グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

根深い米国の人種問題に思う(その2)

2017年08月15日 | 日記
昨日のこのブログでトランプ大統領は騒乱の元となった白人至上主義団体を「名指しで非難することはなかった」と記したがその後側近の助言を受け入れKKKを名指しして改めて非難したようである。
しかしコト既に遅し、・・・。
多くの財界人が大統領助言組織の委員を辞任したり政権から離反するなどの行動が相次いでいる。
最初から明確に名指しし非難していればこんなことにはならなかったろうに・・・。
それに白人至上主義者の行動がこれで鎮静化するかといえば答えはノーだろう。
残念ながら却って先鋭化するのがオチだ。
つまりトランプ大統領にとってダブルパンチになってしまった。
まさに初動を誤ると失うものは多い証しだ。
「一兎を追うもの二兎を得ず」・・・アレッ、こんな諺あったっけ?(笑)

根深い米国の人種問題に思う

2017年08月15日 | 日記
米国でまたしても人種問題に関わる衝突が発生し死傷者で生んでしまった。
それにしても抗議デモの中に突っ込んでいく暴走車の映像はショッキングだ。
8年半前にオバマ大統領が誕生した時には人種問題という米国の暗部に大きな光明を感じたものだが残念ながらこれは期待倒れに終わったようだ。
そしてこのたびのトランプ大統領の誕生で人種問題は以前にも増して拡大しつつあるようだ。
トランプ大統領は「アメリカ・ファースト」をスローガンにして選挙戦を制したがこの「アメリカ・ファースト」は実は「アメリカン・ファースト」「白人ファースト」なのだから人種問題の拡大は当然の帰結かもしれない。
今回の騒動についても大統領は白人至上主義団体を名指しして非難することはなかった。
残念ながらトランプ大統領が君臨する限り人種問題は燻り続けるのではないか。