栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

ようこそ! 『栄子ママの箏だより』にお越しいただきありがとうございます。

2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

御山獅子

2006-01-03 23:25:51 | お箏
今、行きたい所は何処ですか?と尋ねられたら‥
「今日は、伊勢神宮」と答えたと思います。
箏曲『御山獅子』作・菊岡検校:箏手付・八重崎検校
《歌詞》
神路山、昔に変わらぬ杉の枝。萱の御屋根に五色の玉も
光をてらす朝日山。
清き流れの五十鈴川、御裳濯川(みもすそがわ)の
干綱、宇治の里ぞと見渡せば、頃は弥生の賑しく、門に笹たて
鈴の音に、獅子の舞ぞとうたひつる。
山を越したる小田の橋、岩戸の前に神楽を奏し
二見の浦の朝景色、岩間に淀む藻塩草。
世義寺の夕景色、野辺の蛍や美女の遊びに、浮かれて汲むや
盃の、早や鳥羽口にもみぢ葉を、染めて楽しむ老い人の
朝熊山の眺めも勝る奥の院、晴れ渡りたる富士の白雪。
 
伊勢神宮の神域を中心に附近の名勝を
前唄は神路山の荘厳さから、春の賑やかな獅子舞など
後唄は秋の夕べから冬にかけての様子がよく唄われていると
思います。
お箏のCDをかけっぱなしで‥
(お正月らしくていいかな~と思ったものですから)
テレビは音消しで箱根駅伝をかけっぱなしにして応援しました。
(箱根駅伝には想い入れもあるものですから)
             
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