて」、ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」、ドリー・パートン「オールウェイズ・ラヴ・ユー」…などなど)を一節ずつ使って美しいメドレーにしてみたりと、その手法はなんとも大胆。
その一方で、デヴィッド・フォスターがプロデュースしたオリジナル曲「Come What May」は、ミュージカル・ナンバーの王道といえる、胸を締めつけるラブソングに仕上がっている。
20世紀が始まる直前の話を、20世紀のポップカルチャーを引用しながら展開する(ちなみに配給は20世紀FOX…)というアイデアがとにかく出色。
しかしそれも単なるパロディに終わらず、それこそが物語の舞台となっている時代の気分を観客に追体験させているといういかにも映画的な大仕掛けが印象的。
まさに21世紀最初の年にしか存在し得なかった傑作だ。(安川正吾)

 2001年度アカデミー賞2部門受賞(美術賞/衣装デザイン賞)
 (作品賞を含む8部門にノミネート)
 ゴールデン・グローブ賞3冠達成!(最優秀作品賞/主演女優賞/作曲賞受賞)



2002年にアカデミー作品賞を取ったミュージカル「シカゴ」よりは遥かにこの「ムーラン・ルージュ」の方が素晴らしい作品だと思う
私のミュージカル映画のNo.1は「サウンド・オブ・ミュージック」だが、この「ムーラン・ルージュ」の方が上かも?と思うときもある
前半の躍動感、後半の行き詰る緊迫感、そして編集も見事に尽きる
これほど私を映画に中にのめり込ませた作品は数少ない
ニコール・キッドマンの美しさとユアン・マクレガーの素朴で実直な演技
公爵やシドラーの周りの配役人の達の名演

『人がこの世で知る最高の幸せ それは誰かを愛して そしてその人から愛されること』
(昔はそんなことを感じたことがあった・・・)

また、いつか観てみよう

バビロンA.D. (特別編)

2010-06-21 | 映画・ドラマ

2008年

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「ワイルド・スピード」「トリプルX」 ヴィン・ディーゼル主演で放つ近未来SFアクション

人類の運命を握る男
謎の少女を連れて、地球を横断する。

戦争やテロによって秩序が崩壊した近未来の地球。
天涯孤独の傭兵トーロップが最後の仕事としてマフィアのボスから引き受けたのは、モンゴルの人里離れた修道院に身を潜める謎の女をニューヨークまで運ぶというミッションだった。
想定外の危機に見舞われながらも、10,000キロの旅を続ける中で次第に明らかになる彼女の出生の秘密、そこに渦巻く地球の未来を揺るがす邪悪な陰謀。
そして、ついにニューヨークに辿り着いたトーロップが迫られた究極の決断、“彼女を引き渡すべきか、それとも……”。
かつて仕事に私情を挟んだことのないトーロップは、初めて死を覚悟して壮絶な闘いに身を投じていく。

うむー 何が何だかよう分からん
面白そうなストーリーなのだが・・・イマイチ盛り上がらず・・・・
続編が有りそうなエンディング?

K1のジェローム・レバンナが顔を出していたのには驚いた

ターミネーター4

2010-06-20 | 映画・ドラマ

2009年

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遂に描かれる〈審判の日〉の後の世界
人類か機械か、決着をつける時が来たーー。

抵抗軍の指導者ジョン・コナーは、一人の少年を探していた。
将来、過去に送り込まれてジョンの父親になるという重大な宿命を背負う少年、カイル・リースだ。
カイルは、偶然出会った謎の男マーカス・ライトと行動をともにしていたが、〈スカイネット〉に襲われ拉致されてしまう。
一方、抵抗軍に助けられたマーカスは、自分の正体を知り激しい衝撃をうける。
彼の体は、脳と心臓以外すべて機械だったのだ。
果たして、マーカスは敵か味方かーー!?
それは記憶を失くした彼自身にも分からない。
しかし、自分を殺しに来たと疑うジョンに、マーカスは〈スカイネット〉への侵入の手引きをする。
そこで二人が遭遇するターミネーター誕生の秘密とは?
ジョンはカイルを救出することができるのか?
遂に、人間と機械の最後の戦いが始まるーー!! (モトターミネーターができるまで)


1984年制作「ターミネーター」、1991年制作「ターミネーター2」、2003年制作「ターミネーター3」
そして、今回2009年は「ターミネーター4」
「ターミネーター3」は観たのか観てないのか思い出せない
とにかく、1作目の「ターミネーター」は強烈な印象を残した名作だ

この「ターミネーター4」は今までのストーリーを頭に叩き込んでおかないと興味半減する
しかしながら、一方そのストーリーが読めてしまうと観ているものに伝わる緊迫感も半減してしまう
難しいところだが、マーカス・ライトの存在がストーリーを面白くしてくれた
彼は一体何者なのか? ジョンを救うのか?それとも窮地に陥れる者なのか?
途中、ジョン・コナーよりマーカス・ライトが主役を奪ってしまったのは意外性があって良かったような気がする
WOWOWで1作目も放映されたが、やはり映像や音響効果は遥かに進歩していた
しかし、何と言っても映画全体の面白さは1作目を超えることはできない!

HACHI 約束の犬

2010-06-18 | 映画・ドラマ


2009年

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日本で生まれた感動の実話が全世界へ
―ハリウッドが涙した、無償の愛の物語。
ハチは待ち続けた。きっと帰ってくると信じて―
1987年に『ハチ公物語』として映画化され、日本中の涙を誘った感動の実話が、2009年、ハリウッドで新たな命を吹き込まれる!
一流のスタッフ、キャストが日本の心に挑む!脚本を読んで涙が止まらなかったと言うリチャード・ギアが、出演だけでなく製作にも参加。
監督は人間ドラマの名手ラッセ・ハルストレム。
妻ケイト役には、3度アカデミー賞にノミネートされた演技派女優ジョーン・アレン。
娘のアンディを演じるのは、期待の若手女優サラ・ローマー。
音楽は『ネバーランド』でアカデミー賞を受賞したヤン・A・P・カチュマレク。
ドッグ・トレーナーは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを手掛けた、ブーン・ナー。

アメリカ、郊外のベッドリッジ駅。
寒い冬の夜、迷い犬になった秋田犬の子犬を偶然保護したパーカー・ウィルソン教授(リチャード・ギア)は、妻の反対を押し切り、その子犬を飼うことにする。
首輪についていたタグに刻まれていた漢字から「ハチ」と名づけられた子犬は、パーカーのあふれるような愛情を受けてすくすくと成長していく。
いつからか、夕方5時になると、ベッドリッジ駅で帰宅するパーカーを出迎えるのが日課となったハチ。
一人と一匹の間に育まれた深い愛情と信頼は、ずっと続いていくと思われたが・・・。


「ハチ公物語」よりは遥かにこちらの方が出来が上
ハチにそれほど好かれていなかった仲代達也と、ハチに少しは好かれていたリチャード・ギア
それと、ハチと妻役のジョアン・アレンの演技力にも助けられたようだ
ただ、もう少しハチと主人公との心の交流を突っ込んで描いて欲しかった
もっとハチの主人公に対する愛情を描いて欲しかった
ちょっとハチに演技させられているという感が拭えなかった所も惜しい

でも、涙が止まらない・・・・
私の顔を舐めるハナの優しい顔がダブった


マックス・ペイン

2010-06-18 | 映画・ドラマ

2008年

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全米NO.1ヒット!
悲しき復讐の鬼と化した男のハードボイルド・アクション!
目的は復讐
手口はクール
胸には失くした愛

最愛の妻子を惨殺された苦しみに耐えながら、復讐のためにその犯人を追い続けるNY市警の刑事マックス・ペイン。
クラブで誘惑してきたセクシーな美女や“何か”を知っていたドラッグ・ディーラーなど、手がかりを求めて彼が接触する人物は、次々と何者かによって殺害されていく。
そして“羽根”のタトゥー、新種の麻薬、正体不明の男と、この殺人事件の陰に見え隠れする謎を追ううちに、いつしかマックスは危険な迷宮へと足を踏み入れていった。
そこは想像を超えたバトルフィールド。
死闘の果てにマックスがみた驚愕の真実と真犯人とは……?!



私のお気に入り映画のひとつである「エネミー・ライン」のジョン・ムーア監督作品
独特の映画タッチで作り上げて銃撃戦は見応え充分だったが全体的にはいまひとつといった感じ
主演のマーク・ウォールバーグはマット・デイモンに似ていて、WOWOWの誌面を見ていて彼が出ているものとばかり思い込むほどだった

アウトランダー

2010-06-17 | 映画・ドラマ

2008年・日本未公開映画/WOWOWが初公開


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『ロード・オブ・ザ・リング』のプロデューサーが放つSFスペクタクル!
戦場と化した地球──
人類存亡をかけた
壮絶な戦いが始まる!

遥かなる銀河の惑星から飛び立った宇宙船が、時空を超えて8世紀の地球に墜落した。
乗組員ケイナンがバイキングの一族に捕らわれるなか、船内に潜んでいた“殺戮生命体”が次々と人間を襲い始める。
王を救ったことで信頼を得たケイナンは、一族の勇者たちを率いて、戦場と化した地球で人類存亡をかけた壮絶な戦いに挑む――!



さすが「ロード・オブ・ザ・リング」のプロデューサーが制作しただけあってなかなかの力作だ
思わぬ掘り出し物の映画に出会えた
怪物の質感もバッチリ
ただ、主役のジム・カヴィーゼルとヒロインのソフィア・マイルズに今ひとつ魅力に欠けるのが難点か?

禅 ZEN

2010-06-13 | 映画・ドラマ

2008年


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喜びも苦しみも涙も・・・。
あるがままに。
乱世の鎌倉時代─
全ての人々を支え続けた孤高の人、道元禅師。
750年の時を超え、今甦る感動のものがたり。

この現世の中で、何故、人は争い、病の苦しみ、死の苦しみから逃れられないのでしょう・・・、そなたに、その苦しみから抜ける道を見つけて欲しい・・・。
そう言い遺しこの世を去った母・伊子。
幼くして母と死別した道元は、24歳で仏道の正師を求めて入宋。
不思議な縁に導かれ、天童山景徳寺如浄禅師の許へ。
そこで修行を積み、ついに悟りを得る。
帰国した道元を乱世が待ち受ける。
時の権力者から遊女にいたるまで、多くの人々が苦悩を抱えていた。
道元は二度にわたり寺を追われるも、門弟らと共に真の仏法建立に努め、越前志比庄に大仏寺(現永平寺)を建立。
宋からわたってきた寂円、のちに正伝を授ける懐奘ら門弟、さらには近隣の住人たちへの指導に励む。
雪深い冬の永平寺。
参禅の鐘が鳴る中、僧堂で坐禅をする道元。
命朽ち果てても尚、坐禅を続ける姿に、僧たちは静かに涙を流す。
こうして、道元は54年の生涯に幕を下ろした。


曹洞宗の開祖である道元の伝記映画
永平寺を開いた道元か・・・
学生の頃、北陸をひとり旅
雪深い永平寺YHに12月31日に宿泊し、夜中にみんなでお参りし約1時間板の間で正座したことをふと思い出した
それと、会社の研修で滋賀の禅寺で座禅したことも

道元役の中村勘太郎に好感が持てたし、北条時頼役の藤原竜也も上手かった
でも映画全体としては中途半端なような、グッと来るものがない