江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

私の卒業作品?

2017年03月21日 | ミニチュア

おはようございます 

今日は夜明け前に目が覚めた時から雨が降っています

      

雨が降って気分がアップしない上に

昨日 張り切って作った 抹茶入りシフォンケーキ が大失敗して

湯煎しながらの泡立てもいい具合にできて 型に入れて

オーブンに入れてタイマーを回して 洗い物に取り掛かったら

牛乳、油、しょうゆ を湯煎にかけながらミックスしたのが残ってる~

急いでオーブンを開けたけど すでに今更混ぜられない状態に

 

湯煎したあと 他の材料とちょっと別のところに置いたばっかりに…

こんな単純なミスで失敗するなんて

おまけに焼き直したので上がちょっと焦げて

 

フワフワで甘さはちょうどいいんだけど

さて 自分で食べるか捨てちゃうか? どうしましょ

 

今日は他に写真もないので 私の古い作品をご覧くださいませ

 

江戸指物師だった先生について 江戸小物細工を習って13年

先生が「もう教える作品がなくなった」とのお言葉で 教室が終わりになって

 

上の写真の「旅籠」という作品が

先生に教えていただいた最後の作品になりました

 

荷車もちゃんと動きます

 

こちらはお食事処です

 

お食事処の内部です

 

腰板はすべて手作りでカンナで削って作った物を一枚ずつ張って

 

 

それぞれに違ったサイズの格子の窓を作って

 

「旅籠」の2階の部屋の戸もちゃんと開閉します

 

一階の内部です ちょうど1年かかって作った作品です

働き盛りで 子育ても真っ最中 大学の通信教育と 江戸小物細工と

もう一つ夢中になっていた趣味の山登りと

 

ほんの少しの時間も無駄にはしていなかった?

今思い返しても たいへんでしたけど 健康に恵まれていたからこそ できた

本当に充実した時を過ごしていました