国際セラピードッグ協会の大木トオル代表とスタッフの皆さん、
そして当会のメンバー6名で、愛媛県動物愛護センターを訪問しました。
この日は休館日であるにも関わらず、私達の訪問を快諾して下さいました。
ありがとうございました。
譲渡待ちの子犬や子猫たち。
とっても可愛いです。
このコ達は捨てられたか、もしくは持ち込まれたかのどちらかです。
優しく温かく素敵な家族に出会えますように・・・
センター所長・職員の方々と対談。
あいテレビ、読売新聞社さまにも同行取材して頂きました。
センター所長から、愛媛県の現状をレクチャーしていただきました。
平成22年度の愛媛県内、犬・猫殺処分の現状は
犬 1897頭 猫 3617頭 計 5514頭
避妊手術さえ徹底できれば、数は半数になるであろう、との見解です。
飼い主による持ち込みの主な理由は、
・ 適切なしつけができない
・ 病気や高齢で死に目を見たくない
・ 死体の処分に困るから生きたうちに
・ 赤ちゃんが生まれたが、飼い主が見つからない
以下、大変厳しい内容となります。 しかし、現実です。
実際に犬・猫が収容されている現場を見せていただきました。
つい数日前まで家庭犬だった犬、迷い犬、野良犬たち・・・成犬です。
ガリガリで栄養状態が悪いコ、
素人が見ても病気を抱えていると分かるコ、様々です。
収容された犬達は、5日間の保留期間の後、
飼い主が現れない限り、二酸化炭素ガスで殺処分されます。
よく「安楽死」と認識されていますが、
要は酸欠状態が続くわけですから、決して「安楽」ではありません。
自動制御室。
ガス死した犬猫達は焼却ボックスに移されます。
焼却炉は2台。
焼却後、お骨は小さく粉砕され、廃棄物として処分されます。
こんなにも小さく小さくなってしまったお骨。
残された首輪。
今まで、本や映像で見たことがあった現実がそこにありました。
訪問から数日経っているにも関わらず、未だ文章をまとめることができません。
今回の記事はここまでとさせて頂きます。
最後まで目を通してくださって、ありがとうございました。
今回、愛媛に来てくれたセラピードッグ達。
このコ達は皆、元捨て犬で
殺処分寸前の5日目の部屋からレスキューされました。
私達の会は、セラピードッグの存在を世の中に広め
一人でも多くの方々にこの現状を知って頂き、啓蒙活動を続けることで
ドイツのようにヒトと動物が共生する社会作り、
「犬・猫の殺処分0」 を目指します。
※ マナーとして、記事・写真の無断転用は一切ご遠慮下さい ※
その仔どもたちもまた、殺処分を免れた仔たちであることに、心が震えました。
人も仔も共に共生していける社会。
心から願っています。
犬が欲しくて
保健所に電話したりしていますが
中々 犬と巡り会えません。
福島県にも愛護センターってあるのでしょうか?